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飼い犬


   これは幼少期から高校~大学までを出た、ほとんどの人が陥る、削られちまった本能で生きている人たちのことである。
   タテマエとホンネがはっきり分かれているので、サラリーマンに多いかもしれない。いわゆる『宮仕え』。
   人は誰しも、集団のルールを無視できないものだ。
仮にそれをしたら、ジコ中、勝手し放題のレッテルは覚悟しないと。
   また、仮面夫婦になるのも、このタイプの者同士がほとんど。
   「世の中こうすればいい」
   と識(し)らず識らずの間に教唆されているので、常識家ぶっていることが多い。
基本的に保守的だから、特段良くもなく悪くもない人生だろう。

   この勢力を基本数の100とする


  

負け犬


   この競争社会で、表舞台からはじかれた人たちの総称。
企業内でのリストラや左遷の憂き目に遭うことはもとより、健康を害してしまった人たちも含まれる。
   いわゆる“負け組”ともいえるが、這い上がるチャンスはなくもない。

   この勢力は20


  

野良犬


   いわゆる「外野」「在野」の人たちである。
   ワンワン吠えても、あまり注目もされない。
   というか、この種の人びとは、あまり自己主張をしたがらないし、しても伝わらない。だから下野している。
   ニートで漂流したり、いかに時間をつぶすかを真剣に考えていたり・・・。
   組織の枠には囚われないが、課されているものがないから、表情はおのずと締まりがない。
   実は私、このタイプ。

   この勢力は10


  

番犬


   いわゆる「司直」タイプ。
一度決めたことは必ず守りたがる。
   これが行き過ぎると、他の人たちの小さなほころびも見逃せなくなり
「だからアンタはダメなんだ」なんて平気で言うかもしれない。
   モラルの点でも厳しく、潔癖症気味。女性に多い。
   実の母親がこのタイプ。

  この勢力は2


 

猟犬


   SかMかと問われれば、間違いなくSだろう。
   仕事を取って来る営業マンも、人の首を盗るのとさして変わらない。
   何かをゲットすることに無上の喜びを見出すのがこれの最大の特徴。
   中小企業の社長さんなんて、ほとんどこれじゃない?

  この勢力は1


  

一匹狼


   犬ではないが、前出の 猟犬~よりも強く、孤高。
   企業内自由人とか、独立している人が多いはず。
   確たる自己主張をしており、論戦でも負けないだろう。
   飼い犬とは一線を画すが、飼い犬の中から、ほんのわずかな確率で、これになる人が出てくる可能性あり。

  この勢力は0.3


  数値はあくまで目安です。


いかがでしたでしょうか?
この記事は10年以上前のAmebaブログから引っ張ってきて、若干手直しして載せました。
世の中、いろんながいます。

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