投資未経験者さんが、退職金から投資デビューは
しない方がよいと私は思います。

いきなり退職金から投資スタートよりは、
若い時期にジワジワと自分の投資心理に慣れておく方が
よいのでは？と思っています。

なぜなら。。。
投資によって
心が疲れてしまう場合があるかもしれないからです。

投資をするなら、若いうちに出来る範囲でスタートし、
自分の心理状態のクセみたいなものを知っておく必要があると
私は思っています。

必ずもうかる投資なんていうのは、ありません。
そういう投資があるとしたら、それは、きっと怪しい商品です。

投資は、利益がでたり、損失がでたりします。

お金が絡むと、なぜだか、
人は、思いもよらない行動や心理が働いてしまいます。
お金っていうのは、依存性が高いものなのだと私は思うのです。
上手くいっている時は良いのですが、
上手くいっていない時の心理状態というのは、
自分でも気づかなかった自分が出てきたりします。

分かりやすく行動心理パターンを書いてくれている記事がありました。

相場の上がり下がりで一喜一憂して疲れてしまったり
リーマンショック級の相場大波乱が起きた時に持ちこたえられるのか？
などなど。

私は、個別株式投資からのスタートでした。
自分で探した企業の株を買う。
その企業の株価が上がると、自分へ自己評価もあがり
一方、株価が下がると、このまま下がってしまったらどうしよう？
という不安が一気に押し寄せる。
寝ても覚めても気になる。
長く持てば持つほどその企業への愛着もわき、
次第には損切りできず塩漬けという状態になり。。。
ずーーっと、損を抱えながら過ごす日々。

私は、そういう投資方法を続けて、かなり疲れました。

こんな疲れ方を定年退職後にしたくはないです、私は。

投資でハラハラドキドキを味わいながら過ごすことが楽しみならば、
それはそれで、ジャンジャン楽しんでみたらよいと思います。

相場が上がったり、下がったりした時の
自分の心のあり方。
それは、若いうちに経験しておいた方がいいと思うのです。

だから私は、
投資未経験者さんが、いきなり退職金から投資スタートよりは、
早い時期にジワジワと自分の投資心理に慣れておく方が
よいのでは？と思っています。

#この経験に学べ