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【代官山リトリート②】マインドフルネスって何だろう?

冒頭の桜は、代官山で今年の春に見つけた可愛い一輪咲きの桜です。代官山は田舎者の自分が思っていたよりも緑が豊富で、多世代全ての住民やお仕事で昼間過ごしているみなさん、オシャレでいらっしゃる^^。

オシャレとはいっても、多世代なので、裏道に比較的シニア向けの落ち着いたお店があったり、お蕎麦屋さんが結構あったり、、、、歴史を感じさせる街であり、地域ですねー。

これまで縁の薄かった、「そういう雰囲気」の中で日頃過ごしていると、異空間に来たような、こそばゆいような、嬉しいような、慣れないような、落ち着かないような、でも魅力ある空間にワクワクするような、そんな感覚が少しずつ日常になってきています。

(これまた代官山の片隅で見つけたお花。お花、大好きです。「お花は誰も傷つけないんです」とは、友人のたろちゃんの名言。「たろちゃんのお花」についても、また近日中に書きたいな、と思ってます)


マインドフルネスって何でしょうか?

自分がこの言葉に本当の意味で出会ったのは、5年前くらいです。昨日も書いたように、子育ての場面で妙に子どもに威圧的になってしまったり、子どものわがままを普通に受け止めたり受け流したりできず、怒りの表現で育児に向き合う場面を自覚した時でした(子育てがっつりやりたい男子)。

その背景には、仕事やキャリアにおける現実と理想のギャップや、自分の中の勝手なコンプレックスとの向き合い方、人間関係や集団になった時の人間の難しさ、自分の中の破滅願望(自殺願望)などなど、人にはあまり言えないドロドロしたものがきっとありました。

単なる中年の危機なのか、それともそういう性格なだけなのか、とにかくなにかヒントを探していた時でした。自分自身の心と向き合えれば、他者とも向き合えるのではないか?組織や集団となった「にんげん」とも向き合えるのではないか、そんなことを漠然と感じてた気もします。

(春に、京都のお寺さんのお茶室で出会った掛け軸。貝合わせの絵をひな祭りのタイミングで見せていただきました。男性性と女性性の融和・融合は今年のテーマの一つ。歴史と美に触れる瞬間は喜びの瞬間です。ご縁に感謝)


そんなタイミングで、ティクナットハンという人の語る言葉に出会いました。ティクナットハンさんは、インドネシアのバリ島で出逢ったマインドフルネスの指導者で人生の冒険者、自分がいたリクルートの先輩でもある清水ハン英治さんから教えていただいて名前だけは知っていたのですが、まだピンと来ていませんでした。

彼には「怒り」という著作があります。その中でTVドキュメンタリーのサブタイトルにもなっている「怒りの炎を抱きしめる」という表現に出会いました。「抱きしめる?」・・・怒りという言葉の持つ風合いと異なるその表現に惹かれました。この表現は、当時から探求する「組織開発」の世界でも大切な表現になって行きます。

彼の生き方、ベトナム戦争における非暴力不服従の戦い、キング牧師との出会い、国を追われフランスへと進む人生の旅路、そして彼の笑顔。惹き込まれるその笑顔の秘訣はなんなのか? 繰り返し彼の言葉を味わい、マインドフルネスとは何か、なぜ大切だと彼は説くのか、自分の怒りの持って行きどころはどこか、、、考えました。

あなたにとってのマインドフルネスとはどういう位置付けの、どういう意味合いの言葉でしょうか?気づきとは何でしょうか?それがなぜ大事だと人はいうのでしょうか?幸福とどうつながっているのでしょうか?どんな得、どんなメリットがあるのでしょうか?忙しい人には不要でしょうか?幸せな人には不要でしょうか?充実している人はいらないものでしょうか。。。


タイトルに書いた7月に企画している「代官山リトリート」では、ご縁のある方と一緒に、体と心、両方からの「気づき」、「内なる声」に丁寧に耳を傾ける時間、マインドフルネスを探求する時間を創りたいと考えた三人のそれぞれの道の探求者が集まり、場を作ります。

7月の日曜日の午前10時〜13時の3時間を3回(7/1, 15, 29)セットで受講いただくスタイルです。1回だけでは日常の習慣にするのが難しいと感じた三人で話し合い、3回、というアイデアが出てきました。

日常の喧噪や、情報量過多な仕事や役割、自分自身を裁いてしまう心の声、などなどから一旦離れて、外にばかり向かう落ち着かない自分、の内側へ、気持ちやカラダに優しく向き合う時間。そんな時間を自分自身も、より多く、濃密に日常の中に持ちたいと思っています。

(お申し込みはこちら↓)

【代官山リトリート】
体と心のマインドフルネスヨガ&ダイアローグ

(蓮(はす)の花はマインドフルネスの象徴の一つ。泥(ドロドロしたもの、汚いもの、見たくないもの)から生まれて、美しいものを生み出します。自宅で咲いた可愛い蓮のお花)


「三人」とは、インド・ヨガの探求者(みっちゃん)個人の幸せとマインドフルネスセラピーの探求者(べっぷみお)ダイアローグ(対話)と出会いの探求者(じぶん)、です。

探求を始めたい、始めたばかり、または始める前にいる、または探求の結果、わからなくなった、、、、大きな出来事があり混乱している、、、とにかく疲れた、、、、男だからヨガなんて恥ずかしいよ(インドではヨガは男性指導者の方が多い、男性にこそ必要なものだそうですよ)、、、、

どのようなステージやニーズの方にも、水先案内人として、伴走者として、そこにありたいと思います。年齢も性別も家庭や職場でのポジションも関係なく、「全ての人に居場所がある」そんな場作りがしたいです。

どんな時間になるのか、自分たちがワクワクしています^^。

ご縁のある方々との出会いを、楽しみにしております。


(5月に訪れた石巻の震災被害地にあるLONG BEACH HOUSE、震災のこと、石巻のことを学びつつ、地元の美味しい海の幸や仙台・石巻の元気な皆さんと出会えるお店でありゲストハウスです。スタッフの皆さんも優しい。石巻に行かれる方は、ぜひ^^!LONG BEACH HOUSEの設立背景など詳しいことはこちら

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