某野(ぼうの)

家庭と会社を哲学する 身の回り半径5m以内にある「考える種」を元に執筆 あなたの思考の…

某野(ぼうの)

家庭と会社を哲学する 身の回り半径5m以内にある「考える種」を元に執筆 あなたの思考の一助になれば幸いです 愛読書は中島義道氏の「哲学の教科書」

最近の記事

SNSにおける「いいね!」との上手な付き合い方

SNS 上で「いいね」や「スキ」をもらうとやっぱり励みになる それだけで意見が肯定されたような気持ちになる 逆もまた然りで反応が全く無ければ「この記事何か駄目だったかな・・・」と不安になる 多かれ少なかれどのようなインターネットコミュニケーションでも同じような心理思考に陥る これはまさに現代の社会における承認欲求の表れだろう いいねやスキなどのリアクションも全くもらえなかったとしたら SNS 上での活動はやらなくなるだろうか おそらくほとんどのユーザーは周囲からのリアクショ

    • 電子決済とコンビニATM連携の可能性

      各種電子決済サービスのシェア獲得競争が激化しているが 新たに出金の手軽さを売りにした「Pring」というサービスが セブン銀行 ATM での出金を可能にしたということでニュースになった 金銭の譲渡だけではなく、コンビニ ATM と連携することによって 現金化の敷居をぐっと下げることとなる https://jp.techcrunch.com/2019/03/12/pring-seven-atm/ 少額の経費を領収書精算するのは電子上ですべて済ませられるし、 特定の相手との

      • 「炎上」時代における組織のリスクマネジメント

        従業員による SNS の投稿によって炎上する騒ぎが世間を賑わすようになって久しい。またMeToo運動によるセクハラの告発も話題に尽きない。 個人が世間に全方向的に発言できる環境が整ったことは、意見を発信したり、不正を正したりするプラスの要素もあるが、一方で不用意な発言や不適切な行為なども発信も可能であり、自分自身が告発される側になるリスクとも表裏一体である。 これは組織にとっても大きなリスクがあり、何百人何千人何万人が何年もかけて培ってきた社会的な信用を、一部の人間によっ

        • オタクじゃなくても同人販売に挑戦した件

          普通に漫画を読むけど、アニメもたまになら見るけど オタクと言われるまではないぐらいの筆者が 同人販売に挑戦してみた時の経験を書きます (そこそこレアな経験もできたので共有) 数年前、僕の友達には声優志望の子が何人かいて 声優のレッスンに通ったり、舞台に出演したり、オーディションを受けたりする子達がいっぱいいた しかし実際に出演の機会が得られる子は稀でほとんどが「くすぶっている」ような状態だった 僕は彼らに何か出演の機会を設けることができたらいいのになあと漠然と思っていた

        SNSにおける「いいね!」との上手な付き合い方

          AI 時代のコモディティ化

          この頃、人工知能による職業淘汰への危険性が多々論じられていますが 人工知能が可能にするのはこれまで一定のコストがかかっていた 作業内容を一気に電子的に作業しコストを限りなく削減可能にしてしまうということです その結果起きるのは人間が作業するコストを極端に下回ってしまうという事態 米国で話題になったのは弁護士の書類選定作業を AI が行うというものでした つまり職の需要そのものが無くなるのではなくこれまで一定のコストがかかっていた 職能作業が一気に低コストに流れていってしまう

          AI 時代のコモディティ化

          これからの若者の生きづらさについて

          いつの時代も変化しない時代はないが 平凡という言葉の持つ意味もまた時代の流れとともに変容してきた 高度成長経済期を終えて平凡という言葉には漠然と プラスの要素があった それは大きな逸脱をせず、目の前の仕事に真面目に取り組み、 過大な成果を求めず、想定される平凡な結果に向かって走ってくれる いわゆる中流型の生き方を志向する人間 しかしここ数年の賞賛される生き方はこの平凡タイプとは真逆のものである SNSの発達によって相互に発信することが可能な社会になったことで 特定分野に

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          怒りをなくすには

          「どうしてこの人はいつもこうなのだろう」 職場で多くの人間と接しているとき、私たちはすくなからず怒りや憤りを感じるものです。 それが一過性のもの「あ~むかつく!・・でも明日には忘れられる」という種類のものならまだ良いのですが、「あの人とだけは天地がひっくり返ってもうまくやっていけない」「アイツだけは許せない」というほど深刻になってしまったら。それはあなたの精神衛生にも大変よくない、しかもそのイライラは相手や職場の周囲の人間に伝わっているものと思ったほうが良いでしょう。

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          時間をいかに増やせるか

          「タイムマネジメント」についての投稿です。 私ごとながら家庭をもつことになりまして、身の回りのさまざまなことが変化しました。 家に帰れば、家族がいるという状態は嬉しくもあり、いっぽうでいわゆる『自分の時間』が減ることにヤキモキしたり・・・ 「家庭をもったんだから落ち着いたら?」という人もいますが、 結婚してたって、まだまだやりたいことも、知りたいこともたくさんあります。 そこで今回は【日常生活でいかに時間を生み出すか】がテーマです。 ご拝読いただいている方の一助に

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