見出し画像

#496 蹴球論47|北海道コンサドーレ札幌 2023年後半戦と、2023年Jリーグを振り返る

30年目のJリーグも閉幕した所で、2023年のJリーグについて、コンサドーレ札幌目線を中心に総括しましょう!


2023年Jリーグ コンサドーレ戦績

まずは赤黒軍団の、後半戦を振り返ってみましょう。

第18節 ● 1-4|セレッソ大阪(H)

アウェイで勝っているセレッソでしたが、ホームで完敗!
荒野が一矢報いるも、ヘヴィーな敗戦で後半戦スタート。
相手は元コンサの進藤がフル出場。移籍して頑張っているようですね。


第19節 △ 1-1|ヴィッセル神戸(A)

後のリーグチャンピオン相手に、スパチョーク弾で先制するんですが、逃げ切れずに後半残り5分で追いつかれてドロー。
勝ちきれない感じが続いてしまいます。


第20節 ● 1-2|アビスパ福岡(A)

スパチョークの2戦連続弾で先制するも、またしてもリードを守れず後半立て続けに失点して逆転負け!キツイです!
奈良も前もスタメンで、札幌を離れてもこうして活躍しているのは嬉しい反面、残ってくれれば…という思いだったりもして複雑ですね。


第21節 ● 0-1|アルビレックス新潟(H) 

ホームでの新潟戦も勝ちきれず、連敗!長いトンネルから抜け出せません。

第22節 ● 0-3|鹿島アントラーズ(A) 

ボール支配率は上回っているものの、完敗!今期鹿島には2タテされてしまいます。
3連敗と言うヘヴィーな状況が続きます。


第23節 △ 1-1|サガン鳥栖(H)

ホームで鳥栖を迎えたこの試合は、浅野のゴールで先制するも後半追いつかれ、前半戦同じく1-1のドローで久しぶりの勝ち点GET。
勝ち点をGETできたのはよいですが、まだまだトンネルから抜け出せません。


第24節 ● 0-3|京都サンガ(A)

前半戦で勝利した京都にも0-3で完敗。
流石にこの時期辺りは急激に冷めていた記憶がありますね笑


第25節 △ 2-2|川崎フロンターレ(A)

アウェーでの川崎戦、善戦むなしく2-2のドローに終わりました。
開始早々にスパチョーク駒井のゴールで2-0になったんですが、岡村のレッドで暗雲が漂い…2ゴールを奪われてドローです。
先制しても守り切れない・・・今期の課題ですね。


第26節 ○ 4-0|ガンバ大阪(H)

長かった・・・10試合ぶりの勝利でした。
好調のスパチョークが2点、キム・ゴンヒ浅野と攻撃陣が奮闘して快勝!!
リーグ戦では3ヵ月ぶりの勝利を、札幌ドームで決められて良かったです。


第27節 ● 0-1|湘南ベルマーレ(H)

久々の勝利に続けず、惜敗。
前半戦は勝ち点を拾える相手には須らく勝利していましたが、後半戦は真逆で、福岡・新潟・京都、そして湘南などに勝ちきれない展開が続く、下期を象徴するような敗戦でした。


第28節 △ 1-1|名古屋グランパス(A)

前半戦でやられた名古屋相手に、先制を許すも小林のゴールで追いつきドローに持ち込みました。


第29節 ● 1-2|柏レイソル(H)

下位に低迷していたレイソル相手に、早々に0-2のビハインドとなり、スパチョークのゴールで1点を返すも惜敗。
リズムに乗り切れません。


第30節 ● 1-4|横浜Fマリノス(A)

今季初勝利を記録したゲンのいいマリノス相手ですが、圧殺で2連敗!
さすがディフェンディングチャンピオンです。
田中駿のゴールで一矢報いるのが精いっぱいでしたね・・・


第31節 ○ 2-1|横浜FC(H)

相性のいいお得意さん、横浜FCに着実に勝利して、下期ようやく2勝目。
駒井浅野のゴールで逃げ切り、この勝利を持って7年連続の残留が決定。


第32節 △ 0-0|サンフレッチェ広島(H)

前半戦同様、0-0のスコアレスドローという結末。
まさに互角だったということでしょう笑


第33節 ○ 3-1|FC東京(A)

浅野小柏の両エースと、ルーキー大森も決めて解消!
横浜FC同様、2タテ決めさせてもらいましたね。


第34節 ● 0-2|浦和レッズ(H)

そして小野伸二ラストマッチになったこの試合、何かと話題になった1戦でしたが…実力負けでしたね。
レッズにも今年は2タテくらってしまいました。


まとめ

上期は7勝5分5敗、勝点26で折り返し時点で8位、
下期は3勝5分9敗、勝点14で年間トータル勝点は40、順位は12位でした!

やはり、夏の失速が辛かったですね。
金子の移籍や、(ずっとですが)小柏の怪我などもあり、どうしても攻撃陣が揃わないので、上期の「リーグ最多」得点も影をひそめてしまい、ちょっと悲しい結果で終わってしまいましたね。

7年連続J1と、もうJ1にいることが当たり前のチームになった以上、どうしても欲が出てしまいます。
2018年の4位と言う奇跡をもう一度…とは言いませんが、久しぶりに1ケタ順位に憧れますね!

そして小柏がFC東京、田中がセレッソに目をつけられている模様!
この2人が出るのはかなりキツいので、何とか阻止したい所ですね!


2023年 コンサドーレ 個人成績

各セクションごとで振り返ってみましょう。

チーム得点ランキング

12ゴール:浅野
8ゴール:金子
7ゴール:スパチョーク
6ゴール:小柏
4ゴール:田中・駒井
3ゴール:菅・荒野・小林
2ゴール:キムゴンヒ
1ゴール:青木・中村・岡村・大森

浅野は後半戦4ゴールと、前半戦の半分となってしまいましたが、それでも二桁得点は立派。2019年の武蔵ぶりですね(武蔵は戻ってくる模様)
そして、スパチョークが後半戦6ゴールと大爆発、頼れるエースでした。


チーム出場試合数ランキング

1位 3031分(34試合):田中
2位 2662分(34試合):浅野
3位 2644分(31試合):岡村
4位 2491分(33試合):菅
5位 2381分(29試合):荒野

こんな感じでした。
やはり田中の健闘が光りますね(33試合フル出場)


ベストゴール(後半戦)

下期のベストゴールは川崎戦のスパチョークのスーパーボレーか、ルーキー大森のスーパーロングシュートのどちらかですね。


そんな感じで2023年シーズン全ゴール。
下期で失速しましたが、リーグ3位の得点数立派です!
胸を張れお前ら!


個人認定MVP(後半戦)

MF 49 スパチョーク

後半戦のMVPはやはり彗星のように現れたこの選手でしょう。
勝ちきれない中、しっかりとゴールを決める姿は素晴らしかったです。
先輩のチャナティップに続く、タイ国籍の選手の活躍というのも良かったですね。


Jリーグ 2023年総括

そしてJリーグの総括も行いましょう。
神戸が悲願のJ1制覇!これはアリかなと思っています。
ここ数年は「川崎」「横浜FM」の2強時代が続き、かつての「鹿島」「磐田」2強時代を彷彿とさせるグルーヴだった中で、こうして新勢力がしっかり頑張って、新たな歴史に名を刻んだのは非常に良かったですね。

MVPの大迫も当然でしょう。半端ないって!でした。
その他のメンバーも納得でしたね。


そんな感じで30周年を迎えたJリーグ、今年も楽しむことができました。

ここからは楽しいストーブリーグが始まりますが、とにかく札幌は青田刈りされないことを祈るばかりですね・・・

以上、そんな感じでコンサドーレ後半戦と、Jリーグの総括でした!
また来年楽しみにしています!

この記事が参加している募集

サッカーを語ろう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?