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深淵にあるもの

深夜にこんばんは🌕

今日のnoteは
アドベントカレンダーの内容になっております

今まで向き合ってきたもの全てを
ここに一度全て集めた
そんなnoteです



手塚治虫

今年、No Borders主催の
JAM手塚治虫クラスを受けた

昔から手塚治虫が好きで
あの、ドーン💥ゴーン💥ガーン🌋
ずしぃぃぃっとくる感じがたまらない🎳

そんなわけでワクワクキャッキャ
と始まったday1だったが
初日から手塚治虫の名前に相応しい洗練を受けた

自画像を描くことになり
自分の顔を見ていると、途端に涙が溢れてきた

自分を描きながら
自分を装飾するために湧いてくる言葉たちは
どれも人から言われた言葉ばかりだった

自分で自分を表現できる言葉が
見つからない

わたしは私のことを
どれだけ分かっているんだろう

私って誰なんだろう

空っぽな私に
ひとつの言葉だけが響き渡った

Who am I  ?

day1の授業を終えた直後
泣きじゃくりながら絵を描いた

言葉にできない何かが、私の中にある

この湧き上がるものは一体なんだろう

day1 後に描いたもの


赤黒い 何か

宿題で出たのは
またしても自画像だった

鏡に映る自分を描こうと思うのだが
どうも描く気になれない

表面の私はニコニコへらへらしているけれど
奥にある何かは
ちっとも笑っていない気がした

私の皮を被った何かが
私の中にいる気がする

自分の中にいるものを感じながら
感じたままに手を使って描いてみる


I am xxx

これを描いてしばらくみた後
ハッとした

私はこの赤黒いものに
もう出逢っていたからだ

私はいつも、夢の中でこれに殺されている
昔から何度も何度も繰り返し見る夢だ

時には自分がこれになり
逃げ回る私自身を何度も何度も刺すこともあった

私の中にはこの赤黒いものが渦巻いている

それの喉の色と同じように
近頃、私の喉にはいつも何かがつかえていた

歯磨きをすると、吐き気がし
息がしづらく常に首を絞められている感覚がした

私の喉で、何かが詰まっている
何かが出たいのに、出られないようだ

右と左


さきえるのNVCのダンスフロアに参加した

自分の番になり、
『なぜ、人は人を殺すのか』
そんなことをテーマにした

なぜそれをテーマにあげるのかと聞かれ

『親戚が、自殺したり、殺されたりしたから』と

答えた途端
信じられないくらいの震えが身体に現れた

震えでその場に立てなくなり
崩れ落ちるようにしゃがみ込んでしまった

ガタガタと震える身体を感じながら
自分の中には
こんなにも身体を揺さぶる感情があったのだと知った

そしてその震えさえも
すぐに抑え込み、感じないようにする自分がいることも分かった

その日を皮切りに
私の身体には少しずつ感情が現れ始めた

最期の姿を思いだしては
左側だけガタガタと震え
左眼からだけ延々と涙が溢れた

感情を司る右脳の影響を受けるのが左半身だと思うと、左にだけ症状が出るのも納得感があった

左眼だけ網膜剥離になったことにも
理由がある気すらした

もしかしたら私の左側は
もうずっと限界だったのかもしれない

口から、出るもの

感情が、身体感覚に素直に出始めてからというもの
自分の中にある様々な感情に気づき始めた

自分の左側に出てくる震えを
何にもせずじっと味わうと
悶え苦しむ姿が立ち現れる

なにもできない私
何もしない大人たち

屈強な人ですら
弱いとされる人から殺されることもある

その時の虚無感や憤りを味わった時
ふと
『もう、これ以上、飲み込むことは、できない』と
自分の口から言葉が溢れた

その途端、不思議なことに
右側からも涙が急にボタボタと溢れ出た

私はもう、見て見ぬ振りも
気づかないふりも
ないふりも、できない

自分で自分を殺してしまう状況になることも
人が他人を殺してしまうことも
娘が亡くなったことも
私の性が不本意に奪われたことも

本当は私は、ものすごく憎んでいる

本当は、ちっとも許していない

でも、私は自分が人を憎むのが怖くて
今まで必死に蓋をしてきた

生まれてきたときは皆んな可能性に満ちているから
きっとそれぞれに何か理由がある

必死に人を恨まない言い訳を探して
自分が赤黒い感情の渦に溶け込み
赤黒いなにかにならないことを避けていた

でも
私の中にはとてつもない憤りが確かにあったのだ

そして
自分の中にも人を死に追いやってしまう
そんな赤黒い力があることも本当は知っていた

私が、ただ生きていたことで
家族が自殺未遂をしたことがあったからだ

あの日の、クッキリと残る赤黒い痕が
今もありありと思い出せる
喉の詰まりは、あの日の戒めだ

自分の『ただ生きる』は
時に人を殺してしまう

1番認めたくなかったのは
本当はきっとこれだった

私にも
命を殺めてしまう力が
ある


深淵


人というのは、つくづく不思議な生き物だ

『そこにある』

と在ることを自覚した途端
私の中に渦巻いていた赤黒いものは
轟いていたエネルギーをスッと穏やかにした

そうすると
それらのずっとずっと先
以前見つけた惑星よりもさらに奥

硬く固く堅く閉ざしていた自分の奥底に
清浄な湖のような存在があることに気がついた

本当にあるのかわからないほどの
透き通った水が私の中にあった

これにはとても、驚いた

幼いときから
わたしは自分を『穢れ』のように感じていた

自分の生は死の上にグラグラと立っていたし
家族の前ですら、私は女だったからだ

いつも『死』や『性』が付き纏う自分には
それに見合った生き方があるのだと
そんな風に感じていた

大切な人が次々と亡くなっていく自分
『女性』にネットリと纏わりつかれる自分
そんな自分を味わうのが辛くて
感情を自分から切り離すことで生きやすさを求めていた

だけど私の奥底には
こんなにも透き通った水が
しっかりと存在していた

『繋がった』
そう呟いたら、また両眼から涙が溢れた

赤黒く描いたものの胸にも
who am I?にも何故か青色を載せていたが
こんな意味があったのだと
人の直感や感覚からくるメッセージの美しさも実感した

私たちは常に
深いところにある源から
言葉にならないメッセージを受け取って生きている


Re:source

人には、防衛本能がある

過度なストレスや痛みを感じると
私たちの脳は闘争や逃走、固まることで
様々なものに適応していく

それは一見、本来の自分から離れているようにも感じるけれど、本当は全くの逆だ

適応することは、傷つくことを避けることでもある

だからこそ
自分の奥底にある源は
一度も一つも傷つけられることなく
奥底にずっとずっと、変わらずあり続けるのだ

私たちは、誰ひとり
本当の意味で傷つけられることなどできない

だからこそ
いつだって源と繋がれるのだ

奪われていく『生と性』を
様々な形で経験してきた

なぜこんな経験をしなくてはいけないのか
と悲嘆していたが
私はそれらに付随する感情と共に
世界と繋がっていくのだろう

改めてここで言葉にしておこう

わたしは、対話で世界を救いたい


No borders

この世界の表面では
様々なことが起きている

私たちひとりひとりにも
日々様々なことが起きている

でも
ずっとずっと深い部分は
何にも変わっていないのだ
いつでもずっと、繋がっている

時代が変わっても
世界が変わっても
そこに変わらず、私たちの源は
あり続けている

You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will be as one

No Borders 最後に描いた絵

全てそこにある 
そこに気づく ただそれだけでいい


終わりに

最後まで読んでくださり
ありがとうございました

このnoteは
THE COACH の仲間と綴る
「2023年冬のアドベントカレンダー」
でテーマをいただいて綴りました

わたしに贈られたテーマは
『許可と禁止』
でした

テーマを贈ってくださった方
企画してくれたまーさん、りみさん

今日まで繋いでくださった23人の方々
それらのnoteを読んでくださった全ての方々

そして
ここに登場するNo bordersの皆様
そこで出逢えた同期のみんな
さきえる
NVCダンスフロアをご一緒してくれたみんな

イノチノブレス
ゲシュタルト
システムコーチング 
メンタルモデル
MBTI
での気づき

クライアントさんとのセッション
マイコーチとのセッション

THE COACHで出逢えた学問と人びと

この1年で全ての方々との交わりがないと
書けなかったnoteです!

Special thanks!!!

今日はクリスマス・イヴ🎅
そして私のbirthdayでもあります✌︎

死や性、出産など
所謂『穢れ』と言われるものと向き合い続けてきましたが
それでもなお揺らがない『清浄』を自覚できた
とっても素敵なバースデーになりそうです!

改めて、
自分をとことん探求し続けた一年だったように思います

36年間、色んなことがあったけど
どっしりとした深淵と今ここを行き来しながら
ケラケラと生きてるタフな自分が好きだ🤣

36歳も楽しむぞー☺️

皆様も、素敵なクリスマスイヴをお過ごしください!🎅

ビッグラブ!!!🌏


小田原の海で
3と6
36さい!🤣

後ろに光る白い月と海と岩が
どっしり感あっていいな


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