ライブハウスとCDショップ

CDショップとは
タワレコ/ユニオン/HMVとかCDやレコードを
扱うお店。そんなん言われなくても解りますね、すいません。
最近ではCDRでも扱う店舗が増えたりインストアイベント用の
スペースがあったりと少しづつ生き残りをかけた戦略を
各店が推し進めている
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いきなり厳しい話になりますが、昔ほどバンドが
CD屋さんに自分達の音源を並べたい!!と思うバンドが
少なくなっているように感じます。(あくまでライブハウス界隈)
理由としては大きく3つ。

・プレスしなきゃいけない
純粋に経費が段違いです。プレス代金安くなったとはいえ
頑張っても300枚6万円前後ですからね。
CDRだったら100枚でも半額以下ですみます。
そもそも300枚売り切れるバンドも少ないので
じゃ~CDRでいいじゃんって発想。うなずけます。
ただ最近はCDRでも取り扱う店舗が増えてきました。
なんと渋谷タワレコでもCDR発売が出来る様になりました。
その第一弾、428 VS 428 担当させてもらってます(自慢

・時間かかる
CD屋さんに並べようとするとレコーディングを
終えてから登録や営業とかを準備するので3~4ヶ月は
かかるんですわ。その間が待てないという理由。
録音したものは来週にでも売って早く次の出します!
みたいなノリのバンドにはやっぱり向いてないんですよね。

・やり方全然わからねぇ
実はこれが一番多いかも。未だにこの情報化社会において
「全然わかりましぇーん」って人多過ぎ。
調べたらどうにでもなるし、ライブハウスならドコでも
相談すれば教えてくれるので活用しましょう。
ただ、渾身に説明すると意外と色々手間なので
やっぱCDRでライブ販売しますわ・・・というケースも多々。

そうなんですよね。やるからには結果も残したいし
自分のレーベルから出して大コケしたら次回のリリースにも
影響有るし慎重にならざるをえません。俺もバンドも。
ただ、良い面もある事を忘れちゃいけない。

それは「知らない人の目にとまる」でございます。

「今の時代に視聴機入っててもわざわざ聞きません!」
「ジャケ買いなんてしません!お勧めコメントで買いません!」
とか野暮な事はいいなさるな。僕が言っているのは
もちろん販売店で知らない人の目にとまるって事じゃなくて
関係者が音源なりMVを売るためにチェックするって事です。

リリースするという事は流通業者からCD屋さんまで
そこに関わる様々な人達が「どうしたら売れるか?」を
大前提に聞いたり見たりするわけです。
当然、クオリティーが良くないとその枠にすら引っかからず
なんとなく登録しておしまいってパターンもありますけど。。

担当さんが言う訳ですよ。
「あ!この感じ、あそこのヴィレッジヴァンガードなら
売れそうな気がします、売り込んできますわ!!」
「お!同じ発売に****ってバンドがいて、その客が
好きそうだから横に一緒に置いてもらいますわ!!」
「ぬぬ!これはインストアイベントとかしたら
キャッチーだし食いつきいいんじゃね?」
とかさ。色んなアイデアを出してくれるんですよ。

これはCDRでライブ会場の物販では絶対に
不可能な広がりな訳です。これが一番のメリットかなと。
ただし担当さんにそう思わせる力がないといけない訳で
やはり用意周到な準備と素晴らしい音源が必須なんですな。

ゆえに僕が色んな相談を受けてバンドと話すのは

・時間も予算もかけて気合のアルバム作るなら
頑張って全国流通してみよう!

・今はまだ早いから100枚さくっと売り切って
新曲作りの費用にでもあてなさい。

なんですよね。この全国流通をするかしないかって
選択肢を間違えると超面倒な事になるので注意が必要です。
不十分な仕込みで全国流通してコケると
それがそのバンドの販売実績として残る訳ですよ。
そうすると次回作に悪影響を出すんですな。

「あ~前作、10枚入れてやったのに
全然売れてないやんけー!今回は発注ナシ!」

みたいな鬼の一言をバイヤーさんから貰ったりするんですよね。。。
だから判断は間違えてはいけない、注意するように。

で、話をCD屋にもどしましょう。
随分昔からCD屋さんとライブハウスの付き合いっていうのは
細々と続いていたのです。地方だと特にそう。
地元バンドの特設コーナーがあり、そこには必ず
地域のライブハウスがプッシュしてるバンドが鎮座してる。
そういうの昔ながらに憧れてましてね。。

じゃ~今の東京はどうだろう?というと
実はそんなに強く繋がりがある訳じゃないんです。
理由は簡単、売れないからですね(涙)
売れない商品を置いておくより、売れてる商品を
ドカーン!と出したいのはどこの店も同じ。
ましてや売り場面積は限られ、毎週アホほどの
新作がメジャーから降りてくる訳ですから。

故にどうしてもCD屋とライブハウスが
タッグを組むのは難しかったりするんですよね。

さ、お気づきの皆さんも多いかと思いますが
ここで自慢タイムですよ!!!!!!!!!
四谷アウトブレイクはタッグを組んでしまっているのです。
新宿タワーレコドードとな!!!!!!!

これは3ヶ月に1回位のペースでやってる企画で
新宿区近辺のライブハウス10店舗で
オススメバンドのCDを特設コーナーで
販売するという企画。
詳しくは「地下室からの挑戦状」を見てね。

この企画も涙ぐむ努力の結晶なんですわ。。。
その辺の話になるとCD屋さんの他に
ディストリビューターという間に入ってくれる
卸業者/流通業者さんの話をしないといけません。

これはまたの機会にしようかな。
ライブハウスはアウトプットとしてもっと
CD屋ってのも視野にいれて、バンドに合った
展開を一緒に考えなきゃダメだよな!!!!
という所でまとめようと思います。

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佐藤"boone"学

四谷アウトブレイク店長が語るライブハウス

ライブハウスについて語ってる事だけまとまってます。
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