やさしさに包まれたなら。

だいぶnoteをご無沙汰してしまった。

書かなきゃ書かなきゃと思いながらなかなか時間がなく(時間は作るものだよと誰かの声)、今カミさんも子供もいないこの瞬間にパソコンを開けている。

何を書こうか。最近の状況か。感染者数が減って、街に明るさが戻ってきた気がする。でも、逆に日本以外では依然として増えていて、皆近いうちに第6波が来ると予想している。

しかし、今を楽しみたい。いや、楽しんでいる。久しぶりに寄った立ち飲み屋では常連客と思われる客と店員がフランクな会話を楽しんでいる。馴染みのライブバーに寄って帰りが深夜遅くなっても、カミさんが目を吊り上げて怒ることはなくなった(次の日の朝、チクッと皮肉は言われるが)。だから歩いて帰ってもほろ酔いの幸せな気持ちで帰れる。

マスクは嫌だね。なんかすれ違う人の目が怖いし(多分そう見えているだけ)。でもマスクつけていない欧米で感染者数が広がっていることをみるとやはり必要なんでしょうな。本当、日本人は一人で屋外でマスクするし、律儀だよなぁと感じる。

久しぶりに寄ったくだんの立ち飲み屋は店長と思しき人を含めて3人で回していた。おやと思ったのが一人は完全にマスクをしていない。

誤解を恐れず言うと、このバランス、いいなぁと思った。店員全員マスクだと、この店の雰囲気から言ってものすごくよそよそしくなる。マスクをしていない彼は髭の生やし方からして、かなり変わった人なのだと思うし、店長にも言われているとは思うのだが、前からいる人で、仕事はてきぱきしているし、なによりそれを非難する人がいないんだよね。

同調圧力が強い日本。だからこそこれに反発するノーワクチン、ノーマスクの人たちが先鋭化してしまうのだと思うのだけど、こんなやさしい空間もある。いい雰囲気の店は一人くらいそんな変わった人がいてもなじませてくれる力がある(今感染者が落ち着いているからという意見はごもっとも)。

多様化を認める社会になりつつある。アメリカでもパスポートにMとF以外にXというカテゴリーができたってね。日本にそれができるのはいつなんでしょ。法整備を待っていたら日が暮れるので、身近でそんな優しい場所が広がってくれれば、うれしい。

その考え方、もっと広げれば人間以外にも目が行くからね。そうすると温暖化もストップできるかもしれない。

優しさを。常に優しさを。

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