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【週刊ムネアツ#2 】ぼくと仕事と下町ロケット

みなさま新年明けましておめでとうございます!

どうも、くぼけんです。

2018年の最終日に創刊したこの「週刊ムネアツ」ですが、お正月休み中も休刊はしない。やると決めたらやる子なんだ。

あと普通はここで新年の抱負とか真面目に語る人が多いんだろうけど、そういうのはSNS社会の中で見飽きてるだろうし、疲れるだけだからやらない。

気軽に肩肘張らず、サクサク読めて、ちょびっとお得な情報を届けていけたら良いなと思っている。

ということで、新年一発目のムネアツラインナップはこちら!

1.【TV】新春ドラマ特別編『下町ロケット』
2.【MUSIC】ひこうき雲 / 荒井由実
3.【BOOK】メモの魔力 / 前田裕二
4.【FAMILY】世界最“幸”の遊べる玩具店「ハムリーズ」

1.【TV】 新春ドラマ特別編『下町ロケット』

新年一発目は、やはりこれに触れておかねばなるまい。

10月から放送開始し、1月2日の新春スペシャルをもって完結した下町ロケット。今シーズンも様々な人間模様が渦巻き、勧善懲悪のコントラストがわかりやすい展開ながらも、皆それぞれの立場における正義と信念を持っていてなんていうか「一生懸命仕事してる人たち」のぶつかり合いなんですよね。

でも最後にはやっぱりハートのある仕事をしている人たちが勝つ。ハートを忘れずに技術を追求し続け、見返りを求めないギブ&ギブによって、ラストは大手も中小も関係なくすべてのステークホルダーを仲間にした佃社長。

もしも佃製作所が存在するのならば、すぐにでも取材依頼を申し込み、Public Relationsの観点から佃社長に話を聞いてみたい。

かの帝国重工の藤間社長も経営会議でこう仰っていた。

藤間「帝国重工は何を作っている?心だ。心をつくっているんだ。」

しかし、ここで僕はふと思った。

同席している経営陣に全くその想いとビジョンが伝わっていない。藤間さんが大事にしている“ヤタガラスの精神”というやつも財前さんしか大事にしていない。組織としてビジョン浸透度が異様に低いし、そもそも的場みたいな卑怯な人間たちが上層部にいる時点で、昇格基準を疑う。

でも待ってくれ。帝国重工には藤間社長のような立派なビジョンと理念を持った社長がいるし、歴史があるし、財前さんみたいに男前で優秀な社員が本当はもっとたくさんいるはず。

こういう会社にこそ、PR Tableを使ってもらいたいんですよね。

多分、帝国重工クラスになると社内報とかしっかり作り込んでそうだけど、あまり読まれてない気がするし、採用基準もスキル重視でミスマッチ起きてそうだし、本当の意味で活躍している社員があまりフューチャーされていないと思うので、本当に届けたいストーリーや想いをしっかりコンテンツとして可視化して、社員や採用候補者に読んでもらうべきだ。

中途半端なスキルにつられて他責にしまくるマインドのエンジニアを採用した結果、技術の欠陥に気づけず、経営に大打撃を与えたギアゴースト。ここもやばい。

一方で、毎日残業だらけでも何かあるたびに全員を食堂に集めて事業方針と暑苦しい夢を語ったり、技術力もマインドも持ち合わせている島さんをリファラル採用したりできる佃製作所はやはりいい会社なんだと思った。

ということで、これを読んでる同じような悩みをお持ちの会社の方がいましたら、こちらよりお問い合わせいただけたらムネアツです(笑)

おまけとして、3年前の「下町ロケット」が放送された直後に書いた当時のコラムがあったのでどうぞ。(どうやら毎回ドラマと仕事と結びつける癖があるようだ。)


2.【MUSIC】ひこうき雲 / 荒井由実

もう下町ロケットでお腹いっぱいになってると思うけど、まだ2つ目なので続けていく。気が向いた人だけお付き合いください。

いやはや、紅白歌合戦である。

ドキュメンタリーなど含めNHKの企画力と構成力はすごいなといつも感心するのだが、その集大成として老若男女が楽しめる内容を全力で出し切ってくる感が今年は特にすごかった。

男女を紅白で分けるのは正直もう古いし、誰も勝負の結果とか気にしてないと思うけど、ラストはサザンが紅白関係なしで歌うという粋な演出。

桑田さんがユーミンだのサブちゃんだの連呼しながら歌う「勝手にシンドバッド」のサファリパーク感。

ライオンが出てきてゾウとかキリンとか巻き込んで暴れ出し、ペンギンショーも始まって「え?これ大丈夫なの?」と思うけど、ウッチャンっていうラクダが僕たちに安心感を与えてくれる。これは6年前のいいとも最終回のときと似た感覚だ。

こうしたお祭り感が今年の紅白は特に印象に残ったのだが、一方で松任谷由実の歌と演出にはなんだかグッときてしまった。

「ひこうき雲」という曲の色褪せなさ。昨年末に全社合宿の帰りのバスでなぜか全員で合唱したときにもグッときた。

少し音楽をかじっていた人ならわかると思うけど、ユーミンの曲はコードとメロディの絡み方が嫉妬するほど天才的だ。コード進行を分解してみると、「そらーをかけーてーゆくー」部分で使われているB♭M7というコードが特にグッとくる。こんなの反則だ。

同じサビでもラストサビで変化したりとしっかり理論的に色褪せない工夫が為されている。まあ、ユーミンはそんなこと考えずに感性で作っているだけなのかもしれないけれど。

3.【BOOK】メモの魔力 / 前田裕二

ぼくは石原さとみがとても好きだ。だからなんとなく前田裕二という男がどんな男なのかを知りたくて、彼の本は全部読むようにしている。

ぼく自身のメモに対する考え方として、自分の脳をあまり信用していないので、第二の脳としてEvernoteやタスク管理ツールをかなり多様している。記憶領域を空けて、それ以外のことに脳を使ったほうが効率的な気がしているからだ。

また、特に人とご飯に行ったりしたあとは帰り道に頭の中に浮かんできたキーワードや思い出せる内容をEvernoteに放り込むということを習慣としてやっている。

アジェンダや議事録を残さない飲み会のような場でも、意外と大事なことや良いアイデアが生まれることがある。それを残しておくことに価値はあるし、次に同じ人とご飯に行く前に、当時のメモを読み返し、固有名詞や数字などを頭に入れておくと、そんなことまで覚えてくれてるの?と好印象を与えることができる。

デートなどでも使えると思うからぜひオススメしたライフハックだ。

一方、これまでアナログなメモというのはどうしても習慣としてあまり活用していなかったのだが、「メモの魔力」を読んで実践してみようかなと思った自分なりのアナログなメモの魔力は以下の2点。

①右脳を活用した発想力がデジタルより増す
②メモをとっているという姿勢が好印象を与える

また「ファクト→抽象化→転用」というフレームは意識的に使っていきたい。実はこの「週刊ムネアツ」もある意味それに近くて、ただのファクトや説明を書くのではなく、抽象化、転用をすることで血肉にしていけたらよりムネアツな日々が送れるのではないかと思っている。

ということで、会議とか飲み会とかイベントとかで今後ぼくが必死にノートでメモを取ってても察してくださいね。

4.【FAMILY】世界最“幸”の遊べる玩具店「ハムリーズ」

年末年始は基本ゆっくり過ごしたい派ではあるが、子どもたちが体を動かしたり非日常を少しでも味わえる場所に行こうということで向かったのが、体汗エンターテインメントセンター「トンデミ」と、世界最“幸”の遊べる玩具店と呼ばれる「ハムリーズ」

トンデミは、命綱をつけてロッククライミングや綱渡り、トランポリンなどが大人も子供一緒に体験できるアミューズメント施設。平和島のボートレース場に隣接している。

バンナムはVR施設も作ったり、積極的にこうしたリアル体験型施設を展開していて本当に素晴らしいと感じる。

普段あまり高いところは得意ではないのだか、命綱があるだけで意外といけた。人間、なにごとも気の持ちようだ。もし失敗したとしても支えてもらえると思えば高いところまでどんどんいける。仕事やプロジェクトへの向き合い方もきっとそうだ。心理的安全性があるかどうかも会社で働く上ではすごく大事。

そしてハムリーズ。イギリス発祥の老舗おもちゃ屋。横浜のワールドポーターズ内の1Fと2Fを占拠しているとてつもない広さだった。物を購入する際には顧客体験が重要と言われるが、まさに体験型の遊べる玩具店。そしてスタッフたちが何よりおもちゃを楽しんでる。

おかげで、誕生日が近い息子のプレゼントが決まった。俺も一緒に欲しいおもちゃが決まった。子どもや姪っ子などへのプレゼントに迷っている方にはぜひオススメしたい。


以上、今週の4ムネアツでした。

引き続き「こんなムネアツもあるよ!」という皆さまからのムネアツレコメンドや、「くぼけんさん大好き!」というムネアツレターはどしどし募集しています!

それでは、本年も皆さまにとってムネアツな一年になりますように。

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