思い返せばバンタンで1番最初に気になった人は
ユンギさんだった

理由は単純でDynamiteが世界的に大ヒットし、
連日テレビで曲を耳にするうちに
ミーハーな私はまんまとハマり
YouTubeでDynamiteのパフォーマンス動画を
見漁っていた時、
動画によってメンバーの人数が違うことに気づいた
気になると調べないと気が済まないオタクだった私は
調べまくった結果、いないメンバーは
「SUGA」という人だった

いない理由は「肩の手術」
手術することになった経緯を調べていくうちに
SUGA=ミンユンギという人が気になり始め
ユンギさんが「防弾少年団のSUGA」として
デビューするまでの道のり、
ユンギさんの作った音楽を聴き、
歌詞の和訳まで全部読んだ

音楽を聴いて「分かってくれる人がいる」
「救われた」
という感情になることは
もう二度とないと思っていたのに
ユンギさんの音楽を聴いて声を出して泣いた
(１人家で夜ご飯食べながら聴いてて
突然涙が止まらなくなって
自分でもびっくりしたのを覚えている)
(ちなみにその時聴いていたのは
「First Love」だった)

それからButterでどっぷりバンタンにハマり
ARMYとなった私は
「KPOPアイドル」という沼の新鮮さと楽しさ、
久しぶりにアイドルを追いかける幸せと
アイドルという存在の尊さを
再確認することができた
私にとってバンタンは
もう今ではなくてはならない存在であり
生きる活力になっている

日本―韓国という他の国に比べれば
近い国に住んでいるものの
自分の今の経済力では簡単に渡韓できないのが現実
(そのため絶賛転職活動中)
バンタンのライブに行く、バンタンに会う
なんてことは夢のまた夢と思っていたある日、
ユンギさんのワールドツアーが発表された

【JAPAN　TO BE UPDATED】

震えた
喜びは一瞬にして過ぎ
次の瞬間にはもう当落のことで頭がいっぱいになり
そこから精神不安定な日々が始まった

十何年Jアイドルオタクをやっている私が
唯一まだしたことがなかったこと
「1人ライブ参加」
理由:·小心者
·1人でライブを受け止められる心の器がない
·共有できる相手がいてほしい
今回もどう考えてもSUGA|Agust Dのライブを
1人で受け止められるはずもなかったため
オンマに事情を説明しオンマ名義でJPFC入会
そして2枚で申し込むもあっさり落選
(申込段階でえぐい待機人数を見た時目ん玉飛んでった)
ただ私はMOBILEにも入会してたため
まだチャンスはあった

ある日Twitterを見ていたら
こんなつぶやきが目に飛び込んできた
「1枚で当たりました！」
その時私は何故か(1枚だったら当たるのでは…？)という
今まで考えもしなかった考えが突然浮かんできた
隙間でも何でもいいから(会場に)入れてくれぇ…！
という気持ちを込めて
1枚で申し込んでみることにした
そして【当選】した

まさか当選するなんて思っていなかったため
落選メールを読む覚悟がなかなかできず
抽選結果メールを見るのを渋っていた
そして意を決してメールを開くと
1番最初に当選メール、
次に落選メール×2の順で届いていて
落選の文章を読む気でメールを読んでいたため
文章の内容を理解するのに時間がかかった
落選メールと読み比べ
ようやく当選したことを理解した瞬間、
家で子供のように声を出して泣いた

そこからは当日まであっという間だった
D-DAYを聴き込み
『SUGA: Road to D-DAY』を繰り返し観て
D-DAYのコンテンツも大事に1つ1つ噛み締めて消化し
生SUGA|Agust Dを最後の最後まで目に焼き付けられるように
強い心臓と精神と体力作りに励んだ
(筋トレは未だかつてないほど捗った)
(精神は結局強くできず公演前々日の夜ぐらいから
嬉しさと緊張と既に終わる寂しさで泣いてたぐらい
精神はむしろおかしくなった)

どの界隈でも
ファン内での暗黙のルールやマナー
というのは存在する
変なところが真面目な私は最初は先輩方のツイを読み
ああしないとこうしないとなんて考えていたが、
途中から「ライブを楽しむ」という1番の本質を
忘れかけ始めていることに気づき
「公式からのルールを守って好きに楽しめばいいだろ」
と考え直してから気持ちが楽になった
(해금は私の教訓ソングになった)

そして6/2(金)当日
天気:台風接近により強風·大雨

当日までこんな試練をよこしてくる神様に
何故だか燃えたし
この試練を越えた先にユンギさんがいると思うと
余計に会いたさは倍増
今日という日が一生忘れられない
特別な日になることが確定して
ワクワクしてる自分がいた

数日前から何度も頭の中で
タイムスケジュールを組んでおいたおかげで
限定トレカの受け取り時間の確保と
グッズ詳細が発表されてからずっっっと狙っていた
会場限定ギターピックセットも無事ゲット
(あの強風と大雨の中、
ランドマークプラザ🔄ぴあアリーナを
NARUTO走り(←)で3往復したの一生忘れない)
気づけばあっという間に開場時間になり
緊張で息が浅くなりながらなんとか着席

ぴあアリーナおかしい(良い意味で)

聞いてない
3階スタンドが3階スタンドの距離じゃない
3階スタンドでこんなに肉眼で見えるなんて聞いてない

左右に赤と青のライトに照られ
雨と雷の音が余計に緊張感を増させる中、
とにかく開演までこの距離感に慣れなければと
飲み物を飲みながら何度も深呼吸し、
震える手で会場限定ラキドロ付CDを予約
(我ながらよくあんな精神状態で予約できたと思う)
そして遂に開演

いた
本当にいた
この世に
SUGAは、Agust Dは、ミンユンギは、
本当に存在した

だけど想像していたより何十倍も
身長もガタイも大きくて
目の前にいるのにしばらく信じられない自分がいた
でも映像で見ていたあの独特ノリ方、
身振り手振りを観て
本物だってジワジワ実感が湧き始めて泣いた
(あんなデカイ男だなんて聞いてないぞミンユンギ←)

ずっと心配していた掛け声は
後方でグループ参加されていた方々の勢いに
便乗させていただき声を出すことができた
(あの時のアミグループ様、
本当にありがとうございました🙇‍♀️)

そこからは夢にまでみた生で聴きたかった曲のオンパレード
目と耳に焼き付けるのに必死になった
ユンギさんの作った音楽
ユンギさんの歌
ユンギさんのラップ
ユンギさんの声
(身体の奥底にまで響くあんな低い声を聴いたのは
生まれて初めてだった)

本人に向かって
ペンライトを振れること
一緒に歌えること
名前を叫べること
こんなにも幸せなことだったんだと
ライブでの幸せを思い出させてくれた
そんな時間だった
生きていて本当によかったと何度も何度も思った
生きる糧をいっぱいもらった
泣いて笑って歌って叫んで
本当に夢の時間だった

終演後、
清々しい気持ちで雨風に打たれながら家路に着き
6/3はポップアップストア→ライビュ📽️
(愛あるダメ出しも今となっては良い思い出…ㅎㅎ)
そして6/4はオンライン
本当に幸せなことにイルコン3Days
全部観ることができた
私は本当に幸せ者だった

そんな幸せな3日間が終わり
全て出し切った私は
コロナになった
(なんてオチ)

アンコンまでに書き終えようと思っていたのに
ジョングクのソロがあり
あっという間にアンコンが始まり
そして終わった

D-DAYの活動が全て終わった後のことを
時折考えては虚無感と寂しさに襲われて
終わるのがすごく怖かったのに
まさかこんなに
晴れやかなで清々しい気持ちに
なると思わなかった

それもこれもユンギさんが
音楽とライブを通して
沢山の感情を見せてくれたから

このD-DAYというアルバムとツアーは
間違いなく私の人生に大きな衝撃と
沢山の感情と行動を解禁してくれた
そして沢山の愛と生きる糧をもらった

悲しいことに時と共に記憶は薄れていってしまう
でもどうしてもユンギさんと初めて会った日のことを
忘れたくなくて
こんな長ったらしい超自己満noteを作った
正直とっても自己満足した

本当に本当に本当にありがとうユンギさん
あなたの魂の叫びを実際に受け取ることができて
本当に幸せでした
そして全28回の公演、本当にお疲れ様でした
今度は7人で来ると言ってくれた言葉を胸に
日本からあなたの帰りをずっと待っています
でもその前に今度は絶対こちらから会いに行きます
愛しています
ありがとう
20230808

Future’s gonna be okay