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データと直感の融合 秋華賞

・今週の気になる競馬ニュース

『デットーリが引退撤回するってよ。』

『知ってた。』

そんな会話が良く聞こえてきましたねぇ。かくいう私もデットーリ引退撤回しそうだなぁとか思っていましたが、ガチで引退撤回したらそれはそれでえぇ・・それはどうなん?とか思ってしまう微妙なお年頃・・

まぁ今年の活躍を見たらまだできると思ったのでしょうし、まだやりたいって欲が出てきたのでしょう。今後は米国のサンタアニタに拠点を移してフルタイムで騎乗するそうですが、中東のレースにも参戦したいとのこと。賞金が良いレースは参戦したいのが人の心ってもんですよね笑 凱旋門賞を史上最多の6勝をはじめとして世界中のGⅠを勝ちまくった名手ですが、暇なら日本にも来てほしいもんです。


その凱旋門賞を今年圧勝したエースインパクトは正式に引退が決まったようです。強い馬は若くして引退するのが欧州競馬ですが、6戦6勝、GⅠ2勝で引退するのは勿体ないというか、それで引退して需要あんの?という気持ちになってしまうのですよ私は。

いくら強い競馬したと言っても、3歳限定の仏ダービーと凱旋門賞だけで、お爺ちゃんのフランケル、父のクラックスマンに勝てますか?クラックスマン自体がフランケルの初年度産駒ですし、エースインパクトもクラックスマンの初年度産駒ですから、同じような血統でゴチャゴチャしそうな気がしますねぇ。知らんけど。

競馬が血を継承していくスポーツだとしても、成長途中で引退させるのは本末転倒だと思います。イクイノックスもそうですが、先があるからとレース数を絞って使い、その先に到達する前に引退させたらいつまで経っても先は見えませんよね。強さを証明できなければ、結局どこを目指しているのか分かりませんよ。血を残す使命は何のためか?速く強く走る子供を作るためでしょう。その子供が速く強く走る前に血を残すために引退するのは手段と目的が入れ替わってはいませんか。

イクイノックスについては、父を超えるよう期待していると関係者は言うものの、父を超える前に引退させて父を超えられますか。一瞬だけ輝く馬なんて五万といますし、イクイノックスもドバイSCは輝きましたが、3歳での天皇賞・秋、有馬記念制覇、明け4歳の宝塚記念制覇だけでは、父はもちろんオペやボリクリ、モアイを超えるのも難しいですよね。

結局、現役が過去の馬より速いのは当然ですし、過去の範囲が広ければ番組もレースの質も変わってきますから、物差しはレコードとか海外GⅠとかではなく、昔からあるGⅠをどのような相手に、どのように勝つかだと思うのです。だからこそ早期引退はもちろん、目指す場所を低くしてほしくはありませんね。欧州のようにレースの賞金が少ないという理由があればまだ納得できないこともないのですが、日本ではそうした言い訳は通用しませんし、このままではたまに居る強い馬で終わってしまうのは・・・・いいのかなぁそれで。


秋華賞

出現数上位(馬番) 対象2000~2020年 21R
4番(7回)、5・12番(6回)、14番(5回)、1・13・16番(4回)
1~6番(25回)、7~12番(18回)、13~18番(20回)
出現数上位(人気)
1人(13回)、2人(12回)、3人(8回)、5人(7回)、4人(5回)
1~3番人気(33回)、4~6番人気(14回)、7~10番人気(13回)

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