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越境型書店員のススメ

ビジネス系人気メルマガの一つ「ビジネスブックマラソン」の土井英司さんが2月におすすめしていた「本屋、地元に生きる」(栗澤順一著、KADOKAWA)を読みましたので、その読書メモを共有いたします。

◆何の本なの?
・岩手県盛岡市の老舗書店「さわや書店」の現役書店員が書いた本。
・書店業界の危機を乗り越えるためのアクションについて考察している。
・外商担当の著者が「枠を越えて人とつながっていく」取り組みを紹介している。

◆なぜ「枠を越え」なければいけないの?
・全国的に書店数は減少しており、コロナ禍で拍車がかかったから。
・これからの書店は「待ち」の姿勢だけでなく「使ってもらう書店」になる必要があるから。
・多くの人に本を手を取ってもらう「機会」を、店舗以外でつくる必要があると考えるから。

◆どうやって枠を越えてるの?
・新聞やラジオなどへのメディア露出、イベントの企画・運営などを手がけて、その中で本をしっかり売る。
・店舗間で仕入の連携を図るため「仕入れ窓口」を設置・運営し、スケールメリットを出す。
・機能性を訴えたい醤油メーカーに協力し、「本屋で売れる」商品の企画開発をする。

2月の新刊「本屋、地元に生きる」

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