11月の保護者会の振り返って

こんにちは。
BOXOUT講師のsouです。
先日、初めての試みとなる学生講師と保護者様との懇親会を行いました。
多くの方にご参加いただきましたこと、この場を借りて御礼申し上げます。

今回は、保護者会を通して感じたことを記事にまとめさせていただきます。
私が感じたことは、大きく分けて2つあります。

1.生徒の家庭での様子や性格を垣間見れた

普段教室で机に向かっている生徒の姿からだけでは見えない部分が、保護者様とお話しすることで見えました。
起床から就寝まで、毎日どのように過ごしているのか、日々どのように勉強しているか時間の使い方など聞くと、良いことも悪いことも自分の受験時代の経験と重なる部分がありました。
そのような姿を聞くと、自分の成功体験や失敗体験をもとにして、子供たちに様々なアドバイスできると思いました。

2.受験の際に支えになっていたもの

2つ目は、保護者様からの質問であった「中学受験の際に自信の両親が実際にしてくれたことで支えになったことは何か」という内容からです。
私の中学受験を直接的にサポートしてくれたのは母でした。私が塾に通い始めたのが小5の冬と比較的遅かったため、当初は周囲との学力差も大きく授業についていくので精一杯という状況でした。先に勉強を始めている子に追いつくために、遅くまで自習室に残る私のために弁当を欠かさず作ってくれていたことを思い出します。テストの結果が良いときは必ず褒めてくれました。母の存在は、私の心の拠り所であり、常に支えてくれていました。
両親は、2人とも中学受験を経験しておらず、勉強を教わることや具体的な課題を指摘されることはほぼなかったと記憶しています。
今となれば、一歩引いたところで陰ながら応援してくれたことが、かえって心強く感じられたのかもしれません。

今回の保護者会は、大学生となり受験指導をする側になり、その受験生を支える保護者様とお話しする中で、自分自身の受験とそれを支えてくれた両親のことを考えるきっかけになりました。

私たちのような学生講師は、本職の講師と比べると指導経験が浅いです。しかし、子供たちに近い存在として経験を生徒に届けることができると思います。「子供」の立場で受験生に近い存在であると同時に、「親」の立場を理解できる大人に近い存在として、受験家庭の二者の間に立ち、良好な関係の橋渡しができる立場だと考えています。

現在の模試や入試の問題を解いている、自分が受験した時よりも格段にレベルが上がっていると感じています。そのため、受験生の頑張りが偏差値や合格判定などでは感じられないこともあります。
子供に近い学生講師は、そういうときに頑張りを理解して励まし、そこから成長していけるように課題を指摘していく冷静な立場になれると考えます。「親」でも「大人」でも「子供」でもない中間の存在として、生徒たちの努力を労い、伸び伸びと学習が捗る循環と環境を作っていけるように、これからも努めてまいります。


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