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#084 バンド論29|SNAIL RAMP

SNAIL RAMPは高校時代の3年間は結構聞いてました。

MIND YOUR STEPは当時札幌のタワレコでかなりパワープッシュされていて、視聴して「あ、いいかも・・・」と思っていたら気づいたら鬼のように売れていて、ハイスタとかがやれなかった(やらなかった)ことをやっていてシーンの浸透を一役担ったバンドと思っています。

1999〜2001年の間がバンドとしてアクティブに活動していたので、ライブも2〜3回くらい見に行ったり、高校時代はSNAIL RAMPと共にあったと言っても過言ではありません。

gravityまでは結構聞いてたんですけど、AKIOが抜けてからは正直聞いて無いですね。やっぱAKIOがいないと寂しいですね・・・


SNAIL RAMPの外せない10曲

10位 MIND YOUR STEP

SNAIL RAMPの登場は高校1年生の頃、当時のシーンにおいてはかなりセンセーショナルでした。
と言うのもこれまでアンダーグラウンドでしか無かったパンクロック界隈において、タイアップとかTV出演なんてセルアウトじゃね?と言われていた風潮に風穴を空け、「メロコア」「スカコア」などのアンダーグラウンドをメジャーにまで押し上げた先駆者と個人的には思ってます。

確かこの曲「MIND YOUR STEP」はなんかの番組のエンディングテーマだった気がするし「HEY!HEY!HEY!」にゲストとしても出演。観客をスタジオに入れてモッシュ&ダイブの中演奏するのを見て、「なんだこれは!!!」と当時のティーンネイジャーに影響を与えたものでした(僕の周りにもこの曲きっかけでパンクに目覚めた子はいました)

そしてこの曲ですね。スカ+ポップ+メロディアスという事で、同世代でカラオケに行ったら誰かが歌って盛り上げる、そんな曲です。
ベースがいい感じにうねっていていて好きですね。
TAKEMURAはあのベースクソ低い位置でこれを弾きながら歌うのはなかなか衝撃でした。


9位 THE BRAVE ROCK STAR

そしてこれは高2位だったかな? 
「TOPLESS DRIVER」という知性を感じさせないマキシシングルのリードトラックでした。
初めて聞いた時の印象はあまり無かったんですけど、確か2000年の夏くらいに近くの大学の学祭にSNAIL RAMPが来て、チケットが1,500円くらいと破格だったので友達と見に行ったんですけど、そこで聞いた時はなかなかカッコ良かった気がしますね!


8位 A PIZZA ALREADY

初期の代表曲ですね。バリバリSKAの曲です。
この曲然り、ハイスタのレーベルしかり、なぜ日本のパンクシーンでは「ピザ」を多用するのか?と思ったリしました。
バンドでも大事にしている曲であり、前述のライブでも一番最後はこの曲だった記憶がありますね。


7位 BREAKAWAY

これはトレイシー・ウルマンのカバーですね。
原曲はLONDON NITEのコンピとかに収録されていたり、色々なところで愛されて、多数のアーティストにもカバーされていますが、このカバーは原曲リスペクトが感じられるGOOD COVERです。
AKIOとISHIMARUのコーラスが美しい。ライブで盛り上がる曲です。


6位 GOING TO CHANGE

これはMIND YOUR STEPのカップリングですが、周りではこの曲の方が人気あったりしました。
チェリーよりバニーガールが人気あるようなグルーヴですね。

この曲は普通にメロディが綺麗な良曲です。
AKIOがメインで歌ってるんですけど、AKIOのしゃがれ声はやっぱいいですね。


5位 JET WALK

これも1st収録でライブでアゲアゲになる曲ですね、これはいいですよ。
「JET WALKING!」でTAKEMURAがジャンプして、カタカナの「ル」みたいな形になるのが好きですね。


4位 tippee

これも前述のTOPLESS DRIVERの収録曲なんですけど、この曲が一番好きでした。
この曲もAKIOが歌ってるんですけど、疾走感もありつつメロディアスでサビもメロウ。どこから切り取ってもいい曲です。
てかこの曲とか絶対YouTubeに無いと思ってましたが…ちょっと舐めてましたね笑


3位 HOTARU NO HIKARI featuring AIR

これは結構流行りましたね?
これも高校〜大学くらいの時期に出たアルバムで当時を結構思い出しますね。

蛍の光をパンクバージョンでカバーするのは既にSNUFFがやってたんですけど、独自の歌詞を入れ込んだり、ホーンを入れたり、色々とアレンジしてるのが素晴らしい。
AIRもいい感じです。
個人的には「I want give way〜」のところが好きです。

個人的にですが、英詞でしか歌わないアーティストが日本語で歌ったら違和感をどうしても持ってしまうんですけど、この曲は不思議と違和感なかったですね。理由はわからんのですが・・・

RISING SUN 2002で見たときはAIRパートはTAKEMURAが歌ってましたが、それはそれで良かったですね。


2位 ALMIGHTY FIVE MONKEYS

この時期SNAL RAMPが一番イケてる時期と個人的に思ってますし、この曲は大分カッコ良かったですね。よくこれはカラオケで歌ってました。

イントロがいきなりカッコいいんですけど、AメロのTAKEMURAとAKIOの声質の違うダブルボーカルで攻めて、Bメロで転換して、サビで爆発するという様式美。
歌詞も訳わかんないしタイトルも「なんでもできる5匹の猿」と意味不明ですね笑(なんかのメタファーなのかしら?)

これは演奏するとなると難しいですね。SNAIL RAMPは何気にテクいので、高校時代にコピーしてた友達のバンドは割と苦労してました。


1位 B.M.W

1位はやっぱこれでしょう。
とにかく最高に上がるパンク・ロック・ナンバーですね。
これはあの青いビニールケースのマキシ買いましたね。

とにかくリフの時点でいいんですけど、この曲はISHIMARUのドラムのスコスコいってるスネアの音がすごい好きだったりします。
あとはなんと言っても「BUSTER!」でしょう。ライブでもクソ盛りあがりましたね。

サビもシンプルでメロディアスでいいし、曲自体も2分くらいで短くていい。
高1の秋を思い出す最高にCOOOOLな曲です。


以上、改めていいバンドだったことを実感!

あと忘れてましたが、高校時代に1個上で芸能界にちょっとしたコネクションのあるパイセンがいて、その人が高3の頃(俺は高2)に、「SNAIL RAMPのTAKEMURAさんと会ってくるよ」と言っていて、「サインもらってきてくださいよ」と言ったら本当にもらってきてくれて笑
メモ帳に「Hi!MASA!」って書いてくれたサイン飾ってました。どっか行っちゃったんですけど・・・泣

次は「ゼリ→」で!

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