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「主語が大きい」の主語が実は主語じゃないかもしれない話

twitterをやっていると、retweetやfavorite♥️が多く盛り上がっているツイートを批判したりツッコミを入れているリプライを見かけます。

こちらのツイートに対するツッコミは、「主語が大きい」。では、このツイートの主語はなんでしょうか。

「どう見ても普通のイラストではないよね。世界の感覚だと。」
普段使う日本語は主語を省略することが多いですから、省略しない場合は

「私は『どう見ても普通のイラストではないよね。世界の感覚だと。』と思います。」となるでしょう。

となると、主語は「私」であり、「主語が大きい」というツッコミは成り立たないように思います。

多く拡散されているツイートには、しばしば的外れなリプライを見かけます。

たとえば、石川優実さんについて書かれた記事を紹介したこのツイートは、へフェリンさんほどではありませんが、私にしては多くretweetされました。

こちらのツイートに対して、「ヒールの高さは5センチ〜7センチ程度を目安に』と書かれた小冊子が配布されていた」とする記事の内容が間違っているとのリプライがありましたが、それは私ではなく記事を掲載しているメディアに伝えればいい(もしくは伝えた上で、そのことを自分のtwitterに書く)と思います。

また、「みんな読んでいます」というリプライに関しては、「みんな」が誰を指すのかわかりません。

私が「石川優実さんを批判している方、元の話を読んでない人が多い」と書いたのは、石川さんに対する批判で「好きな靴を履けばいい」といったものを複数目にし、この記事を読んで#KuToo運動の内容を理解していれば、そういった批判は出てこないはずだと思ったからです。「みんな読んでいる」ならば、なぜ「ヒールの高さは5センチ〜7センチ程度」を強制されていた人に「好きな靴を履けばいい」と言うのでしょうか。

「記事を掲載しているメディアに伝えればいい」に関しては、単純にその発想がなかったという人もいるでしょうが、拡散されているツイートを批判したりツッコミを入れている人は、単にtwitterを自分のストレスの捌け口にしているように感じます。そうしたリプライを見るのが嫌なので、私は上記noteのようにミュート機能を使ったり、フォローしていない人からの通知が来ない設定にしました。

twitterがだいぶ平和になったように感じます。

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