見出し画像

「君たちはどう生きるか」制作秘話──NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」が明かす、宮﨑駿監督の込めた思い

公開から半年が経過したスタジオジブリの最新作「君たちはどう生きるか」。その舞台裏に迫った12月16日放送のNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」が放送され、7年間にわたる制作期間の一端が紹介されました。番組の視聴メモを共有します。

◇どんな番組だったの?
・ディレクターが「書生」としてジブリで7年間の制作期間を記録した。
・映画制作の裏側を垣間見ることができ、特に「絵コンテ」の制作過程に焦点を当てた。
・番組は、制作期間中に他界した宮﨑駿監督の盟友である高畑勲との関係性を中心に描いた。

◇なぜこの番組に注目したの?(個人の感想です)
・公開から4か月が経過するまで、作品に関する情報が一部の雑誌やインターネット記事以外に乏しかったため。
・公式資料が10月ごろから販売されても、関係者のインタビュー以外では制作現場の様子を知ることが難しかったこと。
・さらに、宮﨑駿監督が公に作品について語ることが少なかった状況もこの番組を貴重なものにしているため。

◇番組から得られたメッセージは?(個人の感想です)
・登場人物の「真人」は宮﨑駿監督、「青サギ」はプロデューサーの鈴木敏夫、「大伯父」は高畑勲であることがわかったこと。
・「Eパート」の絵コンテには、高畑勲が没後、長い喪に服した後に仕上がったエピソードが含まれており、「弔いの思い」が込められていることが分かったこと。
・ジブリからの「卒業」
→「あなたは、もう十分にジブリ作品が伝えたいメッセージの数々を受け取りました。だから残りの人生はその経験を生かして、自分以外の人を豊かにしていきなさい」

【参考】
プロフェッショナル 仕事の流儀「ジブリと宮﨑駿の2399日」
https://www.nhk.jp/p/professional/ts/8X88ZVMGV5/episode/te/ZV7L4LN1YZ/


#君たちはどう生きるか
#スタジオジブリ
#プロフェッショナル仕事の流儀
#宮﨑駿
#制作秘話
#NHK

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?