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カーン・アカデミーがAIを導入し、先生用のスーパー時短ツールを作ってくれた!

仕事から帰ってきた夫がいいことを教えてくれました。

カーン・アカデミー(Khan Academy)を知っている人は多いと思います。無料で利用できるオンラインの教育プラットフォームです。サルマン・カーンが2008年に始めた事業で、数学、科学、歴史、物理、コンピューターサイエンスなど幅広くカバーした教材マテリアルを、個人のペースで学習できることを目的に提供しています。

そして今、サルマン・カーンはAIを使った教育プラットフォーム「カーミンゴ(Khanmingo)」を先生に向けて制作し、昨年から提供し始めているようです。Khanとスペイン語のamigoを一緒にしてKhanmingoなんだそう。

どうこのカーミンゴは先生の仕事を助けてくれるのか。

生徒がカーンアカデミーを使っている場合、そのデータにアクセスし、生徒の状況をアナライズしてくれるのだそう。設定したゴールに到達しているか、していなかったら今は何%の地点にいるのか、などなど。

また学年と科目ごとに細かく分かれたメニューからレッスンプランを作成してくれたり、レッスンの理解度がイマイチだったら分かりやすい説明の仕方を教えてくれます。また生徒の食いつきがイマイチだったら「このトピックをフォートナイトに絡めて面白いレッスン方法はないか」と質問すればアイデアをチャチャっと出してくたりする。ちょっとしたアセスメント用のクイズ問題集も一瞬で作ってくれる。

もちろんこれらは ↑ やろうと思えばAI無しでも出来ます。ポイントはそこではありません。ここでのポイントは時間がセーブできることです。膨大な時間がセーブできる!!!

生徒はカーンアカデミーを使っていなくても、先生はカーミンゴを利用することができます。また学区が導入を決めなくても個人で使えると。ただこのシステムはカーンアカデミーのように無料ではなく、今現在では1ヶ月9ドルの利用料金がかかります。らしくないなと思ったのですが、説明を聞いて納得。GPT4の利用料金を払う必要があるからだそう。というか、9ドルって安くないですか? 3.5は無料ですが、私は4を利用するために毎月20ドル払っていますもん。

私の住む州というか学区ではまだ導入されていませんが、ニュージャージー州では利用を始めた学区があるそうです。素晴らしい!! 

夫に「スペシャル・ニーズについて何か言及していた?」と聞いたところ、彼の聞いたプレゼンでは何も言っていなかったそうです。発達障害に配慮されたバージョンが出てきますように!

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