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品質とコスト

仕事っぽいタイトルをつけてみた。あんまり関係ない。今日も作業場兼物置とすべく小屋を改装中。2m×1,2mぐらいしかないのでかなり狭い。2年くらい前からやってるなぁ。不要なものを捨て、腐った柱を補修してモルタル塗って、壁を貼り直してだんだんときれいになってきた。でも、狭いのはどうしようもない。屋根の下で作業ができるのはメリットなので物置きだけでなく作業台も兼ねるようにいじってきた。据え置きの棚をやめて、小さな棚を横から突き出す。こうすると台の面積が広がる。モノをなるべく壁に置くようにしたい。壁は弱いし台に接地してはいけないので棚板は工夫しないとつかない。

ここから品質の話。きれっぱしを探して加工する。天板は合板でいい。物置だし。組み上げる。あれ、支えのほうが長い。まぁ、いいか小屋だし。以下、何かにつけて 小屋だし が続く。しかし、ちょっと待てよ。小屋だから手を抜くのか?小屋だから端材で作るのか?そもそもおれは何がしたいのよ。これは趣味でやったる木工のために必要な作業なのである。しかも、やってる行為そのものが趣味なのである。作ったものは末永く使うのである。手を抜いたイカンのじゃないか?ケチっちゃいかんのじゃない?例えて言うなら、下着は見えないから安いペロンペロンの化繊でいいや。みたいなもん、見えるかどうかじゃなく毎日肌に触れるのだから大事にしないとね。品質を確保すべきところなのである。というか、そもそも趣味でやってんだからつまらん手抜きをしちゃいかん。でも、疲れた。そんな時はもうやめるに限る。仕事じゃないんだから。自分でも意外なんだけ間をあけるとまた地道にやりだす。

コストもケチりたがるよなぁ。手間の方がよっぽどかかるんだからケチりすぎてはいけませぬ。いつも後で反省してしまう。モノづくりとは妥協のカタマリで自分との戦いだなぁと常々思う。

今日はなんやかんやと頑張ったぜ。途中でやめたけど。それでもビールは美味いのよ。

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