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データと直感の融合 フローラS

・今週の気になる競馬ニュース

2023年度のカナダ競馬の年度代表表彰であるソヴリン賞が18日に発表され、木村和士騎手(24)が3年連続で最優秀騎手に選出されました。これについてはココで書くつもりだったのですが、なかなかどうして文字数が多くなってしまったので、別記事に回します。

お時間ご都合よろしい方はどうぞご覧ください。


・先週の結果

先週は不幸な結果となりましたが、競馬予想の方はまぁまぁでした。まず土曜のアーリントンCですが、事前予想は隠し要素込みの複勝が9番、単勝1番人気とそれを軸に相手が3~10番人気の馬連でした。

事前予想はデータに引っ掛かるか微妙だったのでスルー。今年の1番人気は先週も無双してた例のモレイラで、買いたくはありません。ただ、私がそう考える時は逆神のケースが多いので、唇を噛みながら単勝だけを買います。

スタートはそんなに良いわけじゃなかったものの、スローの展開を内の中盤でじっくりと脚を溜め、直線まで我慢します。勝負所で外に出そうとするもの、岩田父にガッツリ締められて出せず、こりゃ飛んだなと思ったら、岩田父が力尽きた一瞬の隙を突き外に出せました。オフトレイル武豊はワンテンポ遅かったですね。

残り1Fで前と4~5馬身ほどあり、ジリジリとしか伸びなかったのに、ゴール前50mで文字どおり飛ぶような急加速で突き抜け1着。なんだこの馬は。前走も残り1F手前から追い出して後方一気の脚で突き抜けていたものの、今日のモレイラが下手こいたのは間違いなく、敗戦必死の中でそれを上回る能力で結果を出したディスペランツァはかなり強いのではないでしょうか。短い距離と後方一気をできる胆力のある騎手なら今後も期待できそうです。


続いて日曜のアンタレスSですが、事前予想は隠し要素込みの複勝が8番とワイドで1・2番人気から1~7番人気、3連複で1・2・3番人気の2頭軸から3・5・6・7番人気のフォーメーションでした。

今週は3場のメイン+春雷Sまでが肝だったので3時過ぎは大忙しの時間でした。それもあってワイドと3連複の両方を買うのは遠慮し、どちらかに絞ろうと考えていました。オッズを見ていると1・2番人気は決まっていますが、3番人気が僅差で16番スレイマンと8番テーオードレフォンが競っていました。

こういう時は僅差を外すか、両方買うかなんですが、軸を増やせないですし、外枠(特に14番以降)の出現率が低かったのでワイドのみにしようとPATを操作していたら、何の拍子か操作を誤ってオッズを更新したんですよ。そしたら0.1倍差だったのが0.4倍まで動いたんですね。したら行くしかないじゃないですが、残り1分で大慌てで3連複に買い直し、辛うじて馬券は買えました。

レースはバラバラッとしたスタートから大外のスレイマンが先手を主張したものの、内からテーオードレフォンが先手を奪いレースを進めます。平均ペースでテーオードレフォン、スレイマン、すぐ後ろの内でじっとしていた1番人気ハギノアレグリアスの展開で直線に向くと、押し切りを狙ったスレイマンが早々に先頭に立ちます。それを外に出したハギノアレグリアスが強襲しますが、さらに外に居たミッキーヌチバナがその強襲を抑え、自らが前を捉えに行きます。

そしてゴール直前で競り合いを制したミッキーヌチバナが1着、2着はスレイマン、3着はハギノアレグリアスが入り、2頭軸3連複は見事的中。これは会心でしたね。自画自賛できる一戦でした。配当2390円は点数10点からすれば十分です。ただ、馬券を買う際に少額しか買っていないのが残念でした。余裕があればなぁ~


最後に牡馬クラシック第一弾、皐月賞ですが、事前予想は隠し要素込みの複勝が14番、複勝が8番人気とそれを軸にしたワイドで相手は1・2・3番人気でした。ぶっちゃけ、皐月賞はあまりデータが芳しくないレースであり、近年はほとんど買っていません。今年は複勝が推しの坂井瑠星&矢作先生コンビのシンエンペラーと、藤岡康太の兄、雄介が騎乗するミスタージーティーでした。ホウオウプロサンゲを無いものとすれば2頭出しの人気薄という側面もあり、ホントに軽くだけ買うことにしたのです。弔いの意味でもね。

あ、レガレイラは私好きではありません。キムテツも好きじゃありませんし、牝馬の皐月賞ってファンディーナを思い出すんですよね。また、ファインモーションの有馬記念のように過剰人気で飛ぶイメージが強かったです。

で、レースを見てみたらメイショウタバル浜中の暴走でハイペースになり、それを追いかけたジャンタルマンタルが早め先頭で押し切ろうとするところをジャスティンミラノが襲い掛かり、さらに外にから来たコスモキュランダも押さえてレコードの1着。シンエンペラーは決め手不足か5着まで。ミスタージーティーは坂で一杯になり力負け。まぁこれは仕方ない。軽くで済んだと思うべき。

勝ったジャスティンミラノは、どちらかと言えば東京向きの馬ですが、中山で良くこの時計を出せました。元々、皐月賞は馬場が渋らないという条件であればタイムが速くなりがちで、ブライアンやノーリーズン、ロゴタイプ、アルアインなどその時代でもそれなりに速いタイムが記録されています。そういう意味では古馬のレコード1:57.8秒を0.7秒も更新しても驚きはありません。順調にダービーに出てきたら、単勝2倍を切る人気になるでしょうし、下手したら2冠馬という形になるかもしれず、その鞍上が戸崎なら面白いことこの上ないですね。


で、結局馬券はアンタレスSだけでしたが、賭け金が少なくても回収率としては十分でした。ただ、やはり余裕があればガツンと行けたかもしれないと思ってしまいますし、穴狙いの福島民放杯や春雷Sをパス出来てればとも思いますし、馬券力の向上は一筋縄ではいきませんねぇ。


フローラS

出現数上位(馬番) 対象2000~2023年 24R
2・3番(7回)、5・14番(6回)、6・12・15番(5回)
1~6番(32回)、7~12番(21回)、13~18番(19回)
出現数上位(人気)
1・2人(11回)、3人(10回)、4人(9回)、5人(7回)、9人(6回)
1~3番人気(32回)、4~6番人気(18回)、7~10番人気(12回)

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