ライブハウスと海外アーティスト

海外アーティストとは
外タレ、異国からツアーをしにくるバンド/やソロアーティスト。
個人でブッキングしたり、エージェントが間に入ったりと様々な
パターンがある。ギャラ含めた条件面も様々。
最近ではアジア圏内のバンドも多く日本にツアーに来るし
日本のバンドも多く海外でライブをするようになってきている。
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アウトブレイクも多いときで海外からのバンドが一ヶ月で
2~4組とかやってきます。アメリカは勿論、台湾・中国
スウェーデンにドイツ、スイスと様々です。
きっかけは大きく分けて4パターン。

①オーナーの紹介
アウトブレイクのオーナーは元々海外に住んで色々と
お仕事をしていた人(詳しくはまったくの謎)なので
「コイツをブッキングせいや、あと都内3箇所決めて来い」
と指令が下ります。音源やバイオを確認してブッキングします。

②会社を通しての紹介
海外のアーティストに日本ツアーを斡旋する会社ってのが
世の中には幾つかあるのですね。その会社の担当さんから
連絡が来て資料を貰い、日程が合えばブッキングスタートします。
同種で他のライブハウスから紹介されるというパターンもありますな。

③自力で来る
店のアドレスやFacebookを使ってバンド自ら売り込んできます。
基本英語の文章まんまなので要解読ですが皆その辺は理解して
単純明快な文章で来るので助かる。

④前回も来てる
これが一番シンプルで解りやすいですね。
「また行くわ!いつ空いてる?」
「OK!ここでいいっしょ!待ってるわ!」
で簡潔します。トラブルも一番少ない。

って感じですね。海外アーティストを迎えるにはメリットと
デメリットがあります。まずはメリットとしては
その日のブッキングが華やかになりますよね。
海外バンドとやる!って事自体は決して珍しい時代じゃないですが
やっぱりワクワクするじゃないですか。
それにツアーに来る!っていうバンドですから実力あって当たり前。
さらに大体親日家が多いのでライブ中も盛り上がってくれる訳です。
ブッキングする側としたらプラスな点は多々あります。

しかし、当然デメリットというか不安点が多々あります。

①実際にちゃんと来るのか
特に初回のバンド、しかもパターン③の自力で来るヤツは
結構心配です。実際に当日になって現れないという事案が
幾つも起こってたりするんですよね。
大抵、意思疎通がうまくいってないとか異国の音楽バカ同士ですから
予想できないトラブルって結構多いのです。

②売り上げ、全然ない。
まぁ当たり前ですけど、動員は見込めません。
その枠分の動員を失うので店としてはちょっと痛手だったりします。
しかも出演順にも気を使わなくてはいけないので
タイムテーブル組も慎重に行わなくてはいけません。

③ライブハウスの常識通じない
当然異国では「ライブハウス事情」が大きく違います。
良くあるのが会場入りして音の大きさにビビるですね。
「こんな大きな音でライブしてるのか!クレイジー!!」
と言っておもむろに耳栓はめたりしますからね。
故に防音扉閉めないとか、楽屋占拠するとか、色々と
こちらの常識が通じない場合があります。

意外とデメリット多いですね(笑
でもやっぱりメリット面が魅力的です。お金で全然買えないもんね。
それにぶっちゃけギャラも出ないのに日本のライブハウスに来たい!
って気持ちが嬉しいじゃないですか。
だからアウトブレイクでは基本的には連絡もらったバンドさんは
殆ど全てを受け入れるようにしています。

ただ、その際に注意事項というか予防線を張るのですね。

内容は簡単で「連絡はマメにとる。」ってだけです。

こんなバンドが一緒にやる事にきまったよ~とか
アーティスト写真よこせよ~とか。
チラシ作っといたよ~とか。セット図頂戴とか。

そういった事をブッキングスタートする前に何度か
やりとりするのが重要です。
何故か不思議な事にこういうやりとりをこまめにやっておくと
全然問題起こらないのですよね。四谷に限ってかもしれないけど。。

しかもそうしておくと、当日凄い楽しんでくれる訳ですよ。
対バンの人に「お前らのYoutubeを見てきたんだ!楽しみだぜ!」とか
喋ってたりとか、もうね相手のリハみてるだけで踊りだしたりとか(笑

そうすると当然、彼等のライブのときも共演者は
盛り上がってくれて1日が非常にハッピーになるのですね。
あ、やっぱりメリットだらけじゃないか!!!!!

アウトブレイクには毎年ほぼ必ず来る海外のバンドがいます。
来る度に友達とお客さんを増やして帰っていって
今では普通に10人とか余裕で動員しますからね。
さらには気に入ったバンドを自国でツアーに呼んだりと
広がりは無限大のような気がしています。

皆さん、もし好きなバンドを見に行って海外からの
バンドが出ていたら是非ちょこっとでもライブ見て
楽しんでもらえらと思います!!

あと、海外ツアーバンドにどうしようもない日本語を
教えるのが各ライブハウスの常識みたいになってて
ツアー後半の海外バンドほどヘンテコな日本語を
話すのが可愛らしくて面白いです。

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佐藤"boone"学

四谷アウトブレイク店長が語るライブハウス

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