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ボードゲーム紹介『街コロ通』

お疲れ様です、ボトルキャップの河尻です!
自分は部屋に何も置きたくないタイプの人間で、部屋の中に極力物を置かないようにしてきました。居住スペースが狭くなるから。
なので自分は部屋の出窓を潰してそこを収納スペースとして物を置いていたりするのですが、最近いよいよそこに収まらなくなってきて、出窓部分が物によって1つの壁みたいになってきました。それでも物欲は止まることなくドンドンと物が増えていく、だけども生活圏内に物を置きたくないというジレンマと戦い続けています。今は物の壁が日に日に分厚くなっていってその壁はいずれ決壊するでしょう。それでも物欲は止められないのです。
今回はそんなわが家の壁の大部分を占めているオススメボードゲームを紹介します。

街コロ通

企業のオーナーになって施設を発展させていき、ランドマークを建設するダイス型ボードゲーム!

・プレイ人数
2人〜5人

・プレイ時間
45分

・勝利条件
ランドマークを3件先に建てたプレイヤーの勝利

・ゲームで使用するもの
施設カード

左からランドマーク、7〜12の出目、1〜6の出目の3種類の施設カードにわかれます。真ん中の数字の購入コストを支払うことで施設カードの効果を得ることが出来ます。カードの効果は1番上に書かれている数字の出目が出た時に発動されます。施設カードの中には自分のターンの時に効果が発動するものや他のプレイヤーがサイコロを転がした時に効果を発動するものがあります。ランドマークは20種類、サイコロの出目に左右される施設カードは20種類あります。

・コインとダイス

ゲームで使用する通貨とダイス
コインを支払うことで施設を購入することが出来、そのコインを稼ぐためには施設を建設する必要があります。コインが稼げるかはダイスの出目次第。


・ゲームの流れ
1.施設カードを1〜6の出目、7〜12の出目、ランドマークの3種類に分けます。分け終わったらそれぞれの山札からカードを引き施設が5種類になるまで引き続けて山札の横に並べます。同じカードが出た場合はそのカードの上に重ねておきます。並べるとこんな感じになります。

2.各プレイヤーに5コインずつ配ります。任意の方法でスタートプレイヤーを決め、スタートプレイヤーから順番に場に出ている施設カードを1枚づつ購入することが出来ます。これを合計3周行います。この時カードを購入しなくても大丈夫です。

3.スタートプレイヤーからサイコロを振り、サイコロの出目でカードの効果が発動されます。サイコロを振る際、1個振るか2個振るかは自由に選択できます。その後、カードの効果の処理を終えたら場に出ているカードを1枚購入することが出来ます。

4.次のプレイヤーもサイコロを振り、カードの効果を発動し、カードを購入します。これを繰り返していき、最初にランドマークカードを3枚購入したプレイヤーの勝利となります。


この街コロ通は色々なバージョンや拡張版が販売されていて、それぞれに良さがあります。前作の街コロではゲーム開始時にはサイコロが1つしか振れなく、ランドマークを購入することでサイコロが2つ振れるようになったりとドンドンやれることが増えていくロマンがありました。その反面、施設カードが最初から全て公開されている為、最初に購入する施設カードが偏ってしまったりしてしまいました。今作の街コロ通では最初からサイコロを振る数を選べるのと場に公開されている施設カードがランダムなこともあり、戦略性の幅が他シリーズより広いように思います。場に出ているカードは全プレイヤー共有なので『あ、この人7〜12の出目カードばっかり買ってるからサイコロ1個しか振らないでおこう』と他プレイヤーを潰しにいくこともできるし、他のプレイヤーがカードを購入することによって欲しかったカードが場に流れてきたり特に運要素と戦略性のバランスが絶妙で何度プレイしても飽きずにやることができます。何より街コロシリーズを通して面白いところは中盤以降のゲームの加速性です!最初の方はカードの効果が発動されないなどもしばしばありますが、カードが集まってきた時にそれぞれのプレイヤーのコンボが炸裂する瞬間がとにかく楽しいです。ゲームの内容も割とシンプルなので、ボードゲームのきっかけなどにもいいと思います!興味を持った方は是非遊んでみて下さい!

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