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#261 バンド論71|相川 七瀬

ちょっとハイスタとかバースデイとか、時期的に書かなければならないと強迫観念に駆られて手記を綴ったので、バンド論はまた時制を1996年くらいに戻して、PUFFYと同時期くらいに一世を風靡していた相川七瀬を紹介しましょう。

相川七瀬はめっちゃ好きでしたね笑


相川七瀬との出会い

恐らく1996年の2月とかそれくらいの時期だったと記憶してますが、この時期僕は土曜の夜、「ハンマープライス」〜「めちゃモテ」〜「TBSスーパーサッカー」〜「チューボーですよ」〜「CDTV」を見るのがルーチンとなっていました。
土曜日だけ夜更かしをする、そんな感じでしたね。

で、CDTVをこの時期やたらと見ていたので、かなりこの時期のJ-POPには詳しかったりするんですけど、その中で相川七瀬は結構パワープッシュされてたんです。
CMでもガンガン流れてたし、CDTVでもゲストで歌ってたので存在は認識しており、何より「夢見る少女じゃいられない」が一度聞いたら忘れないので、記憶にずっと残っていました。
次の「バイバイ」は琴線に触れなかったんですけど、その後の「LIKE A HARD RAIN」「BREAK OUT」でチャートベスト10に入り、そして1stアルバム「RED」は鬼のように売れて、TOPアーティストの仲間入りをしたんですね。

で、僕はこの時期、奥菜恵が好きだったんですが、相川七瀬も結構好きで、相川七瀬のポスター部屋に貼ってましたね笑
「CDでーた」とかについていたやつと記憶しています笑

そして1996年の秋ですかね?「恋心」とかも売れて、翌年1997年には2ndアルバム「paradox」を姉に買ってきてもらった記憶があります。
ただ、この辺からハイスタとかに系統し、J-POPは聞かなくなってしまったのよね。
なので、2ndアルバムまでくらいしか知らないのですが・・・それでも中学校時代の僕の中で、かなり相川七瀬は印象に残っていますね。


相川七瀬の魅力

そんな相川七瀬の魅力をちょっと思い起こしてみました。

1.曲がカッコよかった

ここまでゴリゴリのロックサウンドを歌う女性アーティストは、浜田麻里(?)以来いなかったので、その点は新鮮だったんじゃないでしょうか。
そしてなんと言っても当時の小室ファミリー最大のライバルと呼ばれたビーイング系列最強のメロディメーカー・織田哲郎が全面プロデュースの時点で死角はなかった。メロディも良いし、曲もロック調でカッコよかったです。

2.不良だった

あとはスタイルの部分もしじを集めましたね。
革ジャン着て、ホットパンツはいて、マイクスタンドを蹴っ飛ばすようなちょっと不良なヴィジュアル、パフォーマンスも良かったですね。
あとは実生活でもヤンキーだったようで、当時HEY!HEY!HEY!で窃盗について語っていたエピソードがありました。
10年度だったらあびる優のように粛清されていたでしょう笑

3.美人だった

そしてなんと言っても顔が整っていた点ですね。かなり綺麗なチャンネーでした。

そんな感じで売れるべくして売れた、そんな感じでしたね。


相川七瀬の聞いておきたい曲 BEST10

10位 CAT on the street

2ndアルバムの1曲目です。
1曲目から割と攻めたロックで、アルバム全体の世界観を期待させる曲でしたねえ。
確かCMでも使われていたはずです。


9位 トラブルメイカー

そしてトラブルメイカー、これは6thシングルですかね。
エッジの効いた攻撃的な曲です。
これはライブでクソほど盛り上がりそうですね。サビもそうですが、「GET DOWN!」とかは熱いでしょう。


8位 鳥になれたら

これは2ndアルバム「paradox」に収録されてる曲ですね(調べたらトラブルメイカーのc/wでした)
メロウな感じの曲で、メロディが美しい曲ですね。
弱ってる時に聞いたら大分染みてしまう、そんな曲ですね。


7位 Sweet Emotion

これも懐かしいですね。
かなり重厚なロックで、まさに相川七瀬を体現したような曲ですね。
実際僕はこのシングルを最後にあまり聞かなくなってしまったので・・・ある種この曲が完成型だったような気すらします。
サビのメロディと、シンセとかが美しいですね。


6位 LIKE A HARD RAIN

これもいいですね!
このシングルが確か8位とか9位とかで、これで相川七瀬はTOPアーティストの仲間入りをした記憶があります(調べたら8位でした)
歌詞も本人が書いており、グッとレベルが上がった感じがします。

2回目のサビが終わった後の間奏あたりがいい感じに盛り上がるので好きですね。
久しぶりに聴いたら昔を思い出して上がる、そんな曲です。


5位 今でも…

これも名曲ですね。
1stアルバム「Red」のラストを飾る、ロックバラードです。
相川七瀬は歌唱力というよりかは表現力がすごいと個人的には思ってるんですけど、この曲はまさにエモーショナルな部分が全面的に出ていて良いですね。
メロディが素晴らしい、切ないラブソングです。


4位 Two of us

この曲も素晴らしいですよ。
2nd「paradox」のラストを締めくくる曲なんですが、マジでメロディが神がかっていて、泣けます。歌詞もいいんですよ。
素晴らしい曲は意外とコメントができなかったりするので、是非聴いてみてほしいですね。


3位 恋心

そしてこれですね。
自身最高のヒット曲で、ミリオンを記録した相川七瀬の代名詞的なシングルです。
ギターのリフがメロウでいいんですが、全体的に切ないバラード調のロックナンバーですね。
PVは銀行強盗やったり、パン食べたりよく分からない感じでしたが、結構好きで見ていた記憶がありますね笑


2位 BREAK OUT!

そしてこれもすげー好きでしたね。
このPVの宇宙人みたいなのがメッチャ可愛くて、このPVを見て好きになった記憶もあります。
曲もイントロのギターから、テンポ良い感じの構成とか、全体的にいい感じですね。
そして歌も「キリキリ」とか「ケリ」の部分が非常に好きでした。
今聞いても色褪せない名曲ですね。


1位 夢見る少女じゃいられない

そしてこの曲は外せないでしょう。
相川七瀬と言えば「夢見る少女じゃいられない」ですよね。

まず「午前0時の交差点」がいいですね。このフレーズで始まるあたりがやはりテツロー・オダがヒットメーカーたる所以です。
そしてサビ前の「BANG!×4」とか、サビ最後の表題のフレーズなどはまさにライブで合唱したくなる構成。

そしてイントロのギターリフと、ベースラインもいい。全体を通してハードロックアレンジなので実際にバンドで演奏したくもなる構成。
そしてこれをヤンキーさを醸し出し、まだあどけなさが残りつつもしっかり美人で整ってる相川七瀬が歌うこの曲がデビューシングルというのは大正解でした。


以上、熱く語ってしまいました!
そんな感じで次は日本のロックンロール編に突入します。まずはNUMBER GIRLから紹介するのでお楽しみに!


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