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人生は巡礼の路か〜El Camino de Santiago(サンティアゴの道)について知り巡礼の旅と人生の本質のシンクロについて考えた【人生の本質についてデザインする講座/受講生募集】関連投稿その8

つい最近、NHKBSでやっていたこの番組を録画して見た。講座の中身や設計のディテールについて考えているタイミングに放送がシンクロしていた(以下の日程で小分けにして再放送あるみたいなのでご興味ある方は是非)。こういうの、必然だなあと感じます。

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聖なる巡礼路を行く 〜カミーノ・デ・サンティアゴ1500キロ〜 NHK/BS 6/13-18, 7/6, 10, 13, 17

Caminoについては、15年ほど前にLAで霊能者の方の前世療法を受けたときのビジョンに出てきて(!)さらにスペイン語の勉強を始めたこの1、2年気になっていた存在です。60歳までに必ず歩く、とこの番組を見て決めました。行きたい人、一緒に行きましょう^^。

必要な人に見ていただきたいので、宣伝?(NHKの人じゃないけど)かねて、印象に残っている登場人物たちのことばをいくつかご紹介

多くの巡礼者は自分が歩いている本当の理由を知らないのです。歩きながらそれを見つけるんです。(それがあなたの結論?)ええ。神の意思、神の導きによって。あなたが必要としているものが与えられるんです。あなたは自分が何者か知り、なぜ巡礼路に導かれたか分かるでしょう。(caminoを10回経験した人のことば)
(なぜ巡礼に?)自由になるためだよ。自分が自由になるためさ。(何から自由になりたいのですか?)全てだよ。(人生からね)そう人生からね。仕事の忙しさからもね。
(2度目の巡礼に対して:もう一度歩こうと思ったのはなぜ?)幸せな気持ちになれたんです。物質的な世界じゃなくて。ここに来ると人生は一瞬一瞬を楽しむものだと気付かされるんです。今を生きることが一番大切だとね。日常では難しいことですもの。
ここでやることは一つ。「歩くこと」だけなんだ。他には何も心配しなくていい。ただ自分の体を次の村に運んでいくだけだ。そうしているうちに神の大きさを実感するんだ。私たちを創造した偉大な神を。
人生の全てを看護にささげてきたの。ここ数年は上級看護師(Nurse practitioner)として働いていたわ。責任もあるしストレスのたまるハードな仕事だったわ。ついに心を落ち着かせる時間がやってきたわ。自由って最高!世界中の人との出会いを楽しんでいるの。心を開いて出会う人と向き合えば、きっと神がいい方向に導いてくれると思うの。(もと看護師64歳女性)
僕は働きすぎだったので、ゆっくりするために来ました。でも歩き始めるとゆっくり立ち止まることができないんです。できるだけ速く、遠くまで歩こうとしてしまう。毎日、仕事しているのと同じです。ゆっくりしたいんです。仲間もできないから。(そう急がないで 出会いがいちばん大切よ)毎晩、旅を共有する人がいないんです。(中略)頑張らないとダメな気がするんです。競争の多い仕事でしたから。誰かに抜かれると「負けた 悪いことだ」って思ってしまうんです。(わかるよ 人に抜かれるのってなんか嫌だよね)(宿で休憩中の四人での会話)
(上記を受けて)きっと完璧主義なのね。(そうだと思います)わたしも昔そうだったわ。(どうやって克服したんですか?)時がたてば少しずつ力を抜けるようになるわ。この歳になって分かるようになったの。自分にとって意味のあることはそれほど多くないって(前出の64歳もと看護師の女性)
わたしの家族はずっと巡礼者を迎え入れてきました。巡礼者をもてなすことはキリストをもてなすことと同じである。そう考え、私たちは宿を提供してきました。(かつて宿が火事になった時に巡礼者がボランティアで再建してくれたことを受けて)巡礼者のための行為はすべて自分に返ってきます。出会った人にしたことがすべて自分に蓄積されていくんです。巡礼とは価値観やエネルギーを交換し合う行為なのだと思います。(79歳男性 巡礼者の宿のオーナー)
これを飲めば我々の魂に巣食う悪魔から自由になれるのだ 魔女よ 悪魔よ 魂を縛る呪いよ すべて消え去れ(前出の79歳男性が巡礼者に振る舞うお酒を使った儀式の口上の一節)
巡礼で出会った人たちは 地元の友人とは全く違う視点をくれたよ 今まで誰にも言えなかったことを 話すことができたんだ 胸の内を初めて外に出せたよ 魂の重荷を外に出して みんなに少しずつ背負ってもらった感じだね。(心の悩みを抱えて参加した48歳男性もと警察官)


自分が【人生の本質をデザインする講座/対話セッション】を通して受講生の皆さんにお伝えしたいことや一緒に探求/体験したいことのエッセンス/本質のほぼ全てが、これらの人々の言葉や気づきに表現されてる気がしています(講座いらんやん!)^^;
番組途中で感極まって何度も泣いてしまいました。

特に宿のオーナーさんのあり方には、講座の運営主体者/ファシリテーターとして多くを学ばせてもらった気持ちでいます。講座の内容にもヒントがたくさんありました。時間をかけて歩く、という行為、身体性をともなった学びをオンライン講座でどう作るかもチャレンジですね^^。

それぞれの人生、それぞれの「苦闘とのたうちまわり」、それぞれの才能とそれぞれの自由。それぞれが引き寄せられ、caminoを歩く。ただ歩く。

彼らには宗教があります。信仰心はあるけど宗教を日常の行動原理まで強く持っていない自分としては、「じゃあ僕らには何があるのか?」なんて考えちゃいますね。

きっとすでにあるものを思い出すか、自分で作るしかないんでしょうねえ。。。そのために自分はこの講座を皆さんと一緒に作りたいのだと思います。


特に印象的だったのは


自由


について語られる場面が多いこと。

巡礼の道を1500キロとか、700キロとか歩くことで、人は自由について体感していくのかもしれません。

我々も【人生の本質をデザインする講座/対話セッション】を通して、体感していきたいと思っています。

そんな講座のディテールはこちら。1期生の受講生を募集中です。いったんの締め切りまであと2日^^。気になった方はお気軽にご連絡ください。

そして探求はつづく

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Caminoのラストを構成する「魂の道」。1500キロの道のりは、宗教の道、肉体の道、魂の道と3部構成らしいです。あなたのプロセスはどんな構成でしょうか。どんなみちづれと出会うのでしょうか。




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