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本の表紙と帯の再利用を考える---たまさか本屋 Vol.07

最近、自分たちにとっては当たり前すぎて気付かなかったことが外部の新たな視点を通すと魅力的で再発見があるとか、廃棄していたものに新たな価値を見出したというようなニュースを立て続けにみた。

例えば印刷所がこれまで廃棄してきた余り紙を使ってノートを製作とか、織物会社が切れ端の布の再利用方法を募集して新たなるコラボレーションで商品が生まれたとか。

当たり前に使ってきた古い機械の動画をSNSで発信したところ多くの反響があったとか。

さて、うちでもそんなものはないだろうか、当たり前に廃棄してたとか…と事務所をみまわしたら、あった!

かなりのスペースをとって保存している本の表紙と帯。

破れや汚れがでたときのために印刷所が多めに刷ってくれるのと、書店から返品された商品の少しだけ色あせた表紙や帯とかかなりの数。

そして思いついたのが、季節柄、クリスマスツリーをこの表紙や帯で作るというもの。

先に書いた企業とのコラボとか商品化とかではないけれど、再利用ということで、まったくの手作りで、これはアートだ!と張り切って制作。

もみの木になる緑色の表紙や赤、青、黄色と、いろんな帯や表紙を切って貼ってなんだかんだで2時間ほどで完成。

ちらりと見える帯や表紙の文字が良い感じ。

とりあえず、外の扉に貼ってみた。

電柱通りを歩いているご近所さんと通勤や子どもの送迎で抜け道に使っている皆様に向けて「メリークリスマス~」のご挨拶。

そういえば、本の帯でメモ帳もつくったこともあったっけ、

その話はまた今度にでも。(ぐ)

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