皆さま、お正月はいかがお過ごしになられましたでしょうか。bornでは「ボーンフェス2018」と題し、2日間にわたって10のコンテンツをお送りしました。今回はその企画のひとつ、『整骨院の院長がリアルな脱出ゲームを作ってみた＠ボーンフェス2018』の解答編です。
まだ解いていない方は盛大なネタバレになるので、以下の記事をご覧になって解いてきてから！

では、さっそく順番にいってみましょう！

■ Aの解答

Ａ.ＴＶのクイズ番組でよく見る穴埋め問題です。正解は「門松」となります。お正月らしいワードですね。

■Bの解答

Ａ. 「Andy act theaceous.」から「Ace」、
「Kate like funny singer. 」からは「King」という単語が導かれています。
法則性を探してゆくと、
「文の最初の単語の1文字目（Andyの"Ａ"）、次の単語の2文字目（actの"c"）、その次の単語の3文字目（theaceousの"e"）というように、単語の並び順にしたがって文字をピックアップしている」ことに気づきます。
このルールを「Mike find oily junk.」に適用しましょう。Mikeの1文字目"M"、findの2文字目"i"、oilyの3文字目"l"、junkの４文字目"k"をピックアップし、繋げて読むと答えは「Milk」ミルクとなりますね。

■Cの解答

Ａ. これもオーソドックスな、なぞなぞ問題。
「のぞのぞ　どんの言葉でも、こんの風にのってしまう県って、の～んだ？」という文章は、本来は「なぞなぞ　どんな言葉でも、こんな風になってしまう県って、な～んだ？」というものではないか？と予測します。「な」が「の」に置き換わっているのです。「ながの」ですから正解は長野県。

■Dの解答

Ａ. 直感で解けちゃうかもしれませんが、ポイントは、動物の絵の中にひとつだけ、動物でない「天秤」が混じっているということでしょうか。ふたつのグループとは、星座と十二支のことですね。そして、このイラストのなかで、星座と十二支の両方に出てくるのは「羊」のみ。これが正解。

■Eの解答

Ａ. 紙に書きだすとあっさり解けてしまいますが、テトリスなんかが得意な方ならソラでいけるのでは？ 
「ささだんご」が答えです。

■Fの解答

A. 上段は「ふくぶくろ」、中段は「がすますく」、下段は「きりぎりす」です。付け加えた文字を上から読むと、「く」「す」「り」。「薬」が正解ですね。
福袋、お正月にはついつい買ってしまうのですが、私、使えるものが入っていた記憶ってあんまりないんですよね…
ガスマスク、昨今の北朝鮮問題で需要が高まっていますね。
キリギリスについての話題は今は特にありません。

■すべてのナゾを解き、いよいよ最終ナゾへ！

さてさて、以上、Ａ～Ｆまでの問題が解けましたので、解答用紙に記入してゆきましょう。そうすると、太枠で囲まれた部分は「まるのひだり」となります。
やった、解けたぞ！
…って「まるのひだり」って何よ？ お正月にちなんでないしなあ…
ここでもうひとひねりあるのが謎解きゲームの醍醐味なんですね。
今までの問題を振り返って、「まる」が出てきたのは…
そう、問題Ｅ！ ここに新たな謎が存在するのです。
あらためて、問題Ｅの図を見てみましょう。

謎解きゲームもいよいよ佳境、という感じになってきました。「まるのひだり」というワードから、図の○で囲われた部分の左の文字をピックアップしていけばいいんじゃないか、と推測できます。
その通りやってゆくと、「は」「つ」「ひ」「の」…しかし、最下段のごを囲っている○は図中の一番左にあるわけで、これより左側に文字は存在しません。
うーん、あと一歩なんだけどなあ…と詰まってしまった方もいるかも。

しかし、こういうときこそ大局的な視野が必要です。いちどリラックスして、図だけではなく、この問題Ｅ全体を鳥瞰してみましょう。
そうすると、ですよ。
「Ｑ．５つのピース（回転・反転不可）をはめ込むことで　○（まる）に重なる文字を上から読め」という問題文がずいぶん下のほうに書かれていて、違和感を感じるレイアウトになっていることに気づきませんか。
そう、これは意図的にヘンな場所に置かれているのです。なんと、最下段の○の左隣には、「Ｑ．５つのピース（回転・反転不可）をはめ込むことで」の「で」がある！
「まるのひだり」とは図の中の文字だけを対象としているわけではなかったのです。

最後に発見した「で」を加えると、「は」「つ」「ひ」「の」「で」…
「初日の出」となります。
これが今回の真の正解というわけですね！ うん、正月らしい答え。

いかがでしたでしょうか。楽しんでいただけましたでしょうか。
bornは今年もよりいっそう面白いwebマガジンを目指します！　
なにとぞ末永くお付き合いくだされば幸いです。ではまた～ (*´ω｀)ﾉ

write by 西田良平、鰯崎 友