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本屋を旅する店の日々 2018.12.15土

店を間借り店主に任せて甲府に。『日本の小さな本屋さん』写真家の砺波周平さんの個展を観にevam eva yamanashiまで。バスと電車乗り継いで3時間くらいかな。案外近くて驚いた。

砺波さんと久しぶりに会えて嬉しい。「2巻が出したいね」などいろいろ話して写真集も購入。砺波さんの写真は本当に優しくて素敵なのよね。最寄り駅まで結構かかるのでタクシーを呼ぼうと思ったら奥様が車で送ってくれた。車内にいたサンタロウ(犬)に舐め倒されるなど。かわいいやつだ。

そのあとは行ってみたかったアメリカヤのmountain bookcaseへ。いつだか敷島。本の森で知り合った石垣純子さんが営む本屋である。一階はカフェレストラン、2階はDIYショップ、3階は細かく分かれてそのうちの一室がmountain bookcaseだ。東京にイベントに行ってきた直後ということもあって冊数は少なかったが見たことない本もあったし全然良かった。窓から見える富士山に見下ろされながら石垣さんとしばし話す。もう内容はあまり覚えていないけど楽しかったことだけ覚えている。レストランのカレーが美味しかった。

甲府に戻ってしばしブックショップトラベル。石垣さんも働いている春光堂書店が一見、文庫と雑誌しかなさそうな感じなのに入ってみたらカルチャー寄りの品揃えがバリバリで素晴らしかったり、ブックカフェのカピバラは営業時間的に行けなかったり。そうそう山梨県立図書館のクオリティが高かったことに驚いた。壁がほぼガラスで天井も吹き抜け。滞在型の図書館。開放感がすごくて居心地が良い。上の階にはしっかり地域資料もあったので結構良いところだと思うのよね。

石垣さんに教えてもらった図書館横のAKITO COFFEEに行ったら砺波さん個展のフライヤーが置いてあり話したらお知り合いということで驚くなど。狭いな世間は。ブレンドではないのは残念だったけど豆を買う。

そのあとはアンソロップの佐藤さんへのお土産に甲府ワインを買いに、これもまた石垣さんにお勧めいただいたD&DEPARTMENTへ。図書館のすぐ目の前にあるのヤバイと思うのよね。静かな店内。品揃えはいつも通りのD&Dなのだがワインセラーがあり結構な種類から選べる。が、解説がほぼないので選びようがなく、仕方ないからデザインが好きなのを買った。美味しかったのかなあれは。

帰りのバスまで時間があったので、夕飯を食べることにした。場所はD&D近くの蕎麦屋きり。鳥モツが美味いということで月見そばとお酒と一緒に頼んだ。美味しい。美味しいのだがいかんせん一人で食べるには多過ぎた。帰りのバスで気持ち悪くなってしまった。

無事帰宅し寝たのは1時くらいかな。


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