見出し画像

春の一歩

4月1日から娘が保育園児になる。
一歳入園が出来なくて落胆した春から一年、ようやく決まって嬉しいかと思いきや、産まれてからこれまでを思い出すと、平凡だけどずっと楽しく暮らしていたので寂しい気持ちの方が勝っている。よく食べよく寝る子なのでさほど苦労もなく大きくなってくれた。私は特になにもしていない。毎日可愛い可愛いしながら遊んで抱っこして一緒に昼寝していただけである。
でも最近は同年代の子どもと遊びたい気持ちが出てきたらしいので、集団生活を始めるには丁度良い頃合いなのかしらね。お友達、いっぱいできるといいね。先生の言うことはちゃんと聞くんだよ。

3年前の今頃、妊娠していることがわかった時は凄く凄く不安で、泣きながらお腹をさすっていたことを思い出す。近くに頼れる親戚は無く、経済的にも裕福とはいえない状態で産んで幸せにしてあげることができるのか。「何とかがんばろう」旦那の一言で覚悟を決めた。やれんのか?やれますよ!!
女の子だとわかってとても嬉しかった。年齢的にも経済的にも最後の子どもなので、男の子と女の子両方授かれるなんて本当にラッキーでしかない。
産まれてから今日まで、可愛いねと言わない日は多分無かった。そのくらい可愛くて可愛くて仕方ない娘。明日から可愛いねって一緒に過ごしてくれる人が増えるんだよ。最初は泣くだろうね。そりゃ仕方ないし、いっぱい泣いて、頑張って慣れて、毎日楽しく過ごすんだよ。

育休が切れた後も何とか私が在籍できるように考えてくれた職場、土日の疲れているところ2人の子守りをしてくれた旦那、土日くらい大好きなお父さんを独占したかったであろう息子、全ての人にありがとう。お陰でなんとか今日まで頑張れました。

またこれからいろんなところに頭下げて頑張ります。暖かい春の日、娘と我が家が新しい一歩を踏み出します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?