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最近の学び雑感:専門性の間をつなぐもの

このところの学び・気づきを備忘録的に。

この1、2週間ほど様々な場で色々なことを考える機会に恵まれているので横断的に書いてみたいなあと。話がずれていきそうなのでシェアリングエコノミーの探求とは別にしてみます。

シェアリングエコノミー以外の最近の印象的な学びの場&キーになる学びとしては、ざっと以下のような感じ。

・【ホラクラシー経営】ダイアモンドメディア武井さんの講演&Tipsさんのワークショップ

Key learning:お会いするたび、お話伺うたびに進化している進化型経営者武井さんとその仲間たちが9年にわたって探求し整えてきた「ホラクラシー経営」の本質は、「人は置かれた状況に最適化する」という前提の元での「情報の透明化とプロセスの共有」「労働と経営の一体化」結果としての「自由でクリエイティブな文化と効率の良さ(そしておそらく、人材育成効果の高さ:べっぷの仮説)=高付加価値でオリジナリティーの高いオンリーワン事業の創出集団」。生命体が本来持つ性質や仕組みと「人間組織」という存在をつないでいく&整えていく取り組みなのだなあと理解。武井さんもいつかここでご紹介したいイケメン「風雲児」社長さんです。


・【Health2.0イベント

Key learning:オランダ発訪問看護ビョートゾルフの衝撃(ホラクラシー経営とのシンクロぶり):ナース5人ではじめて創業10年でナース1万人、介護5千人、バックオフィス50人で、売り上げ3億5千万ユーロ超(約426億円超)の事業に。日本始め、アジア全土に進出(フランチャイズやライセンスビジネス)。その本質&KFSは患者家族中心主義と、地域包括性&12人単位のナースチームに全ての裁量を任せるホラクラシー&アメーバ経営×ITインフラエクセレンス。ナースが「全ての要素をつなげていく存在」として生き生きしている様子が伝わってきました。


・【Haptic Design Camp】(勝手にワークショップお師匠的に尊敬している)タキザワケイタさんから教えて貰ったイベント。触覚含めた身体感覚の世界とデザインとの融合を探求するワークショップ。すんごい面白かった&すばらしい方々とのありがたいご縁をいただきました。

Key learning:デザイナー、クリエイターサイドの「専門性」の壁がそれ以外のセクターからは確かにあり、(かなり場違いな)医療健康介護系&ビジネスサイドの自分がこのようなワークショップに紛れ込むと「弱い紐帯」としての価値が発揮できそう。テクタイルツールキットを活用したrapid prototypingは楽しい。介護業界や看護業界向けの商品開発やサービス開発にかなり活用できそう。ファッションや建築との「身体性・触れる」という観点からの医療健康介護セクターとの「つながり」を感じた1日でした。


・【IHL グループワーク】NPO Institute for Healthcare Leadershipで学んでいるのですが(8期生)、1年通して行うプロジェクトメンバーとの打ち合わせ。僕らのテーマは「定年後の幸せな人生」(健康寿命の改善)です。

Key learning:メンバーとのディスカッション後、電車に揺られながら「医療健康介護系の課題は、大切なインフラセクターだが、社会課題のごく一部に過ぎない。ヘルスケア視点にとらわれすぎると発想が縮こまる」ということに気づいた。医療サイドの専門家集団だからこそ、逆の非専門家目線で社会課題をみないと間違いそう。どう両者をつなげるか、まずは自分たち自身が自覚的に発想する必要があるなあ。例えば、自分が関わっている「イケ事務」モデルの水平展開を、定年世代前の50代男性諸氏(やんちゃで新しいこと好きな層)に提供するのはニーズがありそう^^。「わくわくする60代を迎えるために役立つ情報・アイデア・人との(楽しく自然な・無理してない・居心地のいい)出会いの場の創出とそこを通じての勇気付けプロセスのデザイン」ってな感じで仮説立てしたい。


なんかバラバラなんですが、僕の中ではどっかつながってるんですよね。

整理しつつ、少しずつ形に見えるように言語化・実体化しつつ統合していきたいです。もう一歩な感じです。

ご近所:横浜市港北区、の紅葉。あらかた落ちた後のまばらな紅葉も好きです。




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