素敵な出会い③
Instagramで発見したお洒落なBARでカクテルを楽しんでいる。
ドリンクを作ってくれたYさんは元々郵便局で仕事をしており異業種からのスタートだという。
飲食店で働いた経験はあるものの、本格的なBAR勤務はこの店が初めてで、でも店長の指導が良いから、おかげさまで楽しく働けています。
と、にこやかに話された。
へ~店長さんってどんな方なんですか?
と僕が尋ねると、
あぁ、あちらの女性ですよ。
まだ20代なのにこの店のメニューをすべて監修しています。
すごいですよね。
と示された先には見習いのバーテンダーだと想像していたうら若い、そして日本料理店の某坂道系アイドルに引けを取らない美人がいた。
天は二物も三物も与えてしまうから不公平だよなと思いつつ、まるで「フェルマーの料理」に出演してもおかしくないような素晴らしい才能をもつ店長に心惹かれた。
誤解がないように何度も申し上げますが、現在僕は独身で恋人もおりません。
その日本料理店に勤める坂道系アイドルも上記のBAR店長様も大変魅力的な女性だけれども別段どうこうしようという下心は一切ありませんので、悪しからず。
調子に乗ってカクテルを飲み過ぎた。
しまった、今日は例の日本料理店に行って昨日飲めなかった大吟醸「北の錦」を飲む約束をしたんだ。
でも酔いが回って油断したら即寝落ちするような状況の中、「走れメロス」のように乃木坂の彼女と交わした約束を果たさなければならないという謎の使命感に燃える自分がいる。
果たして約束は守られるのか?
④に続く。
今日も皆様にとって、良い一日でありますように。
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