中丸くん、好きでした。(超越の意)

凄い釣りタイトルみたいだけどこうしか書きようがなく…。好きを超えたという。
Fantasiaの思い出と中丸先生への感銘についてなどの備忘録。





目尻の笑い皺を見るのが好きだ。

というヘキは確実に、人生の半分以上 担当をやらせて頂いている相葉雅紀由来だろう。
若い頃からお顔いっぱいくしゃくしゃにして全力で笑って、「歳をとったらもっと深くなるんだろう」とほっこりしたものだ。やはり変わらず、深くなった笑い皺を見ると泣ける。
こんなこと、相葉さん以外でわざわざ注視して好きだと思う人いなかったかも。

ところがどっこい中丸くんの笑い皺もなかなかだった。
テンションが平坦で媒体毎の人格切り替えが上手くて感情がわかり辛い彼が、顔くっちゃくちゃにして心底楽しそうに笑っているとこれまた幸せで泣けてくる。安堵の気持ちもある。
中丸くんがあの表情でいれる時間が1秒でも長くあることを願って止まない。なるべく幸せでいてくれ、ついそう思ってしまうのは自分勝手なオタクからの呪いとでも呼ぶか。幸せでいるって大変だからね。

そんな情緒を抱く程度で、中丸くんが好きだ。
色々あって、いやないんだけど、偏屈人間的には紆余曲折して中丸くんに恋した。

忘れもしない2022/4/2のことである。大阪城ホールの一角にて私と目が合った時の中丸くんの絶妙な表情を、私は死ぬまで忘れないだろう。何度思い出しても好きだ。目と目が合う瞬間好きだと気付いた。dont wanna closed my eyes.はいはい。

詳細は下記参照 とは言えくそ長いから読まない方がいいです。

ざっくりそんな感じで去年のハニコンでどちゃくそ感情にされ、初めてのKAT-TUNライブなのにうっかり多ステして、それはもうとんでもなく楽しく、ハニコンの円盤が出るまでずっと思い出話をしていたし、円盤が出ても俺が見たハニコンの話をしつこくしているし、ハニコンのどこがいいかの話をまだするし、まだまだハニコンの話をすーーぐするし、まあとにかくずっとハニコンが超好きなのである。
書きたいこと多すぎてハニコンの記事書くの断念した。本編セトリ入るまでに4000字書いてたらそりゃまとまんねえよお前。

Honeyの開催時期は2022年というコロナに纏わるあれそれが徐々に緩和された時期、個人的にはKAT-TUNにハマって初ライブ。
逆に特別仕様の演出、全体としても個人的にも特殊な環境だ。思い入れも、思い出補正も一層強いだろう。


そんな状態をずーっと引きずってる中で2023年 KAT-TUN ライブツアー Fantasiaが発表され、福岡と宮城以外全公演入ることになった。強欲。

んめっっっちゃくちゃ楽しみにしていた。
コンスタントに決まった時期にライブツアーが行われることに心から感謝している。
このために私は退職時期を延長してふんばり(結局は退職するんだけど)、その結果繁忙期と人手不足による割増給料でがっぽり稼ぎ、相変わらずギアが入るとすぐメル狩ったり無駄遣いが多いのに、貯金が増えた。
これで今年のライブツアーも存分に楽しむぞ!という気概は十分あり、何なら11月から助走はしていた。

しかしまだハニコンの亡霊なのだ、私は。
ハニコンにのめり込みすぎた。
だから正直Fantasiaが、2回目のライブツアーが、ほんの少しだけ怖かった。

もし違和感を覚えてしまったらどうしよう。
あの感動に感情に、ハマりたての魔法がたらふくかかっていただけなら。

生存力の発生源をKAT-TUNに頼りっぱなしだ。よくないとは思いつつしこたま依存している。
それなのに「あの時の方が良かった」なんてうっかり感じてしまったらどうしよう。私はすぐ過去に拘る性分だし、熱しやすく冷めやすい方だと思うし…。



~そんな折に起こった珍事件についての余談~
2023年3月22日
ツイ廃中丸先生 爆誕

じんわりしていた12時間後――


〜余談 終わり〜


そんなこんなの供給過多でてんやわんやしつつ、
初手 大阪 4公演 参戦。

いやフルスロットルで楽しんじゃったよ。
ばちくそ楽しかったわ。
はい杞憂、と。

やっぱりすげえなKAT-TUN
なんか妙に嬉しかったです。
どうやら私はとんでもないコンテンツにどタマ(頭と魂)ぶち抜かれたらしい。


生の魅力というか魔力というか。今この部分を書いているのは大阪公演明け直後のタイミングなのだが、今やたらと中丸くんがかっこいい。顔が。顔がかっこいい。多分初めて言った。

※ハマってすぐくらいのツイート↓
いつもフラグと手の平返しがきれいだねぇ。


中丸くんが中の下だか上なんだかうんたらかんたら、今の私にはわからない。動いて息してる中丸くんがべらぼうにかっこよくて見るたびに声が出る。
恋をするとどうしてもなんでもかっこよく見えてしまうんだ。恋ってほんとすげ~~~~!!うっかり恋をし直しちゃったみたい。やだもう、照れるね。

そしてこれ以降、私は「中丸くんかっこいい」botと化す。それは元々か?
ライブ中ずっと「かっこいい」言う人にはなった。双眼鏡ガン見しながらブツブツと…。もう何しててもかっこいいわ。だめだこりゃ。



今回は適宜ライブ備忘録をしつこくない程度に挟んでおきたい。

とりあえず、KAT-TUNライブ構成について私的気づきがあったので貼っておく。

やたらとLamentのこと覚えてるの、セトリの効果もあるんじゃないかなと。

とにかく移動が上手いよねっていう。ほんと同じ話しかしねえなこいつ。




そんなこんなのそれはさておき、そんでよ。
いやまじあのちょっと、聞いてもらえます?座席の話なんですけども。

3/31 夜
スタンドN
がっつり下手位置の一番後ろ

4/1 昼
立ち見
バクステ下手側

4/2 夜
立ち見
バスクテ上手側



4/1 夜
アリーナ
Aブロック
4列目(実質前から2列目)
↑ こ、これなに????


しかも上手側。中丸くんの立ち位置こっちの方が多いの。目の前にいるの、中丸雄一。
肉眼で!目の前で!中丸くんの!SHE SAIDの!!!腰ぐいんぐいんを!!見ちゃったの!!!!すぐそこにあったの!GOLDが!!Sail on earthが!!!

逆に近すぎてメインステージが上昇してると3人が見えない!どこだ雄一!!!俺はここだーーッッ!2列目ーーー!!!
ダリラのイントロで「見゛え゛な゛いぃ゛ーーーッッッッ!!!!!(テンションぶちあげ)」て絶叫して、喉がすぐ潰れる気配を察知してそこからは口を固く結んだ。
こんなことなるんだ!?二度と入れないわこんな位置!

私を同行させてくれた神にまじで頭あがりません。席着いた時に「家賃とか払ったほうがいい…?」て言った。

この日は2公演目で血行が良くなっているのか、アリーナで真下から見ているせいか、この日の中丸くんの顔がやたらとシュッとしてて眉毛と目の位置も近くて凛々しくて本当にかっこよかったの。「いつもかっこいいんだよ」って諭されたけど本当にこの日は顔が違ったのっ…!気の持ちよう!違うの!かっこよかったの!!堂々巡りである。
(※円盤発売後の補足 MC集で確認したらやっぱりこの回のビジュアル良かった。4/1の夜ね。前髪いい感じなんで。)
こめかみから流れる一筋の汗も、後ろ姿でのライダースの肩甲骨の間に入る皺でさえもかっこよかったもん。後ろ姿をまじまじと眺めるのも、贅沢な時間で凄い好き。つむじとか後頭部とかさ…話逸れてる。

肉眼で見ると中丸くんむぇっちゃかっこいいのな。怒られそう。すいません。今更か。
今まで「あの時の中丸くんはあの時の地球上で一番かっこよかった…」とメロんメロんになった瞬間がよく考えたら肉眼で見た時ばかりなのは、そういうことだったらしい。レンズ越しでは中丸くんのかっこよさを100%は表現できないのだ。まじで怒られそう。いやでも本当に生の方がかっこいいよ中丸くん。芸能人マジック久々に感じたな。

前にツイッターで見かけたのを真似して、この日のコンタクトは保存することにした。
SHE SAIDの中丸くんの腰振りをすぐ目の前で見たコンタクト……!!!焼きついていてほしい。その時の塵とかは多分ついてる!ヨシ!


それと、その後影響を受けた大阪公演でのひと幕。

どこかしらの曲終わりの静寂で「中丸ー!愛してるー!」という叫び厨が。
苗字呼び捨てにちょっと笑いつつ、妙にぐっときた。(叫び厨好きじゃないけど)
「愛してるー!」て叫ばれちゃうんだ…え、えろいなこの男……。しかもなんか「中丸ー!」なのが尚良い。ほんで本人飄々と仁王立ちしてるんでしょう。反応したとしても「ありがとうございます〜」って全然笑ってない顔でひらひら手振って終いなんでしょう。言われ慣れてるんでしょ。僕三枚目です〜てスタンスでいながら。えろくね……?

これを機に「えろいなこの男…」の思想がついに根付いてしまった。でも叫び厨は好きじゃない。(2回目)



名古屋はざっくりまとめのみで割愛。
中丸くんがラジオコーナーで10代の上田担を「ケバい」と言ってしまったのはこの時。歯に着せた衣がすぐにめくれて本当に最悪。(最高)(最悪)



横アリ公演
気合い入れな!と中丸先生がツイッターで仰っておりました。入れました。気合い入れて6公演全部入った。気合い入れなくともずっと元気だった。相変わらず常にかっこいいbotしてた。喉はまじで潰れた。

本当にサングラスかけてきて壊れちゃった。私が。


横アリ公演では4分の6が「スタンド」席だった。わかりますか?スタンド。横アリのスタンド。スタトロが真ん中を通るあのやば位置です。では今からまた自慢をします!!
耳(目)かっぽじって聴いて(見て)くれ!!!!!


5/3 昼公演
スタンド7列目(スタトロくると実質2列目)
超至近距離で中丸雄一から指ハートファンサを貰う(中丸担2人いっぺんに)

5/3 夜公演
スタンド3列目
上田竜也からにこにこピースを返して頂く
亀梨和也はこちらをがっつり見ていた
(隣にいた姉曰く、そうらしい。その頃私は中丸雄一を見ておりそれに気付かなかった。まじで最悪めちゃくちゃ凹む)

2023/5/3
つまりこの日、KAT-TUN全員からファンサもらった。
(あの亀梨和也を干した。まじでまじで最悪……)


まだある。

5/5 昼公演
スタンド7列目(また!?また。)
中丸雄一が一緒にハート作ってくれた。


絶叫した。
「大好き!!!!!愛してる!!!!!!!」
ついに私も愛してるを言ってしまうよ、そりゃ。

こちとら初ライブであなたにファンサもろて感情ドカーーンいってここまで好きを引きずってるんですわ。
それがこの、こ……え?何まじで?
いやもうそりゃめっちゃありがとう!!!!大好き!!なんだけど、なんか、人生オワリ?ていうかもうここで人生オワリでもいいんじゃねえか?
入ってる公演数多い方だろうから数打ちゃ当たる状態ではあるが、私の横アリ参戦まじでどうした???????怖いよ今後の人生が。まじで遠征中に家に泥棒入られたりしてないか怖かった。入ったとしても家中の中丸雄一ポスター雑誌切り抜きなどは絶対に触れるな。冷蔵庫は持っていかないで欲しい。IGNITEの中丸くんのポスター貼ってあるから。あれ見つけるの結構大変だったんだよ。爆盛れ雄一くんだもんね…。
恐る恐る帰宅したが家は無事だった。

この件についてはもちろん永遠に自慢するぜ!
と、同時に亀梨くん…ごめんね……ごめん…………永遠に引きずる……今これ書いてるだけでも凹んできた……。だって亀梨くんだよ……。絶対こっち向かないとわかってる中丸雄一の後頭部を凝視すること優先した……なんで…………。


〜余談〜
この時家は無事だったが、7月に財布を失くした。多分盗られた。生まれて初めての経験である。
クレカもキャッシュカードも自己証明カード系も家の複製鍵も入ってた。めちゃくちゃ凄いやばいね。
でも「まあKAT-TUN全員から、中丸くんからは2回もファンサもらったし、これくらいのマイナス起こるか」と合点がいったので凹まなかった。
失くしたことに気付いて真っ先に心配したのも「財布にレアな中丸くんの写真とか入れてないよね!?」だった。遊戯王カードかよ。
ていうかKAT-TUNからのファンサなかったら立ち直れなかったかもしれない。
鍵は建付け悪かったから交換の良い機会になって良かった。変なところ前向きだよなあ。呑気とも言う。余談終わり。


そして舞台はオーラスの地 静岡。

オーラス前日の昼公演、こちらもフォロワさんの全力親切に全乗っかりで入らせて頂いたら、バクステ・センステ・中央花道・上手側花道を至近距離で全網羅出来る神席であった。アリーナのあの三角州のとこ。
上手側花道とバクステ超ちっっけぇの。FLIGHTで丁度座る時の位置じゃん!スタライ中丸テリトリーじゃん!!距離見た瞬間悲鳴あげた。
近い時の難点は記憶がなくなりやすいことである。「夢で逢いたい」で見上げた中丸くんの顎の下ばかりを思い出す。肝心のスタライの記憶…まじでねえな……。なんか白くておっきい影がぼやっと……。


さてはてオーラスを迎えるにあたり、私は割りと落ち着いていた、というより実感がなかった。
名古屋 4/26-4/27
横アリ 5/3-5/6
静岡オーラス 5/13-5/14
と、ここ全部入ったのでスケジュールがぎゅっっとなりすぎていて「いやまだあるやろ?」という感覚で、まさかこれで終わる気がしなかった。

オーラスについては備忘録記事を書いたのでここで更につらつら書くのはやめておく。(本当に備忘録だから親切さは皆無です。)

キプフェで客席をじっと眺めてた中丸くんとアンコール拍手中が一番涙腺にきた。
中丸くんに「これからも共に人生歩んでこうな!」て言われた時多分「うぉ゛~~~~~!!!!!!」て吠えたと思う。乙女筋、在庫切れでした。


開演前に降り始めた雨が終演後には止んでいたことがやたらと印象深い。
会場から出て目の前いっぱいに広がる、日暮れにかかる薄汚れてまばらな雨雲と、静岡の澄んだ空気に混ざる雨上がりの程よい湿気と、彩度明度の低い景色にちょみっとだけ浮かぶ街頭に、清涼感と寂寞感と興奮が満ちていて妙に良かった。

「雨止んだね、KAT-TUN」と空を見上げて心の中で独り言ちポエムしながら帰路につく充足感ったら。何物にも変え難い。



「まだあるやろ?」の感覚から、実際終わった時にはどういう感情になるんだろうなあとは思っていたが、翌日から待っていたのは「放心」。
なんとも言語化出来ない気持ちだった。
散々好きだと言って、愛してる!!!とまで吠えちゃって、そこら辺が増幅するんだろうと思っていたのにそれどころじゃない。気持ちの輪郭が定まらない。“感情”を超えてしまった?みたいな?

恐らく「腑に落ちた」のだ。
ストン、と体の真ん中に落ち着いたような感覚。だから気持ちの持ちようも何もないのだろう。
早いよ、この段階にくるのが。まだ履修1年半なのに。年月の問題ではないのだが、私としてはこれは本当に早すぎる。まあ始まりも超スピードだったんだけど。

気持ちの落としどころはここら辺だろうと納得する傍ら、脳は夢と現の間でぼんにゃり揺らめいていて、「すぐそこに中丸くんがいたんだ、私はKAT-TUNのライブに行ったんだ」という事実に無理矢理着地しようとしたら脳が更にバグり始めた。

君を認識出来るだけで良い。
量子力学みたいな話で、私が観測することでそこに確実に中丸くんが存在する、ということになりたまらない気持ちだった。
世界というのは自分の認知の中にしか起こらない。
この世界の中で、確実に中丸くんの存在証明をするために、私の認知の中に中丸くんを確定させるために、今私は私のために生きて、中丸くんを認識し続けている。

すっかり好きを超えちゃったよ、中丸くん。
元々墓まで連れていくつもりではあったけど、こんななるか。いや何、これ?

ここらでオチへの助走をと思っていたのだが、ありがたく驚くことに2023年の中丸どでか供給はこれで終わらなかった。(亀梨くんと上田くんも色々ものすごい)
もう私こんな状況で腹ならぬ腑がいっぱいいっぱいで認識するだけでも処理追いついてないんですけど…。




5/25
Fantasiaオーラスから10日ほど経って、その報は届いた。

依然としてFantasiaに行った実感も終わった実感もない放心状態が続いており、全部が夢だったのではないか、となかなか意識が現実に戻ってきていない。ぼーっとして脳と体に力が入らない。
しかし時間は止まらない。オーラスの翌週はFantasiaのリリイベがあり、怒涛のレポが流れてくる。おあー、ついていけねえ。
梅雨直前の寒暖差で心身も毎日ぐったりしている。
この状態で、暫くぶっとぶほどの楽しみはなしか…きついな…私の生命力はいつになったら戻ってくるんだろう、あと一か月以上はかかりそう。
と、色々悶々としていた最中であった。


『中丸雄一 アフタヌーンにて漫画掲載決定』


ぶっとんだ。



いつまで惚けてんだと脳引っぱたかれたのも束の間、3日後の5/28(日)が更にすごかった。シューイチがあって余計に色々。そらもう色々。

一件目についてはお察しください。これがまたね…凄い…凄かった。かっこよかった。中丸くんのコメントで私は腹括った。

更に更にダメ押しでこんなものまで出てきちゃう。

この情報過多っぷりと衝撃と興奮と感動が伝わるだろうか。もうひっちゃかめっちゃかどったんばったん考え込んで惚れ直して喜んで泣いて笑ってメロってまた笑ってと大騒ぎの一日。一日でこの量って。ライブ並だよ。
お陰様で放心状態から抜け出せました。放心してる場合じゃねえ、中丸雄一オンステージに拳を突き上げねば。

たまげ続けて感銘受けっぱなし。
なんか、もう、すっごい。すっごいなって……。事務所の件へのコメントも、連載に至るまでの経緯と努力も、連載が決まってもちゃんと冷静なところも、ボツになった初期案も、あとそこにぶっこまれるピザが性癖の人のツイートも。どういう思考回路で出てくるんだよその喘ぎ声は。もう「すごい」としか言いようがない。お手上げ。

腑に落ちたところをまたハラワタ破かれたみたいな。てめぇの腹ん中なんぞにおさまってたまるかと。その程度の俺じゃねえぞと。
手に負えねえ、理解の範疇を優に超える、常に盲点から殴りかかってくる、このとんでもないスピード感と濃密さが"中丸雄一"だ。そういえばそうでした。

そんな風に中丸くんって本当に凄い人だな、凄いかっこいい人だな、凄い面白い人だなって改めて魂を揺さぶられちゃったのである。



さて、オチへの助走を今度こそするにあたり、再び相葉雅紀との思い出話から始めたい。

中学生の頃、相葉担だと言うことに恥じらいがあった。
周りがKAT-TUN担ばかりの中で唯一の嵐担というだけでも「変わり者」という扱いで、「松潤は確かにナルシストすぎてきついけど(笑)翔くんとかニノじゃなくて相葉ちゃんなの?(笑)」という旨の発言を何度されたかわからない。親にも言われた。
もちろん相葉さんは悪くない。そういうことを言われてしまうような、私の人間性と当時の立ち位置の問題である。当時は自分の好き嫌いにまだ自信がなく、主張を突き通せる強さがなく、中途半端に中途半端なやつだったせいだ。

なんてことは時間が経つと解決したというか、ただ私が当時よりは少なくとも大人になったおかげというか、相葉さんがずっとイイ人でい続けてくれてるおかげというか。なんか色々。
ていうか普通に中学の環境が悪かっただけだと思う(笑)
高校生になる頃からは何と言われようとも堂々と相葉担だと主張していた。

「嵐の相葉ちゃんが好き。」

ずーっと言ってる、そのうち鼻をめちゃくちゃ高くして言うようになった。年齢を重ねる毎に鼻が高くなる。

「私!嵐の!!相葉くんが!!ずっと好きなんですよぉ!!そう!あの相葉くんです!やっぱり相葉くんですよ!そうなんですよーめっちゃいい人なんですよ~!」

初手の自己紹介は大体これ。いや流石にそれは盛ってるな。いや大体こうだわ。


相葉担であることは私の唯一の誇りだ。
胸を張れる自慢の自担。
どや、私の男見る目、最高でしょう?と。
本当にこれだけ。 “唯一”だ  った。


中丸くんを知ってから、中丸くんがずっと面白くてかっこよくて最高だった。
何をさせても面白い。発言や姿勢も信頼しかない。
ゆるいようで頑固な精神が時に面白く、時に痺れるほどかっこいい。
見てくれ、アイドルだというのにツイッターがこんなに面白いことあるか?
めちゃくちゃ面白いんだけど、この人。
もちろんツイッターだけじゃないよ、あれも、これも、それも、「自慢」したい。

アイドルしながら漫画連載決まったんだよ、中丸くん。もちろんそれに調子乗ったりしない、ちゃんと現実見て、研鑽を積んで、まだまだ夢へ一歩ずつ進み続けている。
すごすぎない?すごいでしょ、私の自担、すごいでしょ?
皆見て、褒めよ称えよ崇めよ、中丸くんってこんなにずっと凄い。

(既に色んなところでしてはいるけど)これからも出会う人に私はいくらでも声を大にして伝えたい。そう、これからはこうなる。

「相葉くんのことずっと好きで!まだ歴浅いんですけど中丸くんもめっちゃ好きで!いやもうどこから話します!?最高なんですよ私の自担たち!!そうなんですよ相葉くんほんとめっちゃ良い人で!あのね!違うの!違わないんだけど!中丸くんまじめっちゃべらぼうにかっこいいんですよ!どっちから聞きます!?」

 シミュレーションしたらこうなった。声のボリュームは落とせ。自慢するのは結構だが自担の品位を下げてる。

虚無との対話シミュレーションはともかく、誇れることが増えたのである。それ自体が私は嬉しい。このひねくれ者が素直に嬉しいと思えることも嬉しい。

中丸くん、ずっとなんかこう色々すんごいアイドルでいてくれてありがとう。言い尽くせないほど、表現する言葉を失うほどに最高です。





「相葉雅紀」と私の人生において付き合いが長すぎて、抱く感情にあてはまる言葉がない。

中丸くんへあてる言葉もすっぽり無くしてしまった。
”好き”だったよ、中丸くん。こちらもこちらで「中丸雄一」という名のナニカと成った。

私が使える言葉において一番近しい表現をするなら、君たちは私の右心房と左心房、私を生かしてくれる今の私を成り立たせてくれてる存在。決して冗談でも過言でもない。

だから死ぬまでここにいる。
だから死ぬまで私は相葉担で中丸担だ。
だから死なば諸共、許してくれるなら行先が地獄であろうと付き合わせて欲しい。

そして出来ればたくさん笑い皺を見せて欲しい。
幸せでいて欲しい。
私の幸福という感情は、その溝の形でかたどられている。


もしかして、私が知らなかっただけで人はこれを愛と呼んでいるのだろうか。
なんつってな。

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