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雇われブロガーをやってみた話(前編)

実はこの数週間、普段の言葉遣いとは大きく異なる記事を複数あげていました。

妙にテンションの高く、「!」の多い文章。
どうしてこんな文章になったんだ、というと、
これは数年前に雇われブロガーとして働いていた頃に書いた記事だからです。

というわけで今回は、雇われブロガーとして働いていた頃の思い出話をしていきます。
今回は前編、働き始めたきっかけからつらつらと書いていきます。


1.お金に困った塾バイトのわたし

これは大学1年の終わりの頃です。
私は新しいお金の稼ぎ口を探していました。

というのも、当時私は塾バイトをやっていたのですが、そこでの稼ぎが段々悪くなっていったのです。

塾バイトというのは、稼げる時期と稼げない時期がはっきりと分かれています。
私が働いていたのは個別指導塾だったのですが、個別指導塾は基本的に生徒がいないと仕事ができません。
夏期講座などの集中講座が開かれる時期は、生徒がたくさんいるのでたくさん仕事ができます。そして儲かります。
しかし、年度末のように受験が終わったり学年代わりの時期になると、生徒がごっそり減っていくので儲けが減ります。

そのとき、私は塾バイト以外にも稼ぎ口を手に入れることで、どんな時期でも一定の収入があるようにしたいと考えたのです。
特に、大学1年の頃はコロナ禍真っ只中で時間がありました。
その時間の中で自作パソコンを組むなどしていましたので、本当にお金がなかったのです。

2.たなぼたのように降ってきたブログのはなし

そんなときに、たなぼたのように降ってきたのが、ブロガー募集の話です。

大学1年が終わろうとする1月のある日、Twitterを見ていると、ある投稿を見つけました。

「弊社のブログの新しいライターを探しています!」

その投稿をしたのは、私と同じ大学に通う大学3年生(当時)。
私と学部学科も同じだったので、私の直接的な先輩にあたります。
この方は、学生ながらベンチャー企業を立ち上げた、学生社長でした。
立ち上げた会社の新しい事業としてブログ事業をはじめるため、新しいライターを集めている、とのことでした。

私はこの投稿を見つけるやいなや、すぐにライター希望のDMを送りました。

私は、高校時代に文芸部で物書きをしており、また、他の部活でブログを運営したりしていました。
そのため、文章を書くことについてはある程度の自信がありました。
そんな私に飛び込んできたブログの話。
文章でお金を稼げるのはいいなぁ……ということで、応募したわけです。

そうしたらそのままOK。私はブロガーとしての第一歩を踏み出しました。

3.はじめてのお仕事

私のはじめてのお仕事は、愛知県にあるまくらの会社。
身体にフィットしたまくらを製造する会社に、実際に見学に行って記事を書くというものでした。
(ちなみに、そのときに買ったまくらは今でも使っています)

このときの取材は、学生ベンチャーの社員さんと共同で行くことになっていたのですが……その人が、中々クセの強い人でした。
というのも、その人はまさかのホストだったのです!!

大学に入って、ホストをやったり個人事業主をやったりカメラマンをやったり……
そして大学でもミスターコンに出場するなど、かなり異色な経歴を持った方でした。

だからか、コミュ力も凄まじいもので……
別の機会で取材に行った帰りに、カフェで個人事業主の話をしていたのですが、

「ぼすかる君はパソコン詳しいから、詳しくない人を対象にしたSNS事業をやったらどう?」

と言われ、具体的な案を色々とお話してくださいました。
そのまま始めてしまいそうでしたよ(結局やらなかったけど)

ちなみに、その人にもらった『超 雑談力』とかいう本は、今も手元に残っています。

前半終わり

こんな感じで、ひょんなことから始めたブログ活動ですが、面白い人にも恵まれ、なんだかんだで楽しくやっていました。
しかし、これが続くのもそう長くはなく……。

というわけで次回は後編です。
ちょっとした業界の闇も垣間見えます。


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