桂香

好きなもの:年上の旦那 / ポルノグラフィティ / 綾崎隼先生

桂香

好きなもの:年上の旦那 / ポルノグラフィティ / 綾崎隼先生

最近の記事

好きな人が結婚したことについて

ポルノグラフィティのお2人においては、東京ドーム2DAYS、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。 興奮が冷めぬまま、過去のライブDVDを見ながら、16年間ずっと好きな人に想いを馳せていたら、たまらなくなり綴ることにした。 初めて私がポルノグラフィティを認識したのはスカイハイの主題歌、渦だったように思う。ただ、その時はアーティスト名から他の曲を検索して出たしだけの音源を好きなだけ聞ける環境なんてなくて、それはその時の思い出として終わってしまった。 オタク気

    • 価値観が崩れる話

      浮気はしてほしくない。 するならバレないようにしてほしい。 そんな話を学生時代に女友達とした記憶があるけれど、実際に経験なんてしたことなかった。自分がするともしたいとも思わなかったし、何となく恋人を裏切るのは悪いことのような気がするし、バレたらどうするんだろうなんて他人事のように思っていた。 あまりにも子供っぽい私を大人の女にすることがEの望みだったのだろうか。私とどうなりたかったのか。 今となってはよく、わからない。 ただ、Eの好みは小麦色に焼けた肌と露出度の高い服装

      • 社会人になる話

        Eは、営業成績はそこそこな男だった。ただ、フットワークが軽く、酒が好きで、顧客から好かれるタイプではあった。顧客からのヘルプには直ぐに代替品を持って飛んで行き、解決したらそのまま顧客と一緒に肩を組んで居酒屋に繰り出して直帰するような男だった。 そして、後から知ったのだが、Eも例に漏れず過去、私の上司に当たる女・Fに恋心を寄せた数多の男性社員の1人であった。 私はといえば、事務員としては酷く使えない新入社員であった。指導係は女性で、当時、既に三十路過ぎだったFとバツイチ子持ち

        • 翻弄されていく話

          歳上のEとの付き合いは驚きの連続だった。 初デートに車で私のマンション前に現れたEは助手席側に私を誘い、紳士的にドアを開けてくれた。 ドキドキしながら慣れない7cmヒールで乗り込むと、そっと閉められるドア。運転席に乗り込んできたEがどこか行きたいところある?と訪ねながらシートベルトを締めカーナビを弄る。 今まで同い年の異性とばかり付き合ってきた私には、それだけでカルチャーショックというか、驚きの連続だった。 Eから感じる大人の余裕に、クラクラして、より深くのめり込んでいく。

        好きな人が結婚したことについて

          変化にのまれていくことについて

          2月末、私は生保レディの内定を辞退し、漠然とした不安に怯える日々を過ごしていた。そんな中、大学の就職支援をする課から、1つの会社を紹介される。その会社は小さいながらも地方に営業所を複数持っている堅実な中小企業であり、そこの、営業事務の採用だった。 会社説明会兼筆記試験を受け、3日後に最終選考である面接の日程調整の連絡がきた。その日は珍しく大雪が降った後のことで、私は大学3年の12月解禁になった就活開始当時から履き続けてボロボロになったパンプスで凍る雪道を恐る恐る歩いていった

          変化にのまれていくことについて

          「好きな曲ってなに?」について

          このアーティスト好きなんだよね? なにが好きなの? こんなありふれた会話を、何度もしてきたけれど、私は未だにこの質問に対する正解を見つけられていない。 私自身も、友人に同じ質問をした事があるので、この質問に深い意味がないことは分かっている。尋ねる側はたいてい、オススメ曲教えてみたいなニュアンスだからだ。だから変に身構えず軽い気持ちで答えればいいのだろうと、頭では理解しているだが、なかなかに難しいのだ。 母は、杉山清貴&オメガトライブのファンで、好きな曲はRiverside

          「好きな曲ってなに?」について

          辛いことへ志願をすることについて

          Aから解放された私は、そのままぼんやりとクリスマスを迎えた。 初めて彼氏と過ごすクリスマスになると浮かれていた自分が虚しくて、情けなかった。今まで別にリア充しね、なんて本気で思ったことはなかったが、この時ばかりはそういう感傷に浸った。 Aが渡してきた黒いマフラーを見るのが辛くて、無理矢理に押入れの奥に押し込んだ。 正月になっても、私は内定を1つも得られてなかった。 焦りばかりが募り、私はなりたくもない生保レディの選考を受け、初めての内定を得る。長い間応援し、支えてくれた母は

          辛いことへ志願をすることについて

          与えられないということについて

          唐突に、今まで綴っていた過去の恋愛遍歴の話に戻ります。 私は精神的に限界になっていた。 何もしてなくても、知人の中で私1人だけ内定を持っていないことを思うと涙が出るし、お祈りメールを見ると心がふさぎ込んだ。少なからず情緒不安定であったことに間違いはないが、それだけが理由ではなく、私はAと距離を置き始める。そして、秋が深まるにつれてAの本性が露わになっていくのである。 説明会が終わるとメール20近く、着信履歴10近くの通知があった。そのどれもが「おはよう」「なにしてるの」「

          与えられないということについて

          ポルノグラフィティのライブへ行ってきた話

          実はこの前のしまなみ1日目も参加してたほどポルノグラフィティが大好きな私です。 久々のnoteをつける。 私がポルノグラフィティに出会ったのは、中学の時だった。本当はその前に出会っているのだろうが、初めて音楽をきちんと認識したのは、同じ吹奏楽部でホルンを吹いていた彼女から渡されたアゲハ蝶のCDだった。 衝撃的で、彼女から沢山のCDを借りた。最新シングルがメリッサで、私は更に熱を上げた。 アゲハ蝶、サウダージ、ミュージック・アワー。かと思えばサボテンやヴォイス、たたみかける

          ポルノグラフィティのライブへ行ってきた話

          今つまづいていること

          この7月いっぱい、土壇場でハネムーンの計画を立て、出掛け、帰国までをこなしていたのでかなり放置してしまった。また、何かあれば少しずつ文章にする生活に戻りたい。 入籍を済ませ、結婚式を挙げ、新婚旅行にも行ってきた。これら全ての出来事が、ちょうど一年前くらいから怒涛の勢いで過ぎ去って行った。 またここに詳しく綴ると思うが、付き合うまでと入籍するまでに手間取った他は驚くべき速さでさまざまなことが駆け抜けて行き、今、ぽつり取り残されて思うのは、旦那と私はもう夫婦なのだなぁということ

          今つまづいていること

          ついつい

          サボりがち。 ぼちぼちなにかかきます。 という宣言。

          ついつい

          してあげることについて

          Aと改めて付き合い出してからは穏やかな時間が過ぎていった。春には2人できちんと花見した。aikoの桜の時みたいだなあなんて思いながら、Aと手を繋いで散歩した。夏は、空調の効いたAの部屋に入り浸っていた。幼馴染なので、お互いの親にもすぐ知れ渡ることになった。向こうのお母さんが気を使って買い物に出掛けたりすると、私たちは少しだけ気まずくなった。 Aは、私にそういうことを強要しなかった。でも、始終そわそわして、時折欲望がギラリと光る目を覗かせて、すぐにそれを逸らす、を繰り返した。

          してあげることについて

          腐れ縁について

          1月、私は成人式に出席する。 黄色い振袖を着て、散々虐めてきたクラスメイトに再会した。当時眼鏡だった私はコンタクトになり、髪も染めて化粧もして、最初はクラスメイトに認識されなかった。 当時、私のことなど見向きもしなかったカースト上位のクラスメイトが向こうから声をかけてきた。何故か緊張してしまって、ろくに返事もできなかった。 その中に、当たり前だが、Aがいた。 Aは未だに隣の家に住んでいたが、あれ以来、生活リズムが異なるのか全く姿をみなかった。2年振りに会うAは別段変わりなく

          腐れ縁について

          嘘か誠かの見極めについて

          noteの作り方的なものに1,500字程度が望ましいというようなことがあった。HPに小説をあげていた時は5,000字以上を目標にしていたから、流れに乗っていると切りどころがわからない。 Cと別れたのは、まだ夏の終わりか秋の始まりだった。同じ学科でよく席が隣り合う男がいた。Dだった。Dは大学のサークルではなく部活動という、わりと真面目にスポーツをする団体に所属する優男だった。 Cにはなかった優しさが気になり、Cと別れてもあまりショックがなかった私はDとよく遊ぶようになる。3回

          嘘か誠かの見極めについて

          妄言か虚言かの見極めについて

          いつもスマートフォンで打ち込んで、パソコンから投稿してます。アプリだとタグをつけられないからね……。 Cから距離を置かれていることに気づいた私は、きちんと話がしたいとか悪いところがあったら治すとか、あれもこれも(例えば男女が付き合うと必ずするあれこれな訳だけど)をこれからはするからとか、とにかく思いつく事をメールしたりスカイプで送ったりした。 何個かは無視されて、何個かに返事がきた。その返事に私はほとほと呆れてしまって、悲しいとか悔しいなんて感情はこれっぽっちも湧かなかった

          妄言か虚言かの見極めについて

          恋は盲目について

          そろそろ終わりにしたい気がしてきた。恥ずかしい。 高校2-3年は好きな人も作らず、色んなことから逃げるように漫画やアニメ、VOCALOIDの曲にはまっていった。コミケに参加したのもこの頃だった。 高校最後の春休みに、池袋のカラーギャングがでてくるアニメにのめり込んだ。そのアニメ内に出てくるチャットをモチーフにした掲示板に顔を出すようになる。 そこで出会ったのが2個年上(記憶が全くない)くらいのCだった。最初に書きますが、本当にCとの記憶があやふやで無いに等しいのです。 掲

          恋は盲目について