ライブハウス店員の離職

ライブハウス店員の離職の話を聞くたびに
それがバイトだろうが正社員だろうが
胸がざわざわする。

きっとそれは
マジか!ふざけんなよ!!

マジか!羨ましい・・・
の2つが波打ってザワザワするんだと思う。

いつまでもやれる仕事じゃない。
僕はずっとそう思ってきたし、言ってきた。
だからブッキングだろうが受付、BAR、音響、照明と
関係なく辞めたいと言ったスタッフ達には
新たな次の世界へ快く送り出してきたつもり。
そこには勿論「ふざけんな」と「羨ましい」も
心の中にあるんだけどさ。

そもそも生活が成り立つまでにライブハウスで
稼ぐというのは難しいんです。
実家暮らしだったり、共同生活者がいたり
他にバイト掛け持ちしてたり。
みんな色んな所でやりくりしてこの場所にいます。
まぁ、他の仕事も殆どそうだと思うんですけど。

ただやっぱり、楽しいっていう部分と
バンドマン店員にとっては色々とプラスになる事もあるし
キツイ日もあれば楽な日もあるし、色んなバランスで
みんなギリギリフラフラ、それでも笑顔でやってる。

自分で選んだ事だし、仕事だし、褒める必要はないけど
やっぱり店長としては誇らしく頼もしい。

まだライブハウスを辞めてない僕が
なにを言ってもアレなのは解ってるんだけど
離れていく人たちは多分生活の変化とか
人生の岐路とか色んな事を考えて選んだ訳で。
その時に「お金」を照らし合わせたらココじゃダメだって
そういう結論に至ってる人もいるはず。

勿論、情熱が無くなったとかさ、次の世代に譲るとか
そういう辞め方の人もたくさん見てきましたけど。
それでも「お金」は大きな判断材料だったはずなんです。

で、やっぱり胸がチクっとするのは
「1人の音楽好きの大人を食わせる体力が
ライブハウスにない」
って突きつけられる事です。

もち、勤務日数にもよりますし、一概には言えないけど
それでもその事実が勝手に僕に圧し掛かってくる。
経営者でもないし、ただの店長ですけども
なーーーんか、どーーーんってなるんですよね。

勿論理由はあります。
稼がなきゃ給料は上がらないし、そんなの当たり前。
そして今も残る「ライブハウスは儲かってはいけない」という
なんとなーーーくの皆の目。

それに加えてライブハウスという仕事の発展性を
どこまで突き詰めてやれたか。
儲からないライブハウスは潰れる
稼げない店員は辞めちゃう
それは経済社会としてみたら当たり前なんですけど
なーーんか、もうちょっと抜け道ってか
楽しい感じにしたいな、、、と思ってしまいます。

それで今思うのは、辞めてった人達って
結構幸せで楽しそうなんですよ(笑
そりゃ次のステップに考えていってる訳だから
当然なんですけども。

あちゃ~完全に僕がライブハウスにしがみついてる。。
でも、しがみつきたくなるものがまだ沢山あるんだよな。。
情けない話なんですけどねぇ。。

ライブハウス店員の苦悩や葛藤は
いつでも自分の立ち位置を再確認させるよ。
僕はもうちょっとここに居たい。

ヘルニアになっておセンチ文章が
書きたくなりました。てへ。


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

4

佐藤"boone"学

四谷アウトブレイク店長が語るライブハウス

ライブハウスについて語ってる事だけまとまってます。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。