見出し画像

【独り言】月光~妖精と龍~ こぼれ話し

お礼

 お陰さまで、最後まで書き切ることが出来ました。
これも、ひとえに皆様の温かいスキやコメントのおかげです。
 そして、KeigoM さんの寛大なお心に、本当に感謝致します。
KeigoMさんのお描きになる絵の、「妖精の国」シリーズのみならず、日々投稿されている絵でイメージが合うものがあると、『昨日のあの絵、使わせてください!』と図々しくお願いしていました。
すると、KeigoMさん、『いいよ、いいよ』と(多分少し呆れて)快諾して下さいました。
心よりお礼申し上げます。

🧚‍♂️🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🧚‍♀️

 最初の前後編は、KeigoMさんがお描きになった絵と文章から続きを書きたくなってしまい、お願いして書かせていただきました。

前半と後半でミリーの性格が少し違っちゃったなぁ。
と自分で思っております。
前半はもう少しお淑やかでしたね。
大人っぽいと言うか。
後半は、続編のミリーに近い感じです。

この話は、これで終わりにするつもりでした。
二人はこの先どうなるのかは、読んで下さった方に委ねようと。

するとですね、有り難いことに、コメントに「続きが気になる」、「続きを書いて」と言うものが幾つか届きました。
連載は、ある程度定期的に投稿しなければいけないので、出来るかどうか、やるかやらないか、かなり迷いました。
私は、書くなら最後の着地点をどうするかを決めないと、不安で書き出せないんです。
しっかりしたものでなくても、プロットの様な感じで、最後はこうする!と、決めて書き出します。

今回は、かなり完成形に近いものの最終話を書きました。
そこに前後編を繋げていけるかを考えました。
手書きで5話目ぐらいまで書けた時、
『あ、コレ、行けるかも。』
と感じて投稿を始めました。
本当に最後まで書けてホッとしています。

🧚🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🧚‍♀️

登場人物(妖精)はKeigoMさんの「妖精の国」に出てくる妖精さん達に出てきて貰いました。
ユキマーさん、ゆみん、ルーナ、カズミーさん、アメリアさんはKeigoMさんの「妖精の国」から来て頂きました。
ソラ、アウル、シュエット、蒼向、梨花はオリジナルです。

ソラは、根は良い子です。
でも、まだ幼くて相手の気持ちを考えるところまで達していなかったのですね。
あの失恋で、いろいろと大人になった模様です。
きっと良い相手に巡り会って、ソラらしく元気でハツラツと過ごしたと思います。

アウルとシュエットは、両方ともフクロウと言う意味です。
アウル(OWI)は英語、シュエットはフランス語のchouette(メスのフクロウ)から名付けました。

アウルはとても良い仕事をしてくれて助かりました。
年長の妖精さんにミリーの相談に乗って貰うことも考えたのですが、どうも上手くいかず、妖精ではないフクロウのアウルに相談役になって貰ったところ、すんなりとお話しが進んだので良かったです。
アウルとシュエットは 暁飛やミリーの良き友達として、先生として過ごしたのではと思っています。
そして、2人の子孫達が代々清涼の谷に遊びに来ているのではないかと思います。

暁飛の親の『蒼向』と『梨花』。
2人が番になったのが、ずいぶん晩年になってから、という裏設定がありました。
もっといろいろ教えてから一人立ちさせたかったのですが、少し離れた隙に他の龍に追い出されてしまって、とても責任を感じていました。
梨花は、そのショックで悪化してしまったのでしょう。
蒼向は他の龍を恨む時間も惜しみ、暁飛を探していたという設定がありました。

そして、忘れてはいけないのが『ケイゴさん』
当初、暁飛の親の話しや「龍神にならないのか?」と言うのは、姿の見えない神様が青い花のところで、話し掛けてくる、っていうのを考えたのですが、姿が見えないと場面が想像し辛いのと、話に動きが出ないのでやめました。

見回り中に他の龍に出会って、という展開で少し書き出したのですが、なんだかそっち方面へ かなり壮大な話を作り出さなければならなくなりそうで、本筋から外れてしまいそうだったので、それもやめました。

さて、どうしようかと悩みました。
『ミリー』の名前の由来って何だろうと思った時、ミリーはどこで生まれたのか?と思い至りました。
KeigoMさんの過去の記事を拝見していた時、『幸せな色ばかりの季節』の中に写真付きで紫のカンパニュラの事を書いてらっしゃるのを見つけました。

あ!これだ!と思い、早速使わせて頂く事に。
その時 keigoM さんに「ミリーの名前の由来って何ですか?」とお聞きしました。
そのやり取りのなかで、KeigoMさんに登場して貰って名付け親になって貰おう!と思いつき、
『ケイゴさん』が誕生しました。
そしたら、スルスルと話が進みまして、しかも『ケイゴさん』、暁飛の親に会ってるじゃん!
ついでに龍神様にならないのか聞いて貰おう!
と、仕事を押し付けました。

てなわけで『ケイゴさん』に仲間の龍や、神様の代わりをして頂きました。
KeigoMさん、ありがとうございました。

 ここで大きな忘れ物をしてしまいました。
フォロワーさまで、「私もエキストラでチラッと・・出る訳ないか。」と、おっしゃってくれた方が いらっしゃいました。
どうしょうかなぁ、と考えて「あ、ケイゴさんの孫の名前をその方のお名前にしよう!」と、思っていたのですが、打ち込みの時にすっかり、さっぱり忘れて、お名前を出しそびれました。
tohrudcさんごめんなさいm(_ _)m
裏設定です。
『ケイゴさん』の孫の名前は、『トール』です笑笑

 noterさんのミズノさんが、ミリーがカンパニュラから生まれた時の絵を描いて下さいました。
今回は載せることはできないのですが、皆様にお見せしたいので、他の機会にご紹介させて頂きたいです。
ミズノさん、ありがとうございました。

🧚‍♀️🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🌷🧚‍♂️

 最初に最終話を書いたことで、何となくですが、書きたいテーマが決まってきました。
「愛」「恋愛」「友情」「繋がり」「命」です。
特に命。
生きている時に精一杯生き、残されたとしても、乗り越えなくても克服しなくてもいい。
先に逝った人を思い、その人を心に留めて日々を生きる。
そういうことが、うっすらと伝わればいいなぁと思っております。

最終話で、間のストーリーが決まっていないうちに 「ケンカをして愛が深まった事」を書かいてしまったので、「空布」からのケンカ、そしてミリーの
「イーーーーーだ!!」
に繋がりました。
あのシーンは少しばかり気に入っています。
ミリー、怒っても可愛いなぁと。
「空布」の言葉を快く使わせて下さった みぞおち空間さん、お陰さまで重要なアイテムになりました。
ありがとうございました。

ファンタジーは初めての試みでした。
異世界物等を読むのは大好きなのですが、書くとなると、頭の中に別世界を展開するわけで、出来るかなぁと不安もありましたが、KeigoMさんの絵があったので、とても有り難かったです。
逆にKeigoMさんの世界観を壊していないかが、心配でした。

拙い作品を読んでくださり、皆様には心から感謝申し上げます。
スキを下さった方、温かいコメントを下さった方、重ねて感謝申し上げます。
この作品に出会わせて下さったKeigoMさんに、最大級の感謝を申し上げます。

本当にありがとうございました。
最後に、作品に使わせて頂いた絵を紹介させて頂きます。

皆様の上に たくさんの幸せがあります様に。
                 光川てる

順番が前後しています。
お許しくださいね。

ヘッダーの絵
この絵が切っ掛けで、お話しができました
暁飛の滝
KeigoMさんが書き下ろして下さいました
ユキマーさん
妖精の国
カズミーさん
妖精の国
奇跡のコラボ!ストーリーを伝えていないのに
イメージピッタリの絵を描かれたので、
ワガママを言って使わせて頂きました
清涼の谷
『月光』のイメージで書き下ろして下さいました
次元の狭間
元の大きい絵の一部分を使わせて頂きました
花畑
これも絵の一部分を使わせて頂きました
ルーナ
妖精の国
悩んだ暁飛と偶然会った時
暁飛が滝から出てくる時
これも書き下ろして下さいました

KeigoMさん、いろいろワガママを聞いて下さりありがとうございました。
これからも、妖精の国がずっと続きます様に。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?