見出し画像

#412 映画論12|バッファロー'66

これは高校時代、ちょっとリスペクトしていた友人が大好きな映画でした。
「メチャクチャ面白いから見た方がいいよ」と勧められ、僕のフェイバリットにもなった、そんな映画ですね。


バッファロー'66 あらすじ

本作の主人公のビリー(ヴィンセント・ギャロ)は1966年12月26日ニューヨーク州バッファローで生まれました。
ここから映画のタイトルが取られた感じですね。

で、このビリーは愛する地元のアメフトチーム「バッファロー」を応援していたんですが、その優勝決定戦で大金をかけた賭けに負けて借金を追い、身代わりで刑務所に収監され、5年間刑務所に入っていたんです。
(その際にスコットという選手が八百長をしたと疑ってました)

で、本当のことは言えず、親には「政府の仕事をしていたけど、やっと終わったから今から妻を連れて帰るYO」とか、見栄を張ってしまい、どうしたもんかということで、トイレを借りたダンス教室にいたチャンネーのレイラ(クリスティーナ・リッチ)を脅して、妻のふりをさせます。この時点で結構メチャクチャなんですが・・・

で、そんなビリーはなかなか可哀想な男で、過去から親に愛されていなかったり、友達にも馬鹿にされていたりで・・・レイラは可哀想に思い、同情し、それはいつしか恋に変わります。
吊り橋効果というか、ストックホルムシンドロームというやつですね。

そして、ビリーは自分の人生を狂わせたスコットへの復讐を企てるんですが・・・
まぁ、続きはみなさん是非見てみてください!


バッファロー'66 の魅力

とにかくこの映画は、主人公であるヴィンセント・ギャロが「監督」「脚本」「主演」「音楽」を担当し、さらにはお気に入りだったクリスティーナ・リッチを口説いで主演女優として、自分とのラブロマンスを演じさせるという・・・まさにやりたい放題の作品
日本で現在話題の故・ジャニー喜多川を彷彿とさせる、やりたい放題っぷりです。

そんなお気にのクリスティーナ・リッチですが、アダムス・ファミリーに出ていた例のあの女の子と同一人物だったのは今初めて知りました。
とにかくムチムチ子さんですが、すごく魅力的ですね。
途中のボーリング場でのタップダンスは良いですね。

そしてヴィンセント・ギャロもカッコいいです。
こんなカッコいいのに童貞の訳がないだろうと思いつつも、しっかりと潔癖症で女子を怖がるあたりは監督のこだわりですね。

あとは音楽もかっこいいですね。


バッファロー'66 まとめ

登場人物も多くなく、物語もシンプルで、非常にわかりやすい作品です。
是非チェックしてみましょう!

それでは今回は短いですが、この辺で!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?