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【書評】『ライラック色の少女たち』を読んでみた!

みなさん、こんにちは。創作支援メディア『作家の味方』の管理人らぴ(@kazakiribana2)と申します。


今回は、タイトルの通り『ライラック色の少女たち』の作者である、斉藤なめたけ様の許可をいただきましたので、読んでいて良かった点を実例を交えてみていくことにしましょう!


本書のあらすじ

とある事情により人との関わりを避けている白髪美人の『一条和佐』のもとに、突如あらわれた編入生『上野岬』。通常であれば、ルームメイトになれるわけもない編入生だったが、上野岬だけはちょっと違った。というより、変態すぎたのである。


『一条和佐』の人嫌いは、上野岬との出会いによってどう変わっていくのか?はたまた、変わらないままなのか?そもそも、人嫌いになった理由はどんなものだったのか?


気になるという方は、ご一読あれ!ジャンルは、学園百合ものとなります。


読んでいて良かった点


・文章の読みやすさ

 文章が非常に読みやすかった印象でした。三人称神視点で描かれている小説なのですが、場所の説明→主人公たちが置かれている状況→キャラクター描写といった順番に説明されているのが、好印象ですね。

・キャラクターの快活さ

 やはりキャラクターに魅力があるかどうかは、小説や物語において重要なことですが。ボケとツッコミのセリフの掛け合いは、キャラクターを生き生きとしたものに魅せてくれることを再確認出来たような気がします。

・色の表現

 通常、色を表現するとなると紫色や赤色といった色を表現する直接的な名詞を用いることが多いですが、「プルーン色の目」といった色の比喩描写が印象的でした。

 現実の物体を見る時も、様々な色がまじった状態で見ていることのほうが多いですから、物で色を比喩するのは良い勉強になるのではないかと思います。


色合いについては、以前に以下の記事でもお話していましたので興味がある方は参考にしてみてくださいね♪


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