ライブハウスとレコーディング

レコーディングとは
その名のとおり録音作業、通常はレコーディングスタジオと呼ばれる
専門施設で作業される。ボーカル以外を一緒に録るスタイルや
ドラムだけを録音し、その後様々な楽器を重ねていく方法など様々。
最近では機材も安価になりレコーディングスタジオを使わずに
自分達だけで行うバンドも多い。
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もう4~5年になりますかね、深夜のアウトブレイクで
色んなバンドとレコーディングするようになったのは。
僕が思うライブハウスのレコーディングって
いわゆるレコーディングとはちょっと違う考えです。

そんなんね、レコーディングしたいなら
レコーディングスタジオに行けばいいのです。
最高の機材にエンジニアが居て確かなクオリティーが
保障されます。時間も金もかかるけど仕方ない。

だからこそ、レコーディングスタジオに着いたなら
一切の無駄なく録音作業を効率的に進めなくてはいけません。
エンジニアさんとの意思疎通も含めてバンドの思いを
正確に伝えながら作業しなくてはならない。
まぁ当然ですよね。赤の他人な訳ですから。

しかしですね、バンドってばそれが苦手なんですよ!!!(笑)
レコーディングを効率よく作業するって普段の練習や
ライブ感ではどうにもできない未知の領域なので
みんなレコーディングスタジオに行くと迷い、困り
準備不足で撃沈していきます。
したがって音質が良かろうが悪かろうが、やりきれなかったという
思いだけが残ってしまう。
こうなると本人に売るぞー!って気合が入らないので
結果売れないし、バンドがギグシャクして解散・・・なんて
バンドあるあるだったりするんです。

だったらその1歩手前の作業を一緒にやろうぜ!
と始めたのが深夜レコーディング。
もちろん僕もエンジニアの経験なんてないので
機材を1から買い集めたり、試行錯誤しながらの作業でした。
だからかな、バンドがこうやったらスムーズにいくじゃん!
みたいな方法論みたいなのが出来上がってきたんです。

例えばですけどね、録音する時に歌詞カードあると便利ですよね。
曲の構成表とかあると便利。最初にこういう風にしたい!って
音源持ってきてくれたらイメージしやすいし。

バンドもそうなんですよ。レコーディング用の練習ってのが
必要なんだ!!ってその時に気づく訳です。
「あ、ここドラムとベースあってない・・・」とか
「ここ、お互い違うコード弾いてるじゃん・・・」とか
その場で見つかったりしますからね(笑

これがレコーディングスタジオだと致命傷、終了ですが
深夜レコーディングならギリギリセーフ。
修正していけばいいだけの話ですから。

そんな感じでしばらくやってくると
練習と思ってたレコーディングが段々配布用のCDRになったり
実際にアルバムとしてリリースしたりという機会も増えました。
恐れ多い反面、こっちもやる気になりますよね。

沢山のバンドとやらせてもらって、こうやったら
うまくいくな=みたいな経験も少しづつ積めました。
それでもやっぱりレコーディングスタジオとの
距離は開くばかり、悔しいけどね。

だからといって、その意気まで達する為には
時間と金がかかりすぎる。ただでさえ普段の仕事を
圧迫しているのにこれ以上はちょっと厳しい。
だから僕のレコーディングは「そこそこ」で
いいのかな、と最近思っています。

ここから先はプロにパスするのがベスト。
ただ、その練習用としてはこのレコーディングが
最強じゃないかな~と自信も少しあったりして。

あとは凄く重要なのはそうやって一緒に作業すると
バンドさんがレコ発企画とかアウトブレイクで
開催してくれるってのがありますね。
これは一緒に作った感があってこちらの
モチベーションも非常に高まります。
営業的にも勿論グッドであるのは言わずとも。

ライブ出てもらっておしまい。ってのは
一番つまらないというか飽きちゃうんですよね。
アウトプットなんぞ多ければ多いほどいいじゃないですか。

ライブハウスなんてマイクも機材もあるんだから
みんなでそうやってバンドと一緒にやったらいいのですよ。
やらない理由が1つもなくない??
よく、毎日そんなん出来るよね?って言われるけど
いつもなんでやれないの?とコッソリ思っています。

じゃ、録音したらリリースどうするって話はまた今度。



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佐藤"boone"学

東京四谷のライブハウスOutbreak!店長です。特技は床寝です。

四谷アウトブレイク店長が語るライブハウス

ライブハウスについて語ってる事だけまとまってます。

コメント1件

私もライブハウスお借りして、レコーディングした事ありますが、この目線の書き方好きです!フォローさせていただきます(*´ω`*)
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