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この宇宙の片隅に いろいろ考える前に、これ-day2/100日投稿シリーズ②-

新年ずっと格闘している本があります。

これ。


NPOミラツクの西村さんからおしえてもらったこの本。不思議な魅力と、なかなかに手強い難しさ。宇宙物理学の専門家が書いた本。

難しさと分厚さにめげながらも50章のうち1日2章、読み進めてます。英語版と行ったり来たりすると理解が深まる感じ^_^

難解さにウンウンいいながらたまにキラッとひかる気づきを喚起される言葉に励まされつつ読み進んでます。まだ3割も読めてないんですが、先に最後の第6部caring気にかけること、も読んでみたら、これがビンビンくる。

例えば、、、


・自分たちの命が有限であることに向き合うには勇気がいるし、自分たちの存在にたいした目的があるわけではないと認めるとなると、もっと勇気がいる
・私たちは最初から世界を気にするように、それを大事にするようにできている。
・私たちがすることを気にかけない宇宙と平和につきあい、私たちはともかくも気にかけるという事実を誇りにする必要がある。
・宇宙は私たちのことを気にかけていないが、私たちは宇宙のことを気にかける。私たちの特別なところはそこであって、非物質的な魂や宇宙的な大計画にある特別な目的ではない。何十億年もの進化は、世界について考え、頭の中にそれについての絵を形成し、それを検証することができる生物を生み出した。
・私たちは世界やその物理的な流れや自分のまわりの人間や他の生物に関心を抱く。宇宙的な意味で「大事なこと」があるとすれば、私たちの内側の、その気にかける気持ちこそが、大事と言えることの源だ。

などなど。

日々の生活や新規事業や同窓会の幹事やバスケコーチなどしてると、こうすべきだったんじゃないか、ああすべきだったんじゃないか、もっとこうしたらいいんじゃないか、そもそもこれ、やる意味があるのかしら、などなどと、いろいろ考えるのですが、、、

でも、物理の専門家が、理路整然と論を進めてきた先に

「宇宙はわたしたちのことを気にかけていない」

と言われると、なんだか、ストンと、なんだそうか、そうだよな、と。

悲しいというより、すがすがしいくらいの腑に落ちる感じ。

そんな存在として、人間である自分がどうあるのか、どうありたいのか。

なんだそうか、いろいろ考える前に、知っておいた方がいいことが、宇宙目線ではあるなあ、知っておけば気が楽になることがなんだか自然主義の観点からはありそうだなあ。なんて。

読破できるか自信はないけど、続けます^_^

そして探求はつづく。

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朝焼けも夕焼けも、宇宙的な事実。そこに意味や美しさや思い出を付与するのは、宇宙からは気にかけてもらってない「人間」そのものの独自な付加価値であり、1人上手^_^ 我々はある意味で永遠の片思いを、誇りとやりがいを持って生きる存在でいいのかもしれないですねえ。

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