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人気のペットたちがおうちに来る前に😭💦

 皆さんこんにちわ。ワンちゃんネコちゃんを飼っている方もこれから飼われる方にも
そのほかに動物が好きな方にもそれ以外の方にも知っていただきたい本当の実態をお知らせします。そして知ってもらうだけでなくてこれからどうするべきなのか今一度考えていかないと行けない大問題です。
今回は読者にしっかりと読んで頂きたい気持ちとこういった実態を無くしたいという気持ちであえて写真を載せておりません。
ご了承ください。

人気の可愛い子たちの裏にある本当につらい闇


パピーミルの存在
決して全てのペットショップやブリーダーさんがそうだということではありません。
ただ、知っていただきたいことがあります。「人気があるからこそ、売り手による乱繁殖が激しくなる」ということを。

実際に、パピーミル(子犬工場)が存在します。
ここでは不衛生で身動きが取れないほどの小さな檻に繁殖犬(母犬)を閉じ込め、何年も産ませ続けるという行為が行われています。遊びも知らず、散歩も知らず、最小限の餌と水だけで、子犬を産むだけの毎日が産めなくなるまで続きます。不衛生や不健康、近親交配などで先天性疾患を持った子犬が産まれることも珍しくありません。
私の知り合いは繁殖犬の保護活動にボランティアで参加し、そのあまりにも凄惨な姿に心を痛めてしまい、一時期塞ぎ込んでしまったことがあります。

売れない子の行方

乱繁殖による遺伝性疾患や成犬になって売れ残ったりした犬はどうなるのでしょう。

3年ほど前の動物愛護法の改正により、ペットショップで売れ残った動物を終生飼養に反するという理由で行政は引き取りを拒否できるようになりました。
これで乱繁殖や売れ残りの殺処分は減ったかと思いきや、有料で引き取る業者の需要が増えました。引き取り屋と呼ばれ、一度に大量の売れ残りを引き取ります。不衛生で悪環境な中に大量に閉じ込め、健康管理もされずに虐待ともいえる状態に置かれる場合が多いと問題視されています。
2年ほど前には一度に80匹を引き取った業者が殆どを死なせ、河原に放棄した事件も発生して報道されました。

表に出なくとも、各地の保護団体が保護活動や摘発に力を入れていますが、いたちごっこは続いています。

飼手には人気の裏には「こんなはずではなかった」ということも


もうすぐクリスマス。「人気犬種が〇〇%オフ」などとペットショップもクリスマスセールの賑わいを見せ始めました。
でも、よく考えてみてください。
命を飼うとき、そんな商戦に乗ってしまって大丈夫でしょうか?

実際、周りに人気で飼いやすいと選んだのに、もてあまし気味の飼い主さんがいます。
不適切なしつけのせいでもてあます

言うことをきかない

小さくて手がかからないとは言え、適切なしつけは必要です。
チワワやトイプードルは賢いので本来はしつけがしやすいのですが、賢いがために悪いことも早く覚えます。可愛いさのあまり、やることなすこと許してしまう。そんな繰り返しで犬は許されることを覚えてしまい、後からしつけようとしてもなかなか聞きません。

家の中ではやりたい放題、外では犬を見ると吠え放題、子供のうちに甘噛みを放置したための噛み癖・・・
そのうち安易な飼い主は「この犬はしつけを覚えない」と犬のせいにし、もてあまして、最悪の場合、飼育放棄する人も出てきます。

私の周りでは、1歳前後で犬をもてあましてトレーニングに出す方がよくいます。
後日話を聞くと、トレーニング中はちゃんとしていたのに、帰ると全く変わっていないと嘆く方が多いことに驚きます。
しつけは犬だけの問題じゃありません。飼い主も変わらないといけないのです。「そういえば見なくなったね」という犬が何頭かいて、どうなったのか仲間で気にかけています。

無駄吠えがひどい

私が犬の散歩をしているとチワワやトイプードルがやたら吠えてきて、ひどいと威嚇して飛び掛かろうとしてくることがあります。このため、人がいない場所や時間を選んで散歩しなければならないというチワワやトイプードルの飼い主さんが何人かいます。

また、チワワ2頭を飼っていて、散歩中吠え止まないので一切外での散歩をしないという人もいます。
小型犬は「散歩が要らないのではなく、大きな犬ほど必要ない」のであって、その理解が十分でないために誤解している方が多い気がします。
聞くと、子犬の頃にほとんど散歩していないことが多いのです。
大人になって、いざ外に出ると人や犬に慣れておらず社会化できていないため吠えたり向かってきます。
多頭飼いでも犬慣れしているとは限りません。自分達だけの世界が出来てしまい、他の犬を威嚇します。
ちゃんと散歩して外でのコミュニケーションの取り方を学ばせないといけないのです。

病気やケガ

トイプードルやチワワは膝蓋骨脱臼や皮膚病になりやすいと言われています。他にもなりやすい病気はそれぞれあり、割と若いうちから発症しています。
関節保護のサプリを飲んでいるとか、既に膝の手術を受けたとか、目や皮膚病で毎月病院に通っている飼い主さんが周りにいます。若いうちに発症したのでこのまま10年以上は病院とお付き合いだそうです。

皆さんは覚悟してちゃんと面倒を見ていますが、病院通いは生活に制限が出るだけでなく費用もかかります。時間的制限や費用がかかり過ぎて、飼育放棄されてしまうケースも残念ながら世の中にはあるのです。

まとめ

きちんと飼われている真の飼い主さん、ブリーダーさん達のためにもあえて書きました。
人気は残念ながら売る側には商品としての見方しかさせなくなり、飼う側には命を飼う覚悟のハードルを下げてしまう現象を起こしていると思います。

この状況を変えることは容易ではありませんが、事実を知った上で一人ひとりが出来ることを少しでも考えることができたら、少しずつ変わっていくのではないでしょうか。

ここではわんちゃんのことについてだけを記載しておりますが、犬猫以外にもペットとして販売されている子達も悲しい思いをしてます。
今一度、いのちについて生きるということについてしっかりと飼い主が幸せに長く生きてもらう義務を果たさなければいけないし、このような辛いことがゼロになることが今のこの問題の目標です。


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