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アトレーいじり#04 超簡単な車中泊カーテンの設置

車中泊カーテンは意外とむずかしい。
純正品をつければ簡単だけど、ジャパラ構造は窓との間に隙間が出やすいし、何より高価。

シエンタに乗っていたときは、窓枠のゴムパッキンに小さなコードフックを差し込んで固定し、使わなくなった普通の部屋用カーテンをぴったりサイズに切り出して引っ掛けてみたりした。

コードフック(写真:ダイソーHPより)

家庭用のカーテンなので雰囲気も遮光性も悪くなかったが、生地が厚めで 8 枚まとめるとかさばってちょっとした荷物になってしまった。

ステップワゴンでは、プラダンのような材質でできた専用の 11 枚組サンシェードを購入した。
ぴったりサイズで隙間なくセットすることができたが、ちょっとだけ開いて外の様子を覗くような事ができなかった。自作カーテン以上にかさばるし、結局一度も使うことなくクルマを買い替えてしまった。

ゼンポー サンシェード(画像:Amazonより)

理想のカーテンは、遮光性があって車体との間に隙間ができず、窓に付けたまま開閉ができるもの。
使わないときに外したりするのは面倒だし、荷物にもなるしね。

ダイハツ・アトレーの気に入っていることのひとつは窓の周りに装飾的なプラスチックのカバー(トリムというのかな?)がなく、鉄板のボディがむき出しになっていること。
つまりマグネットをくっつけることができるわけ。

で、目を付けたのがダイソーで売っていたクルマ用日よけカーテン

カーテンを取りだした後の空袋

上部に紐が通してあって、紐の両端には吸盤がついている。吸盤を窓ガラスにくっつけて使うようになっているのだけど、アトレーの場合は窓の周囲の鉄板部分に吸盤をつけることもできそう。
ただし吸盤はじきに剥がれてしまいそうな品質のもの。

そこで窓の周りにはみ出すようにカーテンをあてて、マグネットで周囲を押さえればいい感じになるのではないかと考えた。

どれだけ遮光性があるか不安なものの、カーテン生地はかなり薄く、重ねて畳んでもかなりコンパクトになりそう。

25 個で 100 円のマグネットも購入。
直径は 2cm ほど。昔ながらのむき出しのもので品質は良くないものの、磁力は十分だった。

黒い粉が指についたり欠けやすかったり

試しに設置してみるとなかなかいい感じ。
日差しを完全にカットするのは無理そうだが、ピンと張ってきれいにマグネットで留めれば外側からはカーテンとは思えないほど違和感がなかった。

マグネットを使えるとなにかと便利

後部座席の両サイドに 75 × 54cm、荷室の両サイドに 65 × 45cm、後ろの窓に 75 × 54cmを 2 枚重ねて貼り付けて、実際に 3 泊の車中泊をしてみた。

結果は上々、これで十分。
使わないときは、軽く丸めあげて上部にマグネットで固定しておけば、走り回っても大丈夫。

丸めた状態でもマグネットでとめることができた

ちなみに今回はフロントガラスには銀色の折りたたみ式のサンシェードを設置、運転席・助手席の窓は何もしなかった。
荷室にエアーマットを置いて、助手席の背もたれ側に頭を向けて寝たが、日が昇って明るくなったあとも(私の場合)気にならなかった。



2023 / 8 / 8



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