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#145 バンド論44|小島

スカ繋がりで小島を紹介しましょう。


小島のバンド名の由来は小島=小さい島(日本)から来ていると昔インディーズマガジンで読んだ記憶がありますが、とにかくカッコイイんです。
小島が好きな連中は結構多かったですね。

ボーカルのヒッチャメンはスキンヘッドに巨漢にヒゲ、全身に和彫の刺青(タトゥーなんて可愛いものではない笑)と南無阿弥陀仏と、完全にザーヤク。僕等の周りではヒッチャメンは広域暴力団の息子という噂が出回ってました笑
そんな見た目ですがめっちゃいい人で、僕の友人数人がMINOR LEAGUEのライブに行った時に遊びに来ていたヒッチャメンに写真を依頼したら快く撮ってくれたみたいです笑

あとは昔HANG OUTという番組で、何を狂ったのかヒッチャメンが人生相談をやるという「小島の人生相談」というコーナーが一瞬あり、質問に対してヒッチャメンが「テメェで考えろ!」と一蹴するコーナーがものすごく好きでしたね笑

一見そんな強面でヒッチャメンの声も独特でありながらも演奏はとにかく楽しくゴキゲンでメロディアス。もっと評価されて良いバンドですね!


10位 SEXY DYNAMITE ROCK'N’ ROLLER

この曲もイントロの時点で相当楽しく、「イエーッ!!!」と思わず一緒に叫びたくなるロックンロール・パーティーチューン。
僕も大学時代にSEXY DYNAMITEというバンドを組んでいただけにシンパシーを感じます。
冒頭の「スケベな身体をうねらせながら」が最高です。



9位 シャットライフ

今回のランキング作っていて笑ったのは、小島のPVが意外と多いんです笑
全然作るのとか好きじゃなさそうなのに笑
そして、このシャットライフのPVもかなりゴキゲンですね。
曲調としては最初のベースの入りから好きなんですけど、ラストの「シャットライフ、シャットライフ」のとこも好きですね。



8位 ホット オブ ユース ジェネレーション

これはとにかくメロディアスな曲です。
何気にヒッチャメンはソングメーカーとしてかなり優秀だと思っておりますが、これは冒頭のイントロから最後まで終始ポップです。
そしてPVは・・・・笑


7位 フィンガー バイブレーション

これは曲名の意味は分かりませんし、恐らく下ネタを示唆する内容の歌詞なんですが…笑
とにかく最初から最後までポジティブな名曲です。
スカというよりかは、普通にメロコアの基本的な曲ですね。



6位 フラストレーション デッドモーニング

これも名曲です。
そして話が少し脱線しますが、小島の曲はミッシェルガンエレファントに共通して英語歌詞をカタカナで表記する感じという関連性に今気づきました。


5位 情熱の薔薇

これはすごいカッコいいです。
ブルーハーツのトリビュート、原曲リスペクトがあまりにも強く基本的にカバーというかコピーの印象が強く、POTSHOTの「キスして欲しい」と、ハスキンの「未来は僕らの手の中」はまぁ良かったんですが、それ以外は全然琴線に触れなかった中で、小島のこの情熱の薔薇のカバーはブッチギリで一番良かったです。宇頭巻とか本当に(略)



4位 モンキー スラム ダンス

これはめっちゃテンション上がる名曲ですね。
小島のベストを持ってましたが、そのラストがこの曲で最後にこのゴキゲンな曲で締めると言うのが秀逸でした。
ライブで聞いたら最高に上がるでしょう。名曲です。



3位 プラスティック オン ザ ドッグマン

そしてこれですよ、これ!
僕が初めて小島を知ったのはこの曲だったと思いますが、前述の通りとにかく衝撃でした。
ヒッチャメンのダミ声、ゴキゲンなホーン、キャッチーなメロディ、ストレートな歌詞、この曲が収録されていたアルバムはかなり聞いてましたね。

真っ直ぐな心で 揺るがない気持ちで
堅実なやり方で くだらない言い分で
もっと力が欲しい 暗闇の向こう側
じっくりと考えて またここに立っている

やっぱシンプルだけどいい歌詞ですよ。

そして、やっぱ最後の「プラスティック、オンザドッグマン」のコーラスのところは最高にかっこいいですね。


2位 バッド タイム ローリング

これはかなり完成度高いです。
イントロもメロディも歌詞も素晴らしい。
これは普通に当時、他の名だたるアーティストが歌っていたら普通にヒットしたでしょう。小島だからチャートにかすりもしなかったですが、そこがいいんですよね。
大学時代のバンドのドラマーも好きで、よく歌ってたのでこれを聞くとその時期を思い出しますね。



1位 スラッピング デッドポイント

そして1位はこれですね。
小島の曲の中で一番美しく、一番ポップで、一番メロウな名曲です。

惜しむらくはこれだけ素晴らしい名曲も、歌ってるのが小島だから全然チャートにはかすりもしなかった事ですが、それがいいんです!
当時のモンパチとか175Rとか歌ってたら普通にメッチャ売れてたでしょう。

とにかく本当に綺麗な曲ですね。青春です。


以上、そんな感じで小島について振り返ってみましたが、
とにかく小島は意外とPVが多かったと言うのが収穫(?)でした。
解散してしばらく経ちますが、実力もエンタメ性もあり、是非またみたいバンドですね。

次も引き続いてこの辺のアンダーグラウンドを攻めます!以上!

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