ニコンZを静かに使いたい01

カメラはニコンのZ7とZfcを使っていて、基本的に仕事はZ7。Zfcは遊びで使ってきた。シャッター回数が現在17万回。そろそろZ7のシャッターが壊れてもおかしくないと考えてた時に、Z8が発売されたので高いけど頑張って購入。現在は3台のカメラをシーンに合わせて使っている。

最近、お仕事でサイレントモードを使うシーンが増えてきたこともZ8を購入した理由のひとつ。実はZ7のサイレントモードは実は超静かな環境だとシャッターユニットが動いていなくても撮影するタイミングに音が鳴る。これがZ7の不満点だった。知り合いのZ9を使っている方に聞いたらZ9は無音だというのでZ8のサイレントモードはZ9と同様で無音だという淡い期待を抱いて購入した。

確かにサイレントモードにするとZ7と比べるとほぼ無音と言ってもよいほど静かだ。不思議なことに静かになればなったで気になるところが出てくる。

使っているうちに気が付いたのだが、Z7もZ8も電源を入れるとガチャっと音が鳴る。Z7はそもそもサイレントモードでも微細な音がなるのでカメラ起動時に音がなってもなんとも思わないのだが、Z8はサイレントモードがほぼ無音。無音で撮影できるのに起動時にガチャパコって音がなったら意味ないじゃんという感じだ。たぶん僕と同じようにZ8の起動音気になる方も多いと思う。

ニコンのかたと話す機会があったのでサイレントモードで気になったことを聞いてみた。「シャッターがないけどセンサーシールドが電源オンと同時に開閉するので、それをオフにすると静かになりますよ」と教えてくれた。さっそく試してみたら、音が静かになった。その後レンズをつけて撮影しようと思ってカメラの電源を入れたら、変わらずにガチャパコって音がする。

あれ音が鳴るじゃんという感じ。気になったので原因を探ってみたら面白いことが分かりました。Z8はレンズを外すと手ブレ補正がオフになる。実は気になる音の大半はセンサーシールではなく、手ブレ補正のほうでした。カメラ起動時の音が気になる方は手ブレ補正をオフにすると音が静かになります。さらに静かにしたい場合は電源オンでセンサーシールドが開閉するのを停止させるとよい。ちなみにセンサーシールドのみを停止させても手ブレ補正の起動時の音が大きいのであまり効果がありません。

まとめ

どうしても手ブレ補正の恩恵にはあやかりたいと思い。どうしたら静かになるか考えました。そこで思いついたので、起動時は手ブレをオフにしておいて、起動したら手ブレを入れる作戦。やってみたら起動が静かになるけど、設定で手ブレ補正をオンにした瞬間に音が鳴るので意味がなかった。結論としては起動時の音を静かにしたい場合は手ブレ補正をオフするしか方法がないという残念な結果になりました。


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