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石獅子と出逢えば沖縄がわかる! 知られざる「沖縄の守り神」、その魅力を大紹介。

石獅子と出逢えば沖縄がわかる!
いつ誰が何のために作ったのか。
なぜこんなふざけた顔に。
いや、むしろ格好いいー!

知られざる沖縄の守り神・石獅子の魅力をおもしろく、かつまじめに紹介する前代未聞の石獅子エッセイ。
味わい深い石獅子たちの写真、ほんわか手書き地図&イラスト満載。沖縄文化の神髄・シーサーのルーツがここに。やさしさとテーゲーが織りなす沖縄の村落獅子の世界へようこそ。

『石獅子探訪記 見たい、聞きたい、探したい! 沖縄の村落獅子たち』若山恵里著

「本書は、沖縄石獅子に関して石像彫刻の専門家がまとめた好著である。60余か所の村落と約130体の石獅子を紹介し、周辺の文化財についても述べている。何度も現地を訪問し聞き取り調査をかさねてきた奮戦記である。読み進めて長年の労苦がよくわかる。シーサー(獅子)は沖縄の文化を代表し、村落や家の守り神でもある。『石獅子探訪記』の出版で沖縄獅子研究は前身した」(沖縄村落史研究所 長嶺操)

推薦の文

そして石獅子と出会ってハンマーで頭を叩かれたようにくるりと運命が変わった若山家のおはなしでもあります。

観光地でもなんでもない沖縄の集落(シマ)のところどころに居る、目立たないけれどとっても大切な守り神。気にして探さないとまわりの風景と同化して、つい見過ごしてしまう謎の多い存在。たまに土の中から発見されるし、海に沈んでいたり、誰かが連れ去ってしまうこともある。
ときにみんなから忘れ去られていても、じっと集落を見守っているあいつ。
過度な装飾はなくて気取らないスタイル。
動物のような、人間のような、たまになにがなんだかわからない。
素朴なたたずまいにもかかわらず、並外れた存在感。
それが沖縄の石獅子。もしくは村落獅子。まとめて村落石獅子。
私たちは、その石獅子に、心を奪われた夫婦なのです。
夫・若山大地はその影響で石獅子制作を始めてしまいました。そしてもっといろんな人に石獅子を手軽に見ていただき、石獅子の魅力、感動を少しでも知ってもらえたら嬉しいなという気持ちで「スタジオde-jin」を立ち上げました。制作した石獅子の販売とともに、私・若山恵里は、沖縄県内の石獅子を探し歩くようになりました。

(「石獅子と出逢えば沖縄がわかる」より)

『石獅子探訪記 
見たい、聞きたい、探したい!沖縄の村落獅子たち』
若山恵里著
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