twitterということーーーモテキ(映画評)

 通算で4回くらいみている。何故か、長澤まさみが可愛い・・・!

 物語は、Twitterで大量に呟くもののフォロワー一桁くらいでモテない森山未來が主人公。ひょんな事から話の合うフォロワーさんと会うと、その人が長澤まさみ(ヒロイン)だったという。

 思春期特有の、恋愛関係なのか肉体関係なのか、心の動きが生々しく、コミカルに描かれていて、心を揺さぶられる。

 どうも、漫画原作なのだが作者がこの映画のために書き下ろしたらしい。

 僕は最後のシーンがとても好き。

 あの最後の長澤まさみの笑顔は救われるものがある。

 この映画の見所は、主人公がサブカル好きということもあって、そういったサブカルの歌がよく流れるところではないか。渋谷系がもっと会っても良かった気もするけれど、よく考えるとおそらくスタッフがその世代と思う。

 もう10年近く前の映画だけれども、おそらくその世代が今になって『カルテット』のような傑作を生んでいるのではないかと思われる。

 もう一つは、時間が経っているから、TwitterのアイコンやiPhone、iMacの画面の厚さなんかが今とは違っていて、微妙に時代を感じさせて良い。

 僕は、Twitterももう長いこと使っているけれども、今ほど繋がりがあるというわけではなく、今年になって真面目に使い始めるまでは、ある意味殺伐とした気持ちを投げられる空間でしかなかった。

 こうしてnoteやTwitterで感情や思索を書けるというのは、中々得がたい経験だし、これがこれからのスタンダードになっていくのだろう。
(さすがにサマーウォーズのようなアイコンの時代は来なさそう、かな)

 Twitterをしていると謙虚な人が多いので、どうしてもリアルでマウントを取りたがる連中が目立ってくる。

 リアルでは舐められやすいということもあるのだが、狭いコミュニティになりがちだし、上司部下といったような明確な主従関係に生きると、感覚がおかしくなってくるに違いない。

 しかし、自分がそれに慣れてはいけない。

 そこそこに距離を置きつつ、自分を自由に解放する、Twitterやnoteは大切なツールであるということを改めてこの映画で再認識した。

 いいなあ、長澤まさみ・・・笑

 (*^_^*)

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