#11早稲田大学を卒業して新卒入社した会社を半年で辞めた人の話:離婚〜パートタイムからフルタイムへ
パートとはいえ、腰を据えて働こうと思える会社に入社した投稿者。だが、パートでいられなくなる事態になる。
結婚から1年半で離婚
さて、この会社に入社して半年、結婚してから1年半くらいたったころ、離婚の危機を迎えた。
離婚の理由は性格の不一致。
ぶっちゃけ言うと、相手と相手の家族(とりわけ義母)といろいろな面で考えが合わないことが徐々に浮き彫りになってきたから。
相手の人柄をしっかり把握しないまま結婚するという、ここでも人生の重大な選択肢を安易に流れで決めてしまう投稿者の悪い癖が仇となっていた。
離婚後は一人暮らし希望
さて離婚するにあたって、離婚後どうやって生活をしていくかを決めないといけない。
実家に戻る、という選択肢ももちろんあったのだが、当時の色々な状況をを考えて実家には戻らないことにした。
というか、母は実家に帰ることをすすめてくれたが、父が実家に戻ることに猛反対した。
理由は「外聞が悪い」とかいう昭和的な理由では全く無く、「今実家に戻って居心地の良い生活になったら、お前は二度と再婚できなくなるぞ」という父なりに娘の人生を心配してのことだった。
今、結果として、当時の父のこの判断にはめちゃくちゃ感謝している。
で、実家に戻らないということは、都心通勤圏内の立地で一人暮らしをしないといけない。
当時のパートの給料では絶対に無理だった。
パートからフルタイムへ変更を交渉
というわけで、ちょうどその当時、紹介予定派遣から直雇用契約社員へ切り替えのタイミングを控えていたので、直雇用になるタイミングで、フルタイムにしてもらえないか?という交渉をした。
ところが、これが会社の頭を悩ませる問題となってしまった。
というのも、基本的に紹介予定派遣というのは、派遣→直雇用に切り替わる時に、大きく勤務条件は変わらない、ということが前提となっている。
パートタイム→フルタイムへの変更は、色々と大きく条件が変わることとなる。
その上、(これは職場によると思うが)会社の人員計画は年度始に決められたものを簡単にには変更できない。
投稿者の業務はあくまでパートで割り当てられていた業務だった。年度中にその計画を変更するのは非常に難儀するというわけだ。
ミラクルラッキーが起きてフルタイムになれた
ところがこの時、ものすごいめぐり合わせが起きた。
なんと隣のチームのパートに1人欠員が出たのだ。
このパートさん、色々と気が利くとても面倒見の良い方だったのたが、家庭の都合で残念ながら退職することになってしまったとのこと。
そうなると当然、会社的には新しく人を採用するより、今いるやつで回したい、となる。
そういえば、ちょうどあそこに「フルタイムになりたいです」って言ってるやつがいる。
アイツをフルタイムにして2チームの仕事やらせれば全部解決!
という感じで、投稿者にとっては超ミラクルラッキーのおかげでフルタイムへ切り替えてもらうことができた。
無事離婚して引っ越し、貧乏生活へ
そういうわけで、契約社員ではあるがなんとか稼ぎ口が見つかったので、無事離婚して人生2度目の一人暮らしを始めた。
新居は東京通勤圏内の神奈川県にした。
一応女性なので、オートロック付き、バス・トイレ別という条件で、家賃5万円。
ここから、手取り15万一人暮らしの貧乏生活が始まった。
〈つづく〉
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