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“分かち合う”ことの大切さと難しさ【訪問看護ステーション開設81日目】

訪問看護やってると、改めて「情報共有」という営みの大切さを思い知ります。


自分はこれまでの人生のうち、10年近くを卒論・修士論文・博士論文と「医療情報学」という領域の研究室に所属して医療健康情報のコミュニケーション(分かち合い?)について学んでいました。アメリカまで探求に行ったくらい^^;


そんなに色々学んで探求したのに、「情報共有がうまくいかない」事態にここ(訪問看護)でも日々直面しています。


事業所内でも、退院元の病院とも、大切な事業上のパートナーであるケアマネージャーさんとも、訪問診療のDrやスタッフさんとも、ご家族、ご本人とも。


もちろん、円滑に行くことの方が多いし、信頼し合える人や事業所が多いし、在宅ケアの仕組みがよくできている部分もあるので、そんなにしょっちゅう、でもないのだけども。。。でも、「えええ!!??」ということがやっぱり起こるわけですね。


分かち合う(情報共有と、持っている「体験」や「物語」の共有)、って難しい


を、改めて感じています。


伝え合う努力をしても、伝わらず、理解してもらえず、悲しい思いをするのは大抵が情報弱者の方で、、、でもその存在が情報弱者になっている構造や理由もあって、、、どちらが悪い、という議論だけでも解決しなくて、どちらも悪いし、どちらも悪くない、きっと。


そんなことがよく起こっています。


そんな「分かち合い」の難しさのループから、どのように脱出するか、脱出が難しければ、どこに光を当てて、どこにお互いに笑って(安心して)過ごせる場所があるか、探りあって、探しあっていくしかない。


訪問看護って、そんな営みなのかなあ、とキャリア81日目の新米訪問看護師は思うのでした^^。



そして探求はつづく。

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81日目にしてまだこの凛とした美しさを保っている胡蝶蘭の脅威の長命ぶりに驚嘆しています^^!贈ってくれた皆さん、改めてありがとうございました🙇‍♂️

冬越しにチャレンジします!

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しんどい時に、このお花のパワーに、ずいぶん助けられました^^。感謝。





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