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アンジュルムオタクが、堂島孝平さんのライブに行ったら幸せになれた話

おはこんばんちは。
どうも「目の付け所がホープだね」
note初心者、某田中です。

今回はタイトルの通り、前回と打って変わって
堂島孝平さんのライブの話です。
現在開催中の
堂島孝平 × SOLO TOUR 2022「Fitting journey」
岡山公演にお邪魔してきました。
その公演があまりにも良すぎたので、その感想について綴らせて頂きます。


●はじめに

・目的と公式情報

このnoteを読んで頂いている方の大半がハロオタ及びアンジュルムオタの方だとは思うのですが、「堂島さんのライブってちょっと行ってみたいかも…」「アンジュルムが好きだから堂島さんの事知ってはいるけどさ、実際どんな感じよ?」という方に少しでも興味を持ってもらえる事を目的に書きます。この間初めて行った奴が←

まだまだ日程はあるようなので、悩んでる方は下記リンクから日程を参照下さいね。
サクラみたいなこと言いますがあれを5000円台で見れるのはお得すぎます本当に、チートです完全に↓

今回リリースになった堂島孝平最新アルバムをAmazonでポチるならココから↓



今回のアルバムに収録されている楽曲でYouTubeにMVが公開されている曲↓

アルバム全曲ティザー集↓



・注意点


下の3点が気に食わなかったらこの記事は楽しめないと思いますので、怒らず騒がずそっと画面を閉じて頂ければ幸いです。

①セトリとかネタバレ的な要素はなるべく触れずに「堂島さんのライブを見て私が感じた良さについて語る」という構成にしてみます。「え、詳しく詳しくぅ〜気になるぅ行ってみたい〜」ってなってほしいので。トライはしますがちょっとネタバレしちゃうかもだから、気になる人はここでストップして下さいね。

②こんな記事をまとめるつもりなかったので「備えないので憂いあり」状態。よって会場の外観の写真も内観の写真もありません。適宜妄想して下さい。

③堂島さんのライブは初めて見ました。なのでただこのライブの日に感じた事を主観たっぷりに書き殴るだけの記事になります。そして私はアンジュルムが大好きなので、同志である堂島さんのライブとアンジュルムのことを絡めながら想いを馳せて見ていたので、そのことに関しても話していきます。





はい。大丈夫ですかね?続けます。
上に書いた通りなので今回はあくまでライブの話をするつもりです。なので前回の記事のようなキモオタムーブはしないつもりです。
つもりです。
つもりですよ…

つもりって意味…




「わかるよね?」
ジャジャジャン・ジャジャジャン
ジャジャジャ・ジャ〜ン!
ジャジャジャン・運m







……
早速「してしまう」ところでした




はい。それでは本題です。
冷静沈着、質実剛健に参ります!キラン


◯会場内の雰囲気

・基本情報

岡山市内の栄えた場所にある「城下公会堂」が今回のライブ会場。ビルビルしい街並みにひょこっとあって、昼はカフェ営業、夜はライブ営業やら貸切とかで使われてるっぽいです。

城下公会堂 公式HPより。
ライブ当日は画像奥をステージにして、テーブルを片付けてズラッと椅子が並んでました


公式HP↓

こういう洒落た場所は自分が寄り付いてはいけない空間という印象が強かったんですが、受付のスタッフの方やバーカンの方がかなり気さくな印象でウェルカムな空気感を醸成してくれていました。おかげで無理に身構えずに入場できました。ありがたやありがたや


・全席、着席&自由席


会場は歩道に面していて外からも中が見渡せるくらいの大きさ。多分キャパは80〜100人かな?(見当違いだったら、ごめんね)
全席自由と言いながらも私が着いた頃にはもう選択肢がないくらいパンパンでした。これでスタンディングだったらよく見えなかっただろうし、やはりゆったり見れるので終始着席で見れるのはありがたかったな。
※今ツアーの他会場はスタンディングだったと思うので、そこは会場によりそうです。キャパも様々だと思うのでお近くの会場をチェケラッ!


・客の男女比は1:9

正確な人数はわからないけど男性客は本当に指折り数える程度で、ほとんどの方が女性客でした。以前堂島さんのライブに行かれたというFFの方(以下「FFのIさん」と呼ばせて頂きます)が仰られていたのですが、堂島さんがKinKi Kidsに楽曲提供し出した頃からの根強いファンの方が多いのかもしれませんね

・服装

FFのIさんから伺った「堂島さんはアンジュルムオタクを見つけたら喜んでくれる」という情報を参考にアンジュルム9.1オンスTシャツを着ていきました。ちなみにハロオタアイテムを身につけた客は他にいなかったと思うので、目立ちたくない人はオススメしないです。(私は見つけてもらえた確証はありませんでした…なんとなく視線を頂いた気はしますが…私が鈍感だったのか、はたまたアンジュル部Tにすればよかったのか…)
堂島さんのツアーグッズを身につけてらっしゃる方もちらほらとはお見かけしましたが、皆さん割と自由な装いで楽しんでらっしゃる印象でした。どちらにせよ先ほど挙げた会場のウェルカム感があったので、老若男女ハロオタか否か関係なく疎外感のようなものはありませんでした。まじハレの国岡山でした!アッパレ城下公会堂!アッパレ堂島孝平!





さていよいよライブが始まります。




◯堂島孝平ライブここがスゴイ

・堂島孝平降臨

椅子がビッシリ並んでいましたが会場中央に通路スペースが空いており、開演前はそこをスタッフや客が右往左往していたわけですが。開演時間になると、なんと堂島さんはそこを通って入場してきたのです…
もうほぼ0距離(語弊)で堂島さんが横を通り過ぎていきました…大量の拍手と共に笑顔で入場してくる堂島さん…ハロコン中野サンプラザ公演の「降臨」を擬似体験させてくれる堂島さん…嗚呼ありがとう堂島さん…
勝手に同志として親近感を覚えていたはずのあの方の背中は眩く、その時のあの方はアンジュルムオタクとしてではなくミュージシャン堂島孝平として確かにそこに存在していました(そらそやろ)(いやでも本当にかっこよかったんです)
 
入場が済むとスッとギターを手に取り、曲が始まりました。なんて曲なのかは伏せておきますが今回の新譜『FIT』の中から披露されました。もう泣きそうでした(泣いてない泣いてないぞ!)
アンジュルムと出会えたことですら奇跡だと思っているのに、アンジュルムに出会えたことでまた1つ奇跡が起こった瞬間でした。ありがとうアンジュルム。
※多分これは会場の構造上そう登場せざるを得ないだけだと思うので、他会場では違う登場方法だと思います。憶測ですが



…これ以上語りだすとライブの内容の話が漏れ出てネタバレになりそうなので、この辺にして。私が感じた堂島さんのライブの楽しかったところをご紹介します。

・フリオチの安心感

数曲歌う度にMCを挟むわけですが、堂島さんの話術には安心して笑えるのです。「これ言ったってことは次の曲の時にどうせこれするんだろうな?」っていうのをちゃんとやってくれる安心感がありますね。ほんでちゃんとそれに会場が盛り上がるんです。
面白おかしい話をする時というのは、本人が「無理してる感が」見え隠れすると冷めてしまうものですよね。でも堂島さんの話術にはその不安が無い。フリの段階で安心してオチを待てるし笑える。それは、そのフリオチを誰よりも楽しんでるからだと思います。本人が満面のドヤ顔でそれをやり切るからです。プロだ…

堂島孝平STAFF Twitterより。
満面のドヤ顔で拳を突き上げる堂島さん。今思うと「限りあるmomentポーズ」の可能性もある一枚



・優しい詩の世界

次に歌詞について。今回のアルバムの中で私的に特に刺さった一曲『存在』の歌詞を少しご紹介します。この話はかなり主観が激しいです。

なにひとつ変わらないものなんてありはしないだろう
移ろいを重ねては 時は呼吸をする
永遠にこのままなど理想だし 消失に向かう生き物だし
可変的で当たり前だ
それでも 心を握りしめるような記憶が誰にも確かに ある
堂島孝平『存在』より。歌い出し部分



消失に向かう生き物で移ろいを重ねているもんだと「それでも心を握りしめるような記憶」ってのは誰にもあると。比喩は大袈裟ではなくて、行間があるというか、この歌はとにかくライブで聞いてほしい、結構解釈が変わりました(急なネタバレすまん)
堂島さんが書く詩の世界はなんかこう「色々あるからモヤモヤして寂しいけどさ、ちょっとだけ歩こうよ、嫌なら座ろう?」みたいな感じです。この「嫌なら座ろう?」がポイントで、私にとって激刺さりなんです。私はどうしても結論を出そうとしがちな性分で本当は座りたいのに「前を向いて歩くしかない」としか言えなくて。でも本当は座りたいのに変わった自分の気持ちに気づけずに「歩かなきゃ。歩かないと…」ってなって苦しい時があるんですよね。
なので、結論を出し切らない優しさみたいなものにひどく救われるのです。こういう優しい歌達を切ないとも寂しいとも決意ともとれる表情で歌ってらっしゃる堂島さんの繊細な表情管理も素敵でしたね…


あと主旨からブレますが、もう一曲。今回歌われなかったし新譜でもないけど私が大好きな曲も紹介させて下さい(レポとは)↓

行きたいとこへ行こうよ ちょうどいいスピードで
カーステレオとGPSお供につけながら
雨の日は職場まで 迎えに行ったっていい
残業もそこそこに終わるといいな
いつまででも笑って その声を聞かせて
できるだけ笑って その声で微笑んで
(中略)
行きたいとこへ行こうよ ちょうどいいスピードで
カーステレオを止めて たまに話をしながら行きたい道を行こうよ
遠くまで行ってもいい
1番に乗せたいよ 免許を取ったら
きみ、のせ、はしる。
堂島孝平『免許を取ったら』

「免許を取ったらきみとしたいこと」の話なので、この曲の主人公である「僕」は妄想の話をしています。
残業がそこそこなら「きみ」を職場まで迎えに行ったっていいし、今日は仕事が大変で1人がよければ電車で帰ってきてもいい。行ける時にちょうどいいスピードで行きたいとこに行こう。きみが乗ってない時につけてたカーステレオは、きみが乗ったら止めるけど、たまに話すだけで、沈黙の時間もあってもいいんでしょう。でも免許を取ったら1番に乗せたいんです。ずっと「きみ」には選択の余地を残していて、尚且つ「僕」の意見を述べる時は「したい」か「しよう」なんです。
健気だ…優しすぎるぞ堂島さん…


※堂島さんの作詞については、アンジュルムに提供された『愛すべきべきHuman Life』の考察をしてらっしゃるこちらの方の記事を読んで頂けると、より詳しく理解できるかと思います↓

私もこの方の記事に感化されて、堂島さんの歌詞を読み解いている節があります…ありがとうございます…




・規格外の暴れん坊


今回の会場に以前来た2018年には、テンションが上がって店を飛び出して通りがかりのサラリーマン巻き込んで一緒に歌ったんだとか。
もちろん禍になる前の話なので今回はそこまでの事はしなかったわけですが。ここは念押しさせて下さい。決して無規律な空間だったわけではありませんし、予防対策も徹底されておりました。

その制約の中でも目一杯、体全体を使って会場全体を使ってパフォーマンスをしてらして、それはもう圧巻でした。その瞬間そこで出た自分の衝動に忠実に生きる堂島さん、素敵でしたね。しかもその後きちんと観客を気遣う言葉選びもしながら。丁寧だ…
いつか元通りの世の中になったら、ストッパーのない暴れん坊完全体の堂島孝平さんを見てみたいなと思わせてくれるライブでしたね。

☆YESから始まる観客巻き込み力

堂島さんのライブの肝はココなのかなと個人的には思ったので☆をつけさせてもらいました。
堂島さんは合間のMCになる度に観客にきちんと話しかけるんです。独り言というより、話し
かける感じ。特に私が印象的だった話を。
ある曲が終わった時に、観客が頭の上で手を叩いていた様子を見て「いいですね〜その拍手のしかた。嬉しいですね〜。HEY!HEY!HEY!みたいで懐かしいですね〜」と仰られたんです。観客はその言葉に呼応し、会場は更なる盛り上がりを見せ会場全体が頭の上で拍手しました。その後は自然と「感情が爆発した際は頭の上で拍手をする」というムーブが発生していました。拍手を煽られる場面なんかでは一体感がガッチリ生まれていましたね。
このように堂島さんが観客の感情の爆発を受け入れ許すことで、観客も安心して暴れる堂島さんを受け入れることができてその空間が一つになるんだなぁ、とその時思いました。
これってなんかどこかで聞いたことありません?





そう、堂島孝平さんが語っていたアンジュルムとおんなじなんです。
「ウェルカムな空気を作ってくれる」
「YESから入るアンジュルムの精神」

コレを堂島孝平さんと観客の全員が体現していたのです。
そのお話のリンクを貼っておくので見てみて下さい。エピソードトークとしてもだいぶ面白い話です(笑)



堂島さんがアンジュルムに感じる魅力と同じような魅力を堂島さんは持っていて、その魅力は堂島さんファンの方も持っていて、その「許し合い認め合う関係」を何年も続けてきているということです。形を変えながら関わり方を変えながら何年もです。堂島さんは1995年メジャーデビューですから、アンジュルムはおろかスマイレージが結成されるよりずっっっっっっと前からですよね。これはとんでもない事です。そしてこのとんでもない運命の堆積により造り上げられたクソデカ空間に鉢合わせる事ができた私は、なんて幸せ者なのでしょうか…
すごいすごすぎるぞ堂島さん…



・アンジュルムオタクへの私信


さて。今まで書いた内容だけでも堂島孝平さんの魅力、伝わりましたでしょうか?
こんなに素晴らしく充分楽しめるライブであった事は大前提として、やはり私はハロオタ。
アンジュルムオタクの堂島孝平さんのことも大好きなわけで、その人格が噴出するのをニヤニヤ待っていた自分もいたわけです。
FFのIさんも、アンジュルムに関する発言がライブ中にあったと仰られていました。実際それ目当てもあって会場に足を運んだことも事実です。しかし、残念ながら今回の公演ではアンジュルムについて何か発言されている様子はありませんでした(私が受け取れていないキーワードがあったのかもしれませんが…)

代わりに。曲の締めで堂島さんはやたらとポージングをとっていたのですが、その中でアンジュルムを意識していたであろうこれらの曲のポーズをとっていました↓

アンジュルム『46億年LOVE』ポーズ。もっとも反復しているのかキレが違った


アンジュルム『限りあるmoment』ポーズ
アンジュルム『悔しいわ』ポーズ

『限りあるmoment』に関しては誰でもしたくなるポーズではあるので、間違いなくそうだとは言いにくいですが。
ちなみに『悔しいわ』に関しては証拠映像すら残っています↓

曲の締めポーズで使用。他2曲のポーズも、このように曲の最後でポーズをとっていた


あれだけ最高のライブをしておきながらアンジュルムへの愛情表現も忘れない堂島さんすげーぜ…




堂島孝平、BIG LOVE!!!🫰








●おわりに

ここまで読んで頂いた方々、ありがとうございました。自分がなぜこんなに堂島孝平さんに惹かれているのか言語化できて少し肩の荷がおりた思いです…私もあの方のように「優しく熱いアンジュルムオタク」になれるよう日々精進して参ります!



じゃなかった締めかけた危ねえ…
目的が違う違う感極まりすぎた…
今回は皆さんに堂島さんのライブに興味を持って頂く事が目的でした…




ヴンンンッ(咳払い)





皆さんも堂島孝平さんのライブに
是非一度足を運んでみて下さい!
四の五の言いましたが、とにかく!
むちゃくちゃ楽しいライブでした!
今これを読んでるそこのあなたのことも
堂島さんは最高のライブで
楽しませてくれるはずです!


↓ライブ日程詳細はこちらから(再掲)





改めて
ありがとうハロープロジェクト
ありがとうアンジュルム
ありがとう堂島孝平




それでは!
あしたもがんばりかこ(^.^)
ばいばいるか

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