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【ライフハック】なぜ人は変わることができないのか

こんにちは、Bosch(ボッシュ)です。
私は、東証プライム市場上場のIT企業を昨年退職し、現在は再雇用で就業継続中の一般男性です。

人は日々、改善を重ね、成長していくものですが、 なかには本人は変わりたいと思っていても、性格や行動などがなかなか変わらない人もいます。

この記事では、望んでも人がなかなか変われない理由について共有します。


変わることへの抵抗がある

人は未知や未体験、予測できないものに不安を感じ、安定して生活ができることを望みます。

そのため、自分が変わることに抵抗感を抱き、自分らしさとか価値観を守ろうとすることがあります。

自分が変わることによって失敗したり、周りから批判されることを恐れているのです。

こうした心理が、自分が変わりたいという気持ちを抑えるため、変わることができないのです。

現状維持バイアスという言葉でも知られている人間の心理的傾向です。

現状にそれほどの危機感がない

人が変われないのは、それほど真剣に変わりたいと思っていないということもあります。

もし、本当に変わらなければ命の危険があるとか、自分にとって大きな不利益があるなどの危機的な状況であれば、ほとんどの人は変わるはずです。

なぜならば、変わらなければ自分に大きなデメリットがあるからです。
変わらなくても、自分に対して対してデメリットがなければ、人は本気で変わろうとは思わないでしょう。

「変わった方がいいかな」「変わりたいかなぁ」程度の思いでは、人は変わることはできません。

変わるメリットが大きくないと思っている

自分が変わることのメリットがあまり大きくないと思っていたり、メリットの大きさに確信が持てない、という場合もあります。

「どうせ変わっても大したことにならない」とか「変わってもすぐに元に戻ってしまう」という信念が身についていることがあります。

変わることで得られるメリットは、変わったあとの自分で感じるしかないのに、想像や思い込みで過少に評価しているのです。

その程度のメリットなら、苦労してまで変わりたくないと心の底で思っているのです。

周りの環境が妨げる

人が変わろうと思っても、周りの人や社会的な制約が変化を阻害することがあります。

変わろうとする本人を家族や友人が批判したり、「どうせできっこない」などと揶揄するような場合は、変化をより難しいものにします。

また、社会の構造や制度が変化の妨げとなるような場合もあります。

過去のトラウマの影響

過去に困難な経験やトラウマを受けたことがある人は、その影響が大きくなることがあります。

トラウマは受けた人の心に深く根付き、変化を妨げることがあります。

自分自身を守るために心の防御メカニズムのようなものが作られ、自分自身を守ろうとし、結果として変わることを難しくする場合があります。

まとめ

望んでも人がなかなか変われない理由は以下の通りです。

  • 変わることへの抵抗がある

  • 現状にそれほどの危機感がない

  • 変わるメリットが大きくないと思っている

  • 周りの環境が妨げる

  • 過去のトラウマの影響

このような人は自分で望んでも、そう簡単に変わるものではありません。

変わりたいのであれば、こうした自分の問題点をよく分析、理解し、どうすれば自分を変えられるかを考えて行動していく必要があります。

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以上、Boschでした。

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