ライブハウスとライブハウス共催企画

ライブハウス共催企画とは
ライブハウスが他の店舗と共同でバンドをブッキングして
1日を組むやり方。3店舗の共同企画なら1ヵ月毎に
店を変えて3度やるのが通例。
他にもバンドやレーベル・イベンターとのパターンもあり。
お互いにバンド/お客さんと新しい出会いのチャンスが多く
メリットは大きい。
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ライブハウスの共催企画って結構沢山あるんですよ。
お互いにお勧めバンドを持ち寄って1日を作る戦いです。
まぁ純粋にメリットありますよね。
まず、自分達だけでブッキングを組むより圧倒的に楽。
2店舗なら半分ですむし、おまけに新規のバンドさんが
来る訳ですから次回のブッキングのチャンスにも繋がります。
バンド同士の繋がりも普段のブッキングでは提供できない
新しい出会いみたいなもんもあるし、おお!いい事づくめ。

・・・って簡単でもないんですよ。
まずドラマが必要ですよね。なぜこの店舗同士が一緒に
やらなくちゃいけないのか。そこの精神性が一番重要です。
お互いに楽したいからだけじゃ絶対ダメじゃないですか。
(もちろん相手側の店のイベントもブッキングしなくちゃ
いけないので決して楽って訳じゃないんだけども。)

あとはこういう言い方スキじゃないですけど
自分達が呼んだバンドが他店舗にとられるというか
当然ブッキングに誘われる機会を作る訳ですから
若干のリスクが生じると思うんですよ。
それをどうやって納得するか、こういう問題もあるんです。

僕なんかは「バンドを囲う」って発想大嫌いなので
好きなところにじゃんじゃんライブしに行け~!!と
みんなを送り出しますがそうじゃない店舗もあるのは知ってる。
だからこそ、お互いにしっかりと意味を見出せないと
ライブハウスでの共催企画ってのは難しい。

そういうのもあって僕自身はあんまり積極的に
共催企画ってのをやってこなかったんですよ。
もうちょっと他に面白いものを探すのに手間取ってたという
理由も勿論あるんですが。

そんな僕にライブハウス6店舗の共催企画の話を
振ってもらう機会がありましてね。一昨年位だったかな。
ちょっと悩んだ部分もありましたが挑戦してみるか!
と始めたのでありました。その名も「レペゼン6」

新宿アンチノック、両国サンライズ、新松戸ファイアーバード
立川バベル、池袋マンホールに四谷アウトブレイク。
この5店舗は制作チームがほぼ同世代なんですね。
バンドマンだったり、そうじゃなかったりもするんですが
ライブハウスを面白くしよう!と思う同世代のオファーに
断る理由は無い訳でして。ありがたい話です。

という訳でポチポチやっているんですが
勿論各店舗の思惑や理想とする形とか色々混じってて
面白いな~と思いながら毎回参加させてもらっています。
正解・不正解とは関係なくこの企画をやるに当たっての
僕というか四谷アウトブレイクのスタンスを
書いておこうかな、と。ちなみに共催イベントで他店に
お邪魔した時限定のお話です。自分の店でやる時の心得はまた別。

その1 楽しめ
これだけなんですよ。ライブハウスに好きなバンドを呼んで
ライブを見る訳ですから、こっちが楽しまなくてどうすんじゃい!と。
おまけに人様のライブハウスにお邪魔する訳ですから
終わった後の掃除もしなくていいんですよ!!!!!!!
当然、自分が呼んだバンドは最前列で酒かっくらって
楽しんじゃいますよね。後ろでしたり顔で腕組んでちゃダメ絶対。

その2 仕事すんな
これも重要。もちろん始めましての沢山のバンドがいますから
ここぞ!とブッキングの誘いをしたくなるのが職業病。
しかし!!!こんな日くらい仕事なんか忘れていいんです。
それでなくても普段から頭抱えて悩んでるんですから。
良いバンドが居たら「かっこいいじゃん!」と言えばいい。
楽しいと思ったら前にいけばいい。
「ブッキングに繋がるし恩売っとこう」って気分で
前にいかなくてよろしい。

その3 差を感じろ
共催企画の場合は必ずバンドのリハ時間から一緒に会場入りして
リハーサルを見学しよう。普段の自分の店と違う点が多々ある。
その時間の受付やBARのスタッフの動きを確認してみよう
やっぱり自分の店と全然違う所がある。その差を感じるべし。
そこに自分の店を改善するヒントが山積みなのだ。

その4 客になれ
完全に客の気分で浮かれてろ。ドリンクもバシバシ飲み倒せ。
気に入ったバンドの物販も買ってみろ。会場中をウロウロしながら
色んな人と喋り倒せ。客になるのだ。そこから見えてくるものもある。
もし、客になりきれず楽しめなかったとしたら重症だ。
俺達は客を楽しませる為の仕事をしてる訳で
客としてライブハウスを楽しめなくなったら、それは
もうこの仕事を続ける意味がないのと同じ。諦めよう。

いや、こうやって書くと酷いな・・・
全然ダメな気がしてきました(笑
でもこのスタンスで四谷は共催企画突き進みます!

だってさ、掃除を気にせずライブを見れるって
俺達にとっては貴重すぎる機会なんだもん!!!!!!
色々多めに見てください。。。

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