見出し画像

鏡面以外の–。

能登半島地震に被災された皆さま
心よりお見舞い申し上げます。
一刻も早い復興をお祈りしております。

ご覧いただきありがとうございます!
@bootboy_no_surrenderこと鏡面野郎です。
本年も何卒お願い致します!

革質

さて、昨年から暗中模索というか…ナンカしっくりこない感じを受けてた事がありまして。

それは、手持ちの現行MIE(MADE IN ENGLAND=英国製)マーチンなんすが…。

いくら鏡面仕上げをしても、
ピリっともキリっともしない趣をずっと感じておりまして。

それは矢張り革質だな…っと。

新品の現行MIE
英国製1460

現行MIEは、『QUILON(クイロン)レザー』
なる革を使用しており、
80s.90sのマーチンを知っている自分も含めた
マーチンラバーズには違和感を覚える
革の質感,表情なんすよねぇ〜🤔

クイロンレザー

では、その件のクイロンレザーなるモノとは?
革の表面/銀面のみを染めた、
『茶芯』または『丘染め』と呼ばれる
革みたいですね。

一般的には上記の名が主流でして、
最も初期的で長い歴史がある染め方だそうです。

コノ、丘染めを施した革の事を
(恐らく💦)マーチンだけが"クイロンレザー"
と呼んでいるカモ知れません–。

『丘染め』またの名を"茶芯"と呼ばれる由縁は、
その名の通り?革の丘=表面のみ染めるので
革の芯の色はそのまま残ります。

茶色の芯が見えてますね

なので、茶芯と呼ばれたりもするのですね😉

全く詳しく無いのでアレですが、
もしかしたら丘染めされた革の事を
"茶芯"と呼んでるのかも?! 

コノ茶芯の良さは、 
芯まで染めていない=薄く染めているからこそ
革の表情が出やすく、
経年変化を愉しめ"革らしさ"を感じられるっつう
事っすかねー。

一方

我々が見慣れている〈マーチンらしい革〉は、
所謂(いわゆる)『ガラスレザー』と呼ばれる
ガッツリ芯まで染めて樹脂コーティングを施した
革なんすね。

雨水や汚れに強く、お手入れ不用!

ただ、靴クリームが浸透しないので
劣化や履きジワからのヒビ割れが生じてしまう
場合があったりする事も事実。

コレに鏡面磨きしてやると、
ビカビカになるから気持ち良かったりもします。

結果

じゃあ、お前は一体どっちがイイんだよ?!
って話しになりますよね💦

………
どっちも佳きです‼️

現行MIEを鏡面仕上げしてやると、
前述の感じだったり普通の革靴👞よりも
鏡面の持ちが悪いというか、
すぐワックスがヒビ割れて
汚く見えちゃうんすよ。

なので、当面は鏡面仕上げはやめて
クリームでピカピカ✨に光らせていこうと。 

その方が自然なツヤだし、
革が育ってくれるかなと。

っと同時にマーチンらしい革にも同様にね😉

鏡面以外のピカピカな仕上げを
標榜していきますよ!

また読んで頂けましたら幸いdeath🤘

ヨっ📣鏡面野郎👍

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?